East End Wilder

自然を遊びつくそうぜ!!のブログ【ガチサバイバル】

ツリガネタケ【火種の携行】

どうも、布団に入ってから1分でイビキをかいて寝ることができるサバイバル愛好家のワンパクですぅ

今回はコンビニにふらっと行くような格好で、ふらっと2泊サバイバル野営してみたYO☆

氷点下でも爆睡&寝坊しチャウ♪

当然装備はゼロ

実際のサバイバル環境って災害時を考えると着の身着のままですからね

『火の保存』はライターなどの火器がない場合には、非常に役に立ちますよ!

それじゃあ、早速いってみよー☆

 

ツリガネタケ(アイヌ語:タッニカルシ)

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【ツリガネタケ(釣鐘茸)】タマチョレイタケ科ツリガネタケ属

広葉樹の枯木・倒木に群生または単生する多年性の白色腐朽菌

北海道東部ではカンバ類(シラカンバ、ダケカンバなど)に群生する小型系統のもの

子実体は側着生で無柄

形状は馬蹄形

幅2〜4cm、顕著な環紋と環溝が特徴で、傘の縁は管孔面より伸びて窪んだ管孔面を囲むようになっています

肉は硬いフェルト質で黄茶

管孔面は灰白色

管孔は多層、各層は厚さ0.5〜1cmで孔口は円形

はないので食べれないこともないけど、木の味がするだけで食用には適していません

野食についてはコチラ↓↓↓

 

アイスマンアイヌ、そしてマタギ

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イタリアとオーストリア国境付近の氷河で、男性の遺体が発見され、ミイラ化したその遺体は調査の結果、約5000年前の新石器時代のものであることが判明
氷河で氷漬けにされて見つかったことでアイスマンという愛称がつけられました

アイスマンは火熾し道具、先端が火打ち石でできた短刀、そして2種類のきのこを携えていて、1つがカンバタケ、そしてもう1つがツリガネタケとのこと

当時の用途としては不明ですが、薬としてもしくは火口や火種を携行するためだったと考えられています

昔、アイヌの方たちはこのツリガネタケをほぐして火口としたりしていたようで、現在もツリガネタケは『ホクチタケ』という別名があり、アウトドアのスペシャリストであるマタギ(叉鬼)もこれを使用したりするらしい

西洋と日本でこのツリガネタケを同じ用途としていたことは非常に興味深いです

 

火種の携行

苦労してせっかく熾した火を持ち運びたいときは、ツリガネタケをくすぶらせながら運ぶのが便利です

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これはツガサルノコシカケですが、カイメンタケなどこのような管孔状になっているものは、ほぐせば火口として有用ですが、携行するにはデカすぎます

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移動する距離にもよりますが、やはりこのサイズのツリガネタケが便利

着火は簡単

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ナイフや石で少し削って、そこに火種を置くだけ

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少しずつ燃え広がっていくので、時々フーフーしてあげて火種を育ててください

あとは次の焚き火場所まで持っていくだけです

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自然の中にはアウトドアに必要なものがたくさんあるので、常に目を光らせておくことが重要ですね

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最近はブッシュクラフトなど普通のキャンプよりも自然に近いアウトドアスタイルも人気ですが、さらにもう一歩自然に近いアウトドアスタイルが広がっていけば良いなぁと思うワンパクでした☆

ブログ記事にしていないワンパクのアウトドアライフもTwitterにて配信中です👍

Twitterを始めたばかりですが、おかげさまでフォロワー数が1,600人を突破しました🙇‍♂️

よろしければそちらもどうぞ♪

スカルトロフィー【野外収集】

最近忘れっぽくなってきました

加齢によるものなのか仕事に忙殺されているからなのか

友人からのお誘い、妻からの頼まれごと、やろうとしていたこと、自分の言ったことetc

どうも、元々忘れっぽいくせにそれっぽく言ってみたサバイバル愛好家のワンパクですぅ

悲しいことも嫌なことも忘れることができるからきっと人間は生きてゆけるんだと、またそれっぽいことを言っチャウ

連続ドラマや週刊マンガだって先週の内容を覚えてないし、何度も新鮮な気持ちで観れちゃうから、ワンパクは毎日が楽しいYO

必要最低限の装備すらおウチに忘れてしまうので、何も持たないサバイバルが自分には合ってるんだね

それじゃあ、早速いってみよー☆

 

そういえば埋めたよね…

すっかり忘れていました

暖冬とはいえ、大地が凍ってしまう前にやっておかなくては

庭にエゾシカの頭部を埋めたんだった

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「普通忘れる?」と妻から叱責されるけど、自宅の庭にエゾシカの頭が埋まってることなんて些細なことなんだよ

あれから8ヶ月も経っちゃったんだねぇ

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どれだけ分解されたかなぁ?

気になる反面、めんどくさい

スカルトロフィーにする工程が面倒なので土に埋めたのに、めんどくさい(笑)

そもそもコレ、ウチに飾るのか?

なんで持って帰ってきたんだろう…

あぁ、考えるのもめんどくさいので、さっさとやっちゃいましょう

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なにっ!?

雪積もっちゃってるんだけど…

昨日まで積雪ゼロだったよね…

めんどくささに拍車がかかったね

 

掘り起こしてみた

我が家は市街地にあるものの、キツネやエゾシカ当然のようにその辺を闊歩するような地域

埋めたエゾシカの頭を狙ってキツネが掘り起こしに来ることなんて日常茶飯事です

イタズラ対策として庭木を剪定したものを重りにして、ネットを張っています

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ペグを抜いてネットを取って、
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重り用の庭木をどかして、

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ぶっこ抜きましょう☆

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おおっ!かなり分解されてます☆
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草の根や土をほろってみましたが、骨にかなり土の色素が沈着していますね

洗ってみて、色合い的に気に食わないようなら頭骨の部分だけ漂白するのでまぁいいさ

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風呂場に置くと、この存在感たるや…

洗うと頭蓋骨の中はワラジムシの越冬場所になっていたようで、200匹ほど出てきました

苦手な人がいると思うので画像はアップしませんが、全員もとの場所に越冬用に段ボールを丸めたものを埋めて、そこに逃してあげました

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洗っていると歯や小さな骨など欠損部分が出てきたりするので、後ほど接着剤などで補修します

しかしこれはどう見てもキタキツネの犬歯

イタズラに来たキツネのものかな?
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鼻の中の骨は崩れやすいので、慎重に洗い流します

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退廃的な色合いでけっこう良いかも☆

 

飾ってみる

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いや、なんかちょっと角が立派すぎて邪魔だわ

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てか玄関にコレは…なんか…さすがに…変な人住んでますよーって感じだよね

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じゃあここは?

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ワンパクの部屋の入り口は?

やはりダメね

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うわぁ!!めっちゃ我が家の元野犬が食らいつきそう!!

オヤツじゃねーよ

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結局、我が家の自作のクリスマスツリーにしてみました

無理矢理「隠」の風合いを消してみましたが、心なしか頭蓋骨も喜んでるようにも見えます(笑)

ん〜、趣味悪すぎて逆に良く見えてきた☆

 

風水的に…

飾るならどこがいいんだろ?

意外かもしれませんが、ワンパクは風水とかの昔からある見えない力とか気の流れというものの存在は信じているんですよねぇ

まぁ、無理矢理でも頭蓋骨を陽気に仕上げたのでどこに飾ってもきっと問題ないっスね☆

照明にでもしよっかな♪

 

ブロ活

なにかできることはないかなぁと思いTwitterを始めました☆

ぜひフォローをよろしくお願いしますm(_ _)m

まだなにをどうしたらいいのかよくTwitter機能をわかっていませんが…

今後はできるだけみなさんのブログ記事の拡散に役立てたり、ランキングに参加しているブロガーさんたちの一助となるよう「ポチッ」とさせていだだきます♪

目測【サバイバルスキル】

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突然ですが『目測』という言葉をご存知でしょうか?

読んで字の如く「目で見ておおよその高さ・距離・広さ・質量・数量などを測ること」をいいます

その中でも【距離】はアウトドアやレジャーを充実させるうえで特に必要となる要素

計器があればなんでもすぐに測れちゃうけど、日常生活で長さを測ることはあっても、距離を測ることなんて一般的にはないし、そもそも計器なんて持ってないですよね

そこで今回は、自分の体だけを使って手軽に割と正確に距離が測れちゃう簡単な方法を教えちゃいます☆

「見えている建物までどれくらい歩けばいいのかなぁ」なんてときも使えますよ

どうも、日常生活に必要のない情報をいつもお届けしているサバイバル愛好家のワンパクですぅ

それじゃあ、早速いってみよー☆

 

測り方

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色々なやり方があるのですが、一番簡単な方法を…

片目を閉じた状態で、腕を対象物に向かって真っ直ぐ前に水平にして伸ばし、親指を立てて対象物に合わせます

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②そのまま閉じている目を切り替え、その対象物の何個分親指が水平移動したか見積もります

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サイロが1個分ってとこですね

ハイ!終わり!

たったこれだけです☆

対象物までは約60m!!

え?全然わかんねぇよって?

それじゃ、少し噛み砕いていきましょう

解剖学的にも人間の両目の間の長さは、その人の腕の長さの約10分の1とされています

そしてこのサイロの直径は6m

親指が移動した距離(6m ×1個分)に、両目の間の長さと腕の長さの比率である10をかけるとサイロまでの距離が算出できます

簡単でしょ?

 

色々測ってみよう!

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遠くに見える無人島までの距離を測ってみましょう

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無人島の0.5個分が水平移動していますね

なので無人島の直径と…

そう、この方法は対象物の大きさがわからないと正確な距離が出せないというデメリットがあるんです

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で、ワンパクがよく使う使い方はこんな感じ

若いオス鹿の小さなハレム

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エゾシカなどの獲物やヒグマなどの危険な存在との距離を測るのに使うことが多いですね

ワンパクは動物の大きさなどは遠目で見てもだいたいわかるので、距離を正確に測ることは一応できます

ただ、慣れてきて距離感が掴めるようになっても、人間の脳は見えたものに対して脳内補正を行ってしまうので、正確な距離が必要な場合は親指を立てることを習慣づけた方が良いです

デカイ山を見て感動してその山の写真を撮ったけど、写真を見るとそこまででもなかったなんて経験ありますよね?

あれが脳内補正です

この親指の方法は、ほとんど物を持たないサバイバル状況下を楽しむワンパクにとっては必要不可欠なスキルなんです

道具が何もない状況でも、手は距離も測れちゃうし分度器にもなるし、分度器ができるなら今いる位置を特定できるGPSにもなるんですよ

今回のやり方だけじゃなく軍隊式など色々な方法があるので皆さんも試してみては?

この知識が非常時などに皆さまの一助となれば幸いです

ちなみに親指ではなく中指を立てたら、人と人との距離は離れていくのでご注意を

錆びた刃物を蘇らせる【裏技】

ボクのお小遣いはどんどん減らされる一方…

理由は『くだらないものばかりを買ってしまうから』だそうで

たしかにボクには収集癖がある

ボクにとっては大切なものばかりなのに、やはりここは男と女が互いに理解できない部分なのだろう

『くだらない』だなんて…

でもボクは最近その収集癖がとある資産を生んでいることに気がついてしまった

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これはボクが東京から札幌に移り住んできたときの自宅の画像で、当時ワンパクは旧司法試験合格を目指す若きプロバーテンダーという謎の経歴

ボクの経歴を表すかのように部屋もなんでもごちゃまぜで、大好きなものに囲まれるように大規模DIYしちゃっていました

賃貸マンションだったけどね…

数千冊を超える本600頭を超える昆虫たち、現在は手に入らないようなシングルモルトウイスキーやリキュールなどが数百本テレキャスなどのカスタムメイドの楽器たち

部屋にはバーカウンターやビールサーバー、サージャー、ワインセラーアイスストッカー等などこだわりの逸品で揃え、そんじょそこらの店に負けないような充分な設備がありました

画像右下の【余市1987】は1350本限定で生産されたもので、当時北海道に20本程度入荷したもの

価格は20,000円くらいだったと思うが、現在はなんと300,000円の値が付いている

こ、これは!と思い、一部のお酒を試算しただけでとんでもない価格に…

【ポートエレン】などのボトラーズはもちろん【ボウモア3年】【1800年代製造の陶器に入った謎のジン】【旧ソ連時代のウォッカ】などの珍品、オフィシャルの旧製品やデッドストック…

数えきれない

どうも、いままでどれだけ無駄遣いしてきたんだろうと後悔しつつも、なんでも鑑定団で『大幅アップー!!』の気分なサバイバル愛好家のワンパクですぅ

『えーっ!?』って感じでわざとらしく開けた口に手を当てチャウ☆

妻には内緒だよ?

まぁ、ヤフオクやメルカリのやり方がわからないので、結局お財布の中身は62円しかないんだけどね☆

さて今回はお金も物も大事にしようということで、錆びた刃物を復活させる記事

それじゃあ、早速いってみよー☆

 

錆びたモーラナイフ

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このモーラナイフは初めて買ったもので、山の中にシースー(鞘)を失くしてしまい使わなくなったもの

すでに遺跡から出土した鉄器のような雰囲気がある

どんだけ放置してたんだよとツッコミが入るかもしれないけど、モーラナイフは錆びやすいので、すぐにこうなる(言い訳)

どれくらい錆びやすいかというと、獣の血が付いた後、数時間で錆びてしまうくらい

まぁ、普通は獣の解体なんてしないよね

ちなみにシースーを失くして使わなくなったものがあと3本

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いま現役のモーラは5本目になる

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実はこれもモーラナイフ

やはり例にもれず錆びてしまっている

紅茶などを使って【黒サビ加工】をするなどの対処法もあるけど、ワンパクはめんどくさいのでやらないです

決してワンパクはナイフマニアってわけじゃないけど、用途に合わせたナイフを所持しているので、安物から鋳造のオーダーメイド品まで数十本は持っていると思う

それを全部黒サビ加工だなんて…ムぅリー!!

 

錆び取りの裏技

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ナイフのような真っ直ぐな刃なら研いだり、

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こんなサビ取りを使うのも簡単な方法だと思う

あと、サビを取りながら刃を研ぐこともできる耐水ペーパー(水研ぎできる紙やすり)を使うのも便利

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しかし、もっと簡単な方法があります

それはコレ

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木工用ボンド!!

ワンパクが子供のころからやっていた方法

実はワンパクの父親は、刃物研ぎの業者から依頼されるくらいの研ぎの名人

本職ではないし、めんどくさいので依頼は断りまくっているらしい

ワンパクがまだ幼く刃物研ぎを教えてもらえなかったときに、この方法を使ってサビを取ったりして遊んでいました

この方法は反りがあるような、研ぐには少しコツがいる刃物にはピッタリ

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この錆びた鎌で試してみましょう

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木工用ボンドをかなり厚めに塗る…
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モーラナイフもやっちゃいますね

あとは乾くのを待つだけ

まぁ、なんて楽なんでしょう!匠の技が光ります

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完全に乾きましたね☆
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あとはペリペリと剥がしていくだけです
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こんなにキレイになりましたよ

ついでに耐水ペーパーで少し刃を研いでおきますかね

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雑巾を用意して…
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100均のドアストッパーを
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こんな感じで水をつけながら研いでいきます

片方の面だけ充分に擦ったら、反対側の刃にバリが出るのでそれを取る感覚で擦っていくだけ

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美術品や職人の扱う刃物でもない実用品ならそれだけで充分です

鏡面加工も必要ありません

充分な切れ味

研ぎ(ホーニング)の世界は極めても極みきれないような奥の深い世界なので『マイクロベベルがどう…』とか、しゃらくさい知識なんてまったく必要ありません

失敗してもいいんです!気軽に研いでいきましょう!

研ぎに関してまだまだ父親には及びませんが、ワンパクにもこれだけは言える

『刃物は何度でも蘇る』

どれだけ錆びてても、どれだけナマクラでも再び魂を吹き込むことができます

みなさんはご家庭にある包丁が切れなくなる度に、買い替えたりしてませんか?

100均の耐水ペーパーや紙やすりでもいいので一度、『研ぎ』を挑戦してみましょう☆

形状が変わるほど研ぎ減りした刃物はとても愛着が持てますよ!

物を大切に☆

 

 

最近『最近記事あげてないね』『忙しいの?大丈夫?』と皆さまに優しいお声をかけていただくことが多くなりました

記事が滞ってしまっているにも関わらず、それでも記事を見に来てくださる皆様、応援してくださる皆様、ポチッとしてくださる皆様にこの場を借りまして感謝とお詫びを申し上げますm(_ _)m

前人未到温泉【源泉発見】

正直、サバイバル山行の過程で出逢ってしまったが、どうしたら良いかわからないものがある

それが可搬可能であれば、持ち帰って調べたり、ボクの収集欲求を満たす対象としてコレクションされる

しかし、いままでのボクの経験はどうもそうはいかないものが数多くありました

どうも、終わらせなきゃいけない仕事を1つ終わらせると、新たな仕事が3つ舞い込んで来てしまっているサバイバル愛好家のワンパクですぅ

これが厄年の厄災ってやつなのか…

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全然ヒマがなく、2ヶ月以上大自然と触れ合っていないので気が狂い出しました

『あぁ、明日、職場が滅亡してればいいのに…』

すさんだ思考は完全にワイルドライフジャンキーの禁断症状です

これは急遽、ワンパクが山に入り自分を取り戻しに行くことにしたときの記録

みんなのブログにお邪魔できてなくてホントごめんね!!

それじゃあ、早速いってみよー☆

 

どうしたらいいかわからない山での出逢い

よくサバイバルで出逢うのが、

【人が住むようにない山奥の谷底に落ちた車たち】

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手の跡がこえ〜
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一応、車内にご遺体がないか確認しますが…

こんな状態ですがいまでも誰かの所有物なので、緊急時以外はサバイバルの資材として利用することはありません(車内に泊まったことはあります)

ワンパクには車の知識がまったくないので、何年くらい前の車種だとかわかるようになれば少し面白く感じるかもしれませんね

 

【記録にない山奥の集落や廃墟】

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ワンパクの大好物である廃墟ですが、旧産炭地に多いのは住居記録がない廃屋

当時は局所的な爆発的人口増加に戸籍管理は追いつかず、ずさんだったのでしょう

廃墟は、記録があったり残置物からその当時の生活を回想することが面白いので、なにも手がかりがないとただのお化け屋敷

まぁ、実際に心霊現象と呼ばれる事象が起きる廃墟は、経験上100軒に一軒もない確率です

ただ、集落跡などは別ですが…(意味深)

 

【何かの残骸】

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台風で飛ばされてきたのか、はたまた小型飛行機の残骸なのかわからないような、しかし不法投棄などではない大型の残骸

一応周辺を探索して墜落事故ではないか確認はします

しかし今回のどうしたらいいかわからないものはこれらのようなものではありませんでした

まぁ、タイトルでネタバレしちゃってるけどね☆

 

禁断症状

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ワンパクのホームグラウンドである原生林は、人などはまったく来ないような大自然の奥深いところ

以前から気になっていたのですが、風向きによっては遠くで硫黄のような匂いがしていたので『もしかしたら温泉があるかも』と思っていましたが、そのあたりは温泉などはない地域

山があって近隣に温泉が豊富な地域ではこんな感じで川の淵から温泉が湧き出ていることもめずらしくはないです

石に付いている濃い緑が温泉成分↓

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しかしそこは湿原が広がる大自然

はたして温泉などあるのでしょうか?

こんなことを思い出したので、仕事なんてしてる場合ではありません

ガクガク…ブルブル…

『仕事なんてやってどうする!!遊べ遊べ!!』という幻聴が聞こえてきます

気づいたらいつもの森のいつもの場所に車を置いてました

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外気温は5度…アウトドア日和だね☆

上司も部下も、オレがこんなクソ人間でゴメンよ♪

こんなワンパクを許してくれなくていいよ♪

だってクソ人間だからぁw

そして、ろくな装備も持たずに大自然にダイブ☆

ひゃっほ〜ぅ!!

んぎもぢぃいぃぃぃぃ!!(気持ちいい)

そう、オレは知ってるんだ

本当に自由な世界を

上手じゃなくていいからやみくもに踏み出す一歩が大事だってね

サボるのサイコー!!

ひゃっはぁー!!

久しぶりの大自然はすでに秋を通り越していました

動画や画像を撮ることはおろか、仕事なんてものはすっかり忘れています

 

源泉との出逢い

この地域は山はないし温泉もないけど、白亜紀の地層が確認できる(ワンパクは鉱物や地質も好き)ので、温泉がある可能性はゼロではないと思ってました

以前に匂いのしていた方向に歩を進めます

エゾシカの鳴き声、枯れ草の乾いた匂い、一面の茶色い景色、そしてヒグマの痕跡

どれをとっても懐かしい…

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美味そうな鳥…

ワンパクはすぐに野生の感覚を取り戻してく

腹の奥から威嚇の声をあげ、この森の王の帰還を全ての生き物にしらしめます

おぅっ!おぅっ!おぅっ!おうっ!おぅっ!

完全にイっちゃってるヤバいやつですが、マジです

おっ!?

例の温泉のような匂いが西から風に乗ってかすかに運ばれてきました

2時間ほど森をかき分けていくうちにだいたいの匂いの発生元が分かってきます

この広大な森のほとんどはワンパクのテリトリー内で、だいたいのことは把握しているつもりですが、その匂いの発生元はおそらくテリトリーのすぐ外側

市街地からほど近く、直線距離で15〜6kmくらいでしょうか

でも人などは決して入ることはできないような険しさの中にソレはありました

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そこには流れ込むような川などはない谷底ですが、水がたっぷりとたたえられています

ここまでくると温泉臭がかなりスゴイ!

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水面は落ち葉で埋め尽くされて輪郭がハッキリしませんが、けっこう大きな池くらいはありそうです
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底の落ち葉でわかりませんが、おそらく深さは30センチほど

どぉ〜れ…
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あっちぃじゃねぇか!!

水温計を持ってきていないので正確な温度はわかりませんが、

『おかあさぁ〜ん!お風呂のお湯が熱すぎて入れないよ〜!!』

『あらぁ、水で薄めるの忘れてたわ』って温度よりももっと熱いです

やったー☆☆☆見つけたぜー!!!!

 

源泉見つけてテンパる

さて、源泉を見つけたところでどうしましょう

かねてからワンパクは温泉経営をしてみたいとは思っていましたが、いきなりこのタイミング?

この土地買うの?温泉の権利とかボーリングとかは?

だいたいこの源泉の温泉成分はなんなんだろう…

硫黄っぽいけど違う気がするし、湿原地帯だからモール泉?

それってこんな匂いしたっけ?

それとも温泉じゃなくただの熱い腐った水?

周りに遺構とかはないので、昔の温泉施設だったってわけでもなさそう

てか、ホントに源泉見つけちゃったけど…

調べようとして穴掘ったら、有毒ガスとかめっちゃあっついお湯がぶしゃあぁぁ!!って出てきたりして危なくない?

まさかここ、昭和新山みたいに急に噴火して山ができたりしないよね?

え、なんかちょっとめんどくさそう…

ホントどうしたらいいかわからない

とりあえず、なんか熱いお湯見つけたってことで日も暮れてきたので今度また再調査します

3時間かけて車まで戻るのめんどくさいなぁ…

野営しチャウ☆

 

『温泉』といえばこちらの方

普通のレベルの温泉好きではないです☆

勝手にIDコールしちゃってすみませんm(_ _)m

サヨナラ相棒 トヨタウィッシュ【雑記】

ボクは収集癖があるくせに『モノ』に対してあまり執着を持たない

というか慈しみがないと言ったほうが正確かもしれない

とくに粗末に扱うこともないのだが、愛着のあるモノでもすぐに手離したり、平気で失くしたりする

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たとえば、もう10年以上サバイバルで使用しているこの大刀【ジャングルマチェーテ】だって、いまだに値札シールが貼られたままの扱いだし、メンテナンスもかなり雑

なんなら刃物として重心のバランスがおかしいとすら思っている

大量生産品の安物だからそんな扱いだというわけでもなく、限定生産品や特注品などもボクにとってはこのジャングルマチェーテと同じ扱い

どうも、『モノ』など形あるものはいつかは無くなるんだろ的にしか考えられないサバイバル愛好家のワンパクですぅ

貸してたモノが壊れて返ってきても腹を立てたりしないのは、心が広いからじゃなく「いつかは壊れるからねぇ、そんなもんだ仕方ない」としか思わないだけ

でも今回、手離すにあたってワンパクの心がゆさぶられたモノがありました

サバイバルには直接関係なくて、自分への備忘録的な感じなので、飛ばしちゃってもいいYO!

でも励みになるので、バナーをポチッとだけしてね♪(笑)

それじゃあ、早速いってみよー☆

 

義父から預かったモノ

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ワンパクは東京や札幌といった大都市に住んでいたため、地下鉄などの公共交通機関が充実していたこともあり、車は自分にとっては特に必要がなかった

まぁ、金がかかるいわゆる『贅沢品』

仕事で使う車は会社にあるし、車を買っても土日しか乗らないだろうという事で、必要なときはレンタカーを借りたりすればそれで充分だった

ワンパクが道東へ移り住むことになって、その『贅沢品』は『生活必需品』と変わり、車の購入を検討していた矢先、義父が脳梗塞で倒れた

一命は取り止めたが、半身が不随となる後遺症が残ったため、義父は『どうせ自分は運転できないから、この車を使いなさい』と言ってくれた

しかし、ワンパクは義父の後遺症が回復してほしい想いを込め『預かります』と答えた

また大好きなドライブや温泉めぐりを義父の手で運転してほしかった

この車をワンパクが貰ってしまったら、義父に「もうあなたの半身は回復しないんだよ」と言っているような気がしたからだ

義父の後遺症が回復したら車を返す

その約束を果たせぬまま、リハビリの甲斐なく義父は一年後に静かに息を引きとった

 

家族が離れて暮らすということ

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所有者不在のまま5年が過ぎ、預かったときの走行距離は50,000km程度だったが、もう220,000kmに達しようとしている

それでもまだ車自体に不具合などはなく、燃費も良いのでそのまま乗ることもできたのだろうが、いつ車の寿命が尽きてもおかしくなく、生活必需品である車が突然なくなってしまうリスクを考えると、いまこの車を降りることを決意するしかなかった

5年で170,000kmなので一年で約34,000km平均

土日しか乗らないのに…

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預かってる割にタフに乗り過ぎだろとツッコミが入るかもしれないが、妻には離れて暮らす両親になるべく会えるうちにたくさん会ってほしいとワンパクは思っていた

だから妻の実家がある往復約1,000kmにもなる札幌市へも、ことあるごとに足を運んだ

なるべく両親に会わせたかった

この想いはワンパクが早くに兄を亡くしていることに起因する

兄はとびきり優秀だったため、地元の中学を卒業後に札幌の進学校に行き、医療職に就いてからは離島などの僻地医療に従事していた

姉もヤンキーだったくせに成績はとびきり優秀だったので、やはり中学卒業後に地元を離れて進学校へ進んだ

当時は家族が離れて暮らすことになんら違和感もなく、家を出ていくのが当然と思っていたのだが、突然の兄の死でその価値観が崩れ去った

『生』の延長線の終点に『死』があるのではなく、誰もが『生』の延長線上に点在する『死』をかわしながら生き抜いているのだと知らしめられた

兄はその点在する『死』を拾ってしまった

自分の人生のうち、離れて暮らす肉親や兄弟と何度会えるのだろう

そう考えると、妻が両親と離れて暮らす境遇は放っておけなかったのだ

車のメーターはその想いと比例するように数字を重ねていった

 

トヨタ ウィッシュ

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この車で行った場所や思い出は数え切れない

義父が存命中に車椅子のまま入浴できる温泉にも連れて行けた

野犬を保護したときもこの車で我が家に迎え入れた

犬たちのために車内に設置したオリは、車の外から見たときの様からワンパクのウィッシュは『護送車』と同僚に名づけられた

仕事に忙殺されながらも不妊治療のため札幌に何度も何度も必死に通った

娘が無事に産まれて退院したときも、ワンパク母が買ってくれた恥ずかしくなるくらいダサすぎる服を着せて、この車で家に連れてきた

普段では会話にできないようなこともこの車に乗ってドライブしながら、愚痴ったり夫婦ゲンカしたり笑ったりした

フェリーに乗り、北海道を飛び出して本州にもこの車で上陸した

北海道の林道という林道を車体の腹をゴリゴリさせながら進んだ

妻が臨月のときも林道に突撃したり、娘を0歳からアウトドアや観光にも連れ回したせいで、娘は車に乗ると落ち着くのか特に林道に行くとすぐに寝てしまったり

夫婦で不思議な体験をしたり、奇跡的な現象に遭遇したりもした

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数え切れない思い出たち

出掛けることが好きだった義父の想いを乗せて、どんどんどんどん走行距離が加算されていく

安全に運んでやるからもっともっと乗ってくれと言わんばかりに

 

愛車との別れ

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これといった不具合はないが車の寿命が近づいていることは、車に関してまったく知識のないワンパクでもわかっていた

だけどこの車は亡き義父から預かっているモノだ

ナンバーも義父と義母の思い入れのあるもの

だからといって、いまさら走行距離が220,000kmにもなる車を返せるか??

返したところで、この車の運命の先に待っているものは変わることがない

ワンパクが本当に引導を渡してもいいのか新車の納車当日まで葛藤していた

この車には義父がまだいるような気がしていたから

義父と義母、そしてワンパク家族の思い出はまだここにあるような気がしていたから

納車当日は業者にてこの車を引き渡し、替わりに新車が納車される手はず

新車を一括購入した喜びなんて1ミリもない

むしろ大切ななにかと引き換えに、500万円以上もする『新車』というオモチャを渡される気分だ

この車にいくらお別れを告げても、ワンパクのなかで踏ん切りがつかなかった

いつしかこの車という『モノ』はワンパクにとってかけがえのないモノになっていたようだ

この車を引き渡すうえで、すべての私物などは車から降ろしていたので、BGMはどこかの局のラジオが流れている

その曲は『Derek and the Dominos』の【Layla

〝バカみたいに君に惚れ込んだんだ 俺の世界が引っくり返ったんだ″

ワンパクにとってまさにいまそんな気持ちだ

業者に到着し、車内で営業担当者を待つ間『James Blunt』の 【You're Beautiful】が流れた

義父は生前、オールディーズバンドのボーカルとして道内各地でLiveをしていて、顔立ちがJames Brownに似ていることから愛称は『ジェームス』

James違いだが、義父が『もう手離してもいいよ』と言ってくれている、そんな気がした

「粋なはからいをしてくれるじゃねぇか」とエンジンを切り、ドアに手をかけて車を降りる

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もう思い残すことはない

全走行距離217,701km

いままで安全に運んでくれて本当にありがとう

そしておつかれさま

 

Thank you my wish,i love you baby!!

 

営業担当者から一言

「あれぇ?ETCカードチャイルドシート降ろすの忘れてますよー」

あ、残ってた(テヘッ☆)

セルビン【食材採集術】

ねぇ…なんでみんなの記事の画像が見れないの?

あぁ、自分の記事の画像も見れないや…

気づいたらずっと続いてるんだよねコレ…

ああっ!

もう夏が終わっチャウ!!

みなさんのところはまだ川遊びできるが残ってますか?

どうも、気付いたら最高気温がもう14度しかない処に住むサバイバル愛好家のワンパクですぅ

仕事が忙しすぎて夏を逃しちゃったYO…

今回は川遊びを通じて川の仕掛け漁を体験してみようってことで、自作のペットボトル捕獲器で魚を捕ってみるよぅ☆

もしかしたらありふれた内容かもしれないけど、これってサバイバルにとっても実は結構大切なスキルなんだぁ

もちろん海や川での仕掛けには『漁業権』があったり、『資格』や『鑑札』が必要な場合もあるけど、遊びや生物観察や学習のための使用は大目に見てもらえる場合がほとんど

いずれにしてもそのような法的な規制よりも、最優先で自らの命を守る必要がある極限状況では、こうした仕掛けやワナのことを理解していた方が有利であることは確かだね

それじゃあ、早速いってみよー☆

 

セルビンとは?

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セルロイド製の『ビンドウ』のことで、エサでおびき寄せて捕らえるというベーシックなシステムの袋小路式漁具

割れてしまわないようにプラスチック製のものもあります

日本における伝統的な仕掛け漁や漁具としては、千葉県の【ボサ漁】、福島県の【ズ】、高知県の【鰻うけ】、新潟県の【モジリ】や【ツヅ】が有名(いずれも法的規制対象または使用禁止)ですが、釣具屋などで『タイビン』『鰻捕獲器』などの基本的な袋小路式構造を持つ漁具を購入することもできチャウ☆

f:id:wanpaku-yaseiji:20210818124825j:image画像は袋小路式の構造を持った仕掛け

f:id:wanpaku-yaseiji:20210818124912j:imageちなみにこんなカニ籠も売ってたりします

【セルビン】は非常に簡単に作れるのでお子様と一緒に楽しんでみてはいかがですか?

 

セルビンの作り方

f:id:wanpaku-yaseiji:20210818125428j:imageまずはペットボトルを用意します

ワンパクがサバイバル山行するような山奥ではまったく手に入りませんが、人が普通に入る場所であれば、残念ながらゴミとしてそこら中に落ちています

災害時などはそれを利用するのもアリでしょう

落ちているゴミを使ったサバイバルは難易度がかなり低めなので、今度記事にしてみましょうかね
f:id:wanpaku-yaseiji:20210818125418j:imageさてさて、ペットボトル上部を切り取ります
f:id:wanpaku-yaseiji:20210818125438j:imageこんな感じ
f:id:wanpaku-yaseiji:20210818125415j:imageさらに飲み口を切り取ります

このとき、『返し』の穴が大きければ入った魚などは逃げやすくなりますが、その分大物が狙えチャウ☆
f:id:wanpaku-yaseiji:20210818125411j:imageそれを逆さまにセットして
f:id:wanpaku-yaseiji:20210818125403j:image中に押し込むだけ
f:id:wanpaku-yaseiji:20210818125408j:imageそして、ペットボトルのお尻に水抜きの穴をなるべく多く空けます

ワンパクのように雑でもいいですよ〜♪
f:id:wanpaku-yaseiji:20210818125433j:imageあとは重石を入れて完成☆

本当なら匂いの強いものをエサにした方が良いんですが、川遊び程度なら釣り用の練り餌を入れたりパンの耳を入れて(経験上、魚肉ソーセージはオススメしません)…
f:id:wanpaku-yaseiji:20210818125424j:image流れのゆるやかな獲物がいそうなところにセッティングするだけ

流れが強い場合には、画像のように石で囲ってもいいです

このときの注意点としては、ペットボトルのお尻を川上に向けてくださいね

魚の入り口を川下に向かってセッティングする事で、中のエサが川下に拡散していきます

 

オススメのエサ

そうは言っても川遊びと違い、サバイバル環境下では練り餌やパンくずなどは手に入りませんよね?

そこでオススメしたいのが、他の方法で採捕した魚や動物のハラワタ(内臓)です

もちろんそのままでも良いのですが、ハラワタを日光に当てて発酵させたものを使うと効果大

やはり匂いがキツいものが良いです

ってことは…

そう!!

自分のウン◯も効果大です

活用できるものは全て活用するのがサバイバルの基本!

さすがに発酵したハラワタもワンパクのウン◯も、画像にするわけにはいかないので省略しますが、ペットボトルにウン◯をするワンパクの姿はきっと秀逸ですよ(笑)

え?ウン◯でどれだけ獲れるのかって?

さぁ、仕掛けを引き上げてみまshow☆

f:id:wanpaku-yaseiji:20210820113008j:imageおっと、これは自主規制(笑)
f:id:wanpaku-yaseiji:20210819125825j:imageあ、この底の茶色いやつは石ですからね☆

さぁ見て!このウン◯の力!!ウコンの力じゃないよ

f:id:wanpaku-yaseiji:20210819125846j:imageひゃっほぅ〜☆わずか15分でスジエビモクズガニ、エゾトミヨ(淡水型)を捕獲っ!!

前日のレバニラ定食が特に効いてるようです☆

EASY!EASY!

これを喰うって言うんだからクレイジーだと思われても仕方ないかもですねぇ

でもちゃんとしっかり火を通せばOK!!

これを食べてまたウン◯すれば無限セルビン☆

自然界から食料を得る方法は色々たくさんあるけど、人間の知恵が昇華したのはやはり仕掛けや罠

その使い方や仕組みを知っておけば、いざという時に必ず役に立ちますよ♪