野生児のもとに集まったアウトドアの相棒たち
Go pro7(ゴープロ7)
おしゃれキャンパーに『ワンパクさんには絶対にこれ!』と勧められて買いました
ワンパクはこの手のものに非常に疎いので、彼らは色々アドバイスをくれるので助かっています
このブログも、たぶん彼らがいなかったらやってなかったと思います
この【ゴープロ7】の性能は凄すぎて、ワンパクには正直よくわかりません
山籠もりの動画を撮ったり、水中の画像を撮ったりしてるのですが、スマホにそのデータを移行できずにいます
今後またおしゃれキャンパーに聞いて、楽しめる画像を皆さんにお見せできたらいいなと思っています
LUMENA2(ルーメナー2)
最強と言われたLEDランタン
正直、ワンパクには必要ないと思っていましたが、子供が産まれたことを受け、快適なアウトドアを妻から要求されたため購入
妻が言うには『これでやっと人間らしいアウトドアができる』とのこと
妻よ、いままでのワンパク夫婦のアウトドアは野蛮だったとでも言うんですか?
正解です!
正直、【prism Claymore(プリズム クレイモア)プロL】と迷いました
これは2500ルーメンという規格外の明るさで、しかも価格も【ルーメナー2】と比べて少し安いです
迷いました~!
クレイモアはルーメナー2と比べるとデカイ!
ルーメナー2はスマホサイズですが、クレイモアはぶ厚く重たいのです
そしてなにより、クレイモアは生活防水レベルなのに対し、ルーメナー2は完全防水・防塵!
これが決め手になりました!
タフに使いたいワンパクにとってはルーメナーがちょうど良かったです
そして、実際にスイッチを入れてみると1500ルーメンというのは十分な明るさです☆
光の種類も選べます
夜釣りにも重宝しました!
ルーメナー2は文句なしに良い買い物でした!
SOTOレギュレーターストーブ
ところ構わずに火を起こし、焚き火を始めるワンパクに対し歯止めをかけるため、妻が購入してくれたもの
携行性も良いので結構出番があります
木の摩擦のみで火起こししてきたワンパクにとって、簡単に火を起こせてしまうことが、なんだかさびしい気がします
隠れ家を作ろうぜ!!
ワンパクのアウトドアの道具を整理してみると、どんどん色々揃ってきました!!
まぁ、結局ワンパクは山ナタ1本のアウトドアスタイルから変わることなく、それらを使うことをしないかもしれないけど、なんだかとても嬉しい!
『ある』ってことが嬉しいんです!
いまなら『ギア』にこだわるおしゃれキャンパーの気持ちが少し分かる
『大好きな道具』と自然に囲まれたキャンプ
そこで繰り広げられる『こだわりの道具』の会話
素敵じゃないですか!
そこでいま構想中なのが、ワンパクの隠れ家の立ち上げ
ある建物の一角にその場所を作ろうと思っています
そこは飲食店のテナントとして使われていたところなんですが、オーナーはもうそこにテナントを入れるつもりはないそうで、ワンパクに無償で借してくれるとのこと
そこでアウトドア用品を飾ったり、ワンパクが採ってきた山菜や鳥や獣など【野食の食材】を調理して試食したりできるスペースを作りたいなと…
決してお店にしたいわけじゃなく『遊び場』
いまの仕事とはまったく関係ないし、昔とった杵柄じゃないけど、ワンパクは元プロバーテンダーなので一応カクテルも作れるし、お酒のコレクションやストックがかなり沢山あるし、調理の修行してきましたし…
ワンパクが好きなことをそこに全て集めて、形にできたらなぁと思っています
そこでアウトドアの仲間たちと楽しい時間を過ごすことができたら最高ですね
我が家の生き物紹介【飼育】
モクズガニ(北海道在来種)
【チュウゴクモクズガニ 通称:上海蟹(シャンハイガニ)】の同属異種
学名・英名ともに『日本』を意味する『japonica』『japanese』が冠される
ワンパクの【野食】の記事でも以前扱いました
日本での地方名も『ツガニ』『ズガニ』『モクゾウガニ』などさまざまな呼び方がありますが、長崎県では『ツガネ』、宮崎県では『ヤマタロウ』というらしい(たぶん両県ともに一部の地域に限られる)けど、そうなるとそれがカニの名前なのかなんなのかもう分かりませんね
捕ってきて飼ったばかりのころはまだ2センチほどでしたが、それから何回も脱皮&脱走を繰り返しまして、いまでは甲羅の大きさが10センチほどに成長しました
いまは亡きナマズ用のエサでスクスク育ってます
ワンパクが水槽の前にいくと手足をバタつかせ『エサくれぇ!!』アピールが凄くてウケますよ
同じ場所で捕ってきた【カワシンジュガイ】と一緒に水槽に入れてましたが、こやつが食べてしもうた!
爪の部分に生えている毛が立派になってきたので貫禄が出ています
繁殖は、自然界では成体が秋~冬にかけて降海して行われるため、飼育下では繁殖は無理かなぁと思っていましたが、ワンパクの住む地域では秋~冬にも淡水域で成体を採集することが出来ているので、淡水のみでの繁殖を飼育下で行ってみようと思い、飼育を始めました
ニホンウナギ(北海道稀少種)
おそらく淡水魚(正確には降河回遊)で一番美味しい魚ではないでしょうか
ワンパクは大好物です
でもウナギの血液は有毒だって知ってました?
【ウナギの刺身】【ウナギの生寿司】がないのも、職人さんが血を出さないようにウナギをさばくのもこのためです
ウナギ職人さんの爪が黒く変色していますが、それはウナギの血の毒素によるものです
60℃以上の加熱で毒素は変性して無毒になるそうなので、加熱処理したウナギはもちろん大丈夫ですよ
ニホンウナギは【デンキウナギ】【ヤツメウナギ】【ヌタウナギ】などとはまったく別の生き物です
形状だけで『ウナギ』の名前を付けられたんですねぇ
実はニホンウナギはかなり気性が荒い魚です
大きくなると川の生態系の頂点に立つ食肉性の魚で、他の生き物と混泳はできません
同じ食肉性の魚である【ナマズ】ですらウナギには敵いません
うちのウナギは、飼ったばかりのころはまだ5センチほどのミミズ程度の大きさでしたが、いまは40センチほどに成長しました
水槽のレイアウトに失敗すると、砂に潜ってばかりで、あまり見ることができないので飼育がつまらなくなるので注意が必要です
ワンパクは完全にレイアウトに失敗しました
スジクワガタ(北海道在来種)
メスのみを飼育していますが、産卵を終えてもうすでに冬眠に入っている様子
クワガタの唾液にはカビを抑える効果があるので、食事していなければエサのゼリーにカビが生えるので、食べているかどうか判別できます
コクワガタ(北海道在来種)
オス・メスのペアで飼育
こちらはゼリーを食べているようです
昆虫マットがゼリーに付いていますね
カビも生えていません
あとはこの産卵木に、メスが残す産卵マークが付いたら産卵完了の合図
アカアシクワガタ(北海道在来種)
今年のワンパクのクワガタブームはアカアシクワガタなので、大きい【コバエシャッター】でオス・メス多頭飼育しています
決して今年の【ヒメオオクワガタ】の採集に失敗したから『アカアシクワガタがブームだ』とか言ってるわけではないですよ!
アカアシクワガタ特有の産卵マークが産卵木に付いたら産卵完了!
小赤【金魚】(品種改良種)
自然界にはいない種で、観賞用に人為的に品種が作られてきた魚
その体型が祖先であるフナに近い【和金】、その他にも【琉金】【出目金】【オランダシシガシラ】【ランチュウ】など自然界での生存競争には向かないであろう体型の品種があいるけど、全て分類学上は【ギベリオブナ】の突然変異として扱われています
釧路市の春採湖に生息する【ヒブナ(緋鮒)】は金魚に似ているけど、【ギンブナ】の突然変異種であり、天然記念物に指定されていますが、実はワンパクが子供のころその【ヒブナ】を飼っていたことがあります
それはワンパクが近所の沼で釣ってきたもので、飼って1週間ほどで、飼育していた8匹全てが緋色になりました
当時は春採湖だけでなく、当時はまだ道東の各所に生息していたのでしょう
当時大きな地震があり、その全てを死なせてしまいましたが、貴重な経験をしました
いまは【タガメ】のエサとして小赤を飼育しています
この画像にも、タガメが小赤を狙っている様子が映っていますよ!
今後の我が家の繁殖等
クワガタは、第2令になったばかりの時期をみて、『材割り』してプリンカップに移す作業があるのですが、それはまた別の記事でご紹介しますね
とりあえずワンパク家族紹介第一弾でした!
タガメのその後2【昆虫飼育】
タガメの共食い
ぬぉぉぉっ!!
馬鹿野郎っっ!!
肉食系女子が過ぎるだろ!!!
本当の意味で食べちゃってるよ…
いっぱいいる金魚を食べて下さいよ…
あぁ…オスがもう動かない…
メスもエサとなったオスを離さない…
何カ所も『ブスッ!ブスッ!』と刺しては吸うを繰り返しています…
ちーん…
タガメ♂の亡骸
おそらくメスからの最初の一撃を喰らい、数秒でエサに変わったはず
翌朝には、用済みとなったオスの亡骸は静かに水槽の底に沈んでいました
標本用にするために亡骸を水槽からサルベージして乾燥させました
秋が深まったら標本として成形します
標本作りは乾燥している時期にやるのがオススメで・・・んっ?!
臭せぇぇ~っ!!
くさっ!!なにコレ!!
なまらくせぇ!!(北海道弁で『すごく』の意味)
さすがカメムシと同じ仲間
タガメは、犬の肛門線と似た臭いがします!!
犬が恐がったり、ビックリしたときにおしりから出すあの臭い汁と同じ臭いです!!
肉食系女子がまだ獲物を待ち構えています
怖いですねぇ
カマキリなどもメスの方が体が大きく、オスより強い個体となります
やっぱり人間も昆虫も女性には敵いませんね
タガメのその後1【昆虫飼育】 - East End Wilder
ワンパクの早とちり
この状況を見て交尾をしていると思い込んだんですが、そもそも間違えていました
タガメは『V』字型に交尾をします
つまり、クワガタと同じような体勢です
なので、この画像は交尾ではなく変態プレイの『〇〇〇(自主規制)』をしているところでしょうか?
それと、タガメはメスがお腹に卵がある状態になってから交尾をします
ワンパクはタガメを初めて飼ったことで、完全に浮かれていました
タガメの生態
タガメのオスはメスが産み付けた卵塊を、孵化するまで世話をします
その間のオスは飲まず食わずです
やはり孵化には父親の力が必要ということで、またオスを投入することにしました!!
くそっ!!
タガメのオスの購入で、ワンパク財政が完全に圧迫され始めました!!
月々のお小遣いの4分の1を持ってかれます
半翅目の性別の判別は、だいたい生殖器を見て判別するのですが、タガメのオスとメスの見分け方も【亜生殖板】の形態を見て判別します
この画像の個体は亜生殖板の先端が『V』になっているので、オスであることがわかります
この先端が欠けているかのような『W』になっているのがメスです
先ほど、オスが卵塊の世話をするといいましたが、卵の保水などをする以外に大事な役割があります
それは、他のメスから卵塊を守ること!
メスは卵塊を破壊するために襲ってくるのです!!
有名な『タガメの子殺し』です
子殺しをする唯一の昆虫
なんでそんなことをするのかというと、メスの交尾相手の獲得のためです
タガメの性別比は1:1と言われています
また、タガメは生息する密度が低い昆虫なので、卵を産む準備が万端なメスは、早く交尾をしたくて仕方のないウェルカム状態なのですが、オスとの出逢いが少ないのです
それなのに、繁殖期に保育しちゃうオスがいるとさらに出逢いが減ってしまいます
そこで、超肉食系女子であるタガメのメスは、素敵な男性を自分のものにしたくて『オスが保育する理由』自体をなくそうとするのです
それが『子殺し』の理由だと考えられています
おっかねぇ!!
アブねぇ女だな!
今度はもっとタイミングを見計らってオスを投入することとします
また何か動きがあったら報告します!
ヌマガレイ(カワガレイ)【釣り】
別寒辺牛川上流(べかんべうしがわ)
連日の雨で増水して川の水が溢れていますね
この時期はかなり上流でもヌマガレイを釣ることができます
ヌマガレイは淡水や汽水域にいるカレイで、別名は、川にいるので【カワガレイ】、ヒレが鷹の羽に似ていることから【鷹羽ガレイ(たかのはがれい)】とも呼ばれています
どんな釣り方でも釣れますが、ワンパクはシンプルに延べ竿・糸・針・オモリ・エサ(ミミズ)です
ワンパクが目指すのは延べ竿マスターです
釣りを始めたばかりの人は、ヌマガレイのアタリに合わせるのが少し難しいかもしれませんね
アタリが来ました!
その瞬間、なんの魚が掛かったかわかるようになるには、少し熟練が必要です
このアタリは明らかです
30センチほどの【ウグイ】です
食べるにも飼育するにも…ちょっと…
まぁ、意外に引きが強いので、細い釣り糸を使っているときは楽しめますよ
リリースします!
片手でシャッターをきるのが難しいですねぇ
あ、釣りの基本ですが、釣った魚をリリースする場合など、魚に触るときは必ず手を川の水などで濡らしてから触ってくださいね
基本中の基本です!
人間の手の体温で魚は大ヤケドをしてしまうので、手を濡らすことで体温を下げ、それを軽減することができます
またアタリが来ました!
竿と糸を川に引っ張り込む気のない、この掛かりかたは…
やっぱり!
ヒャッホゥ~!!
【ヌマガレイ】です!
ヒレが鷹の羽のようです!
小学生の頃から愛用している延べ竿(3.3㍍)と一緒に撮影
海に住むカレイよりも味は落ちるらしいです
あ!ワンパクとしたことが、まだヌマガレイを食べたことがありませんでした!!
しかし、今回は食べずに、飼育用に持ち帰ります
ヌマガレイ飼育
画像には二匹写ってますよ
擬態してますねぇ
寿命は20年ほどと言われています
長期飼育には、淡水よりも汽水で飼育した方が良いとの情報もありますが、ワンパクは淡水で飼育してみようと思います!
カレイは肉食性なので、エサの調達が結構大変になるかも
水質は弱酸性が良いらしいので、なるべく貝などは入れないようにします
水合わせもしました!
翌朝…
死んでしまいました…
二匹とも
寿命は20年じゃなかったっけ?
寿命を全うする一日前の個体を釣り上げたわけではないと思うので、おそらく水質の問題でしょう
魚の飼育がうまくいかない場合や死んでしまう場合のほとんどが水質に原因があります
やはり汽水にすべきだったか…
埋葬!!
ヒメオオクワガタ【昆虫採集】
2019年夏 昆虫採集2000㎞行
台風の影響で数日間札幌市で足止めをくらい、日程が少なくなったものの、二泊三日で昆虫採集旅行を敢行することができた
狙いは道南の渡島・桧山・後志・胆振地方を中心に生息するヒメオオクワガタ
一昨年・昨年と台風の影響で採集に失敗している
今年も台風の影響を感じずにはいられないが、新しい採集場所に期待している
本来であれば、盛夏を避けて発生と活動がピークを迎える9月などに採集するのがベストだが、一昨年は9月、昨年は7月に採集に来て台風を喰らっていたので、それを避けるため今年は8月にしたが、やはり台風をくらってしまった
まじ運気悪ぃわぁ!
ヒメオオ運ねぇわぁ!
台風が母なる地球の営みとはいえ、3年連続は酷すぎる!!
漫画『ドラゴンボール』に出てくる【芭蕉扇】があればいいのに!と本気で思うワンパク
『ヒメオオの神様』というものがもしいるならば、キャメルクラッチからのハリケーンミキサーで仕留めてやる!!
いやぁ、まじでムカつく!!
『でけぇヒメオオクワガタ捕るまで帰らんぞ!!』の全走行距離2,255㎞の昆虫採集の幕開けです!
旅は南へ
今回は台風により足止めを喰らい、妻の実家がある札幌市に二日間滞在した
台風は温帯低気圧に変わったものの、風は依然として強く、河川や山道には近づかないのが無難であるが、それを承知で昆虫採集を強行した
札幌市からは積丹半島方面に進み、そのまま日本海海岸沿いを南に向かう予定である
神恵内村の道の駅【オスコイ!かもえない】
『オスコイ!』の意味は不明
木のアート作品が道の駅を飾るが、なんかすごく怖い
【ウニのパスタ】と【魚介冷製ラーメン】
正直、観光客向けのメニューだなって感じ
味は道の駅で出す標準レベルで値段は高め
北海道各地に今も【義経伝説】が残ります
奥州藤原氏滅亡の際、実は源義経は死亡しておらず、義経が青森県の竜飛岬から蝦夷地に渡ったとされるロマン溢れる伝説
平取町・本別町などにも義経伝説が残り、いまは観光資源となっているところも多いですね
ここは義経に付き従って海を渡った【弁慶】の伝説が残る場所なのでしょう
日本海は夕日がキレイなのですが、この日は台風なので当然夕日など見れず、風が強いので景色を楽しむ余裕はありません
なんとなく今日はこの辺で泊まろうと思っていたせたな町の【真駒内ダム公園野営場】
このキャンプ場はとてもキレイに手入れされていて、昆虫採集や釣りにももってこいのキャンプ場ですが、この日は台風の影響で二組のキャンパーしかおらず心細いうえ、ヒグマが高確率で出没するため、妻からNGがでてしまいました
う~ん
ワンパク一人なら、キャンプ場の端にでもシェルターを作ってさっさと寝てしまうのですが、家族持ちになるとなかなかそうもいきませんねぇ
いまその命が尽きようとしている【アブラゼミ】
灯火に集まる虫を食べるためなのか、大量の【ニホンアマガエル】
結局この日は今金町をブラブラ灯火採集しながらさらに南下
道の駅【てっくいランド大成】で仮眠
八雲町(旧熊石町)~乙部町
朝になり、すっかり天気が良く気温もグングン上がって30℃を超えた
ただまだまだ風は強い
車中で仮眠して体がキツいので、少し体をほぐすため虫取りをしてみる
【エゾマイマイカブリ】甲虫目
長い首をカタツムリの貝に突っ込み食す
『マイマイカブリ』とはそのものズバリのネーミングですね
もちろんオサムシの仲間ですので、お尻から臭い汁を出します
この画像のプリンカップの内側にその汁が付いています
妻にその臭いを嗅がせたら、プリンカップを投げつけられました
ちなみに道南は【オシマルリオサムシ】というマイマイカブリと同じ仲間の金属光沢が美しいジュエリービートルがいるのですが、今回の遠征で会えるでしょうか
【ミンミンゼミ】半翅目
北海道には道南にしかいない種
昔からワンパクは、女性並みの大きさでぽちゃぽちゃした手がコンプレックス
日本でもっとも広く分布するセミではないでしょうか
【オニヤンマ】蜻蛉目
胸の正面が『ハ』の字に黄線がなっていて、複眼が上部でくっついているのが特徴
【ベニシジミ(夏型)】鱗翅目
昆虫マニアの中でも鱗翅目(チョウとガ)は人気の種類です
そのなかでもシジミチョウは特に人気があります
チョウの仲間は、アゲハ・タテハ・チョウ・セセリ・シジミなどに分けられます
【セセリの一種】
写真を撮った記憶が全然なく、画像から種の同定ができませんでした
厚沢部町~梅漬峠
もうここは開通させるつもりはないのかもしれない
ここが開通すれば茂辺地に抜けることが出来てとても便利なのだが…
【東大沼キャンプ場】
言わずと知れた大人気キャンプ場(無料)
ライダー、ファミリー、カヌーイストなど色々なキャンパー層から支持されている
ワンパクが幼稚園児のころからここは何も変わっていない
オールドキャンプファンからも圧倒的な支持を得ていることでしょう
あら!【オニクワガタ】発見!
ヒメオオクワガタ採集場所新規開拓
ヒメオオクワガタは画像のような林道を行き、樹上の個体を捕獲する
当然ヒグマの生息地に飛び込んでいくこととなるので、クワガタ採集で一番危険が伴う
また、捕虫網は10㍍を超えるカーボン製のものを使用する場合もあるので、落雷を避けるため天候には気を遣う
ちなみにワンパクは5.5㍍のものを標準装備している
採集時期などにもよるが、ヤナギ類やハンノキ、イタドリ、ヤマブドウなどの木を一本一本丹念に食痕がないかを見ながら歩く
いつの間にか随分と山の上まで来ていたようです
枝の隅々まで見ていると、あっという間に日が落ちますね
林道あるあるですが、林道を行くと廃線となった林道に差し掛かることがあります
その廃林道には山菜が豊富に自生していることが多いですが、クワガタはいないことが多いです
この日はヒメオオクワガタに出逢うことが出来なかったけど、新たな林道や候補地を見つけることが出来たのでオッケー!
とりあえず今晩の野営地に向かうこととした
【ミヤマクワガタ♂小歯型】
腹が減ったので、グルメスポットへ
【ハセガワストア】
通称『ハセスト』
ハセストの名物はやはり『やきとり弁当』
函館市民は『やきとり弁当』(函館ワイン使用)を函館の専売特許だと思っている人が多いと思いますが、実は…
【タイエー】(根室市)
外観が同じなだけでなく、『やきとり弁当』(十勝ワイン使用)もあります
決してパクリではなく、暖簾分けのようなものだったが、ハセストがセイコーマート傘下に入るに従って、タイエーも同じくセイコーマート傘下になった
詳細はわからないが、いまでは『やきとり弁当』は根室市民のソウルフードとなっている
続・ヒメオオクワガタ採集
【湯の沢水辺公園】
とても手入れの行き届いたキャンプ場
昆虫採集や釣りを目的とするキャンパーも多い
地理的にも函館市街地からほど近いが、がっつり山の中であることに加え、ペット同伴可能なので重宝する
繁忙期は人気のキャンプ場だが、少しでも時期が外れると利用者が少ないうえに、ヒグマ出没の怖さに怯えることになるが、ここ数年はワンパクのお気に入り
このキャンプ場の先にまだ道は梅漬峠経由厚沢部町『館(たて)』方面に続くが、現在は通行止めとなっており、ヒグマの生息集中地帯となっています
ワンパクのタフなアウトドアに耐えてきた鍋セット
【ドンキホーテ】で防災グッズとして980円で販売していたものを購入
ベコベコにへこんだりしていて、もう10年以上使用している
採集した昆虫はとりあえずプリンカップに保管している
早くヒメオオに逢いたい!
木古内町↔江差町を結ぶ鉄道が数年前に廃線となったあと、その線路を利用して観光資源にしているようです
いつもルッキングしている道路が、工事されて新しくキレイになったり、トンネルができたりと整備されていて、しばらくはクワガタ採集できないですね
朝からルッキング採集していたので、疲れました
汗を流そうと思います
【湯ノ岱温泉】
古い施設ですが、とてもいいお湯なんですよ
え?
この繁忙期に定休日なんてあるんスか?
やっぱツイてねぇわぁ!!
仕方ないので、採集に戻ります
あら、新しいヒグマの糞さんこんにちわ!
こちらからもヒグマの糞さんこんにちわ!
こんな看板があって当たり前ですね
ちなみに北海道では常識ですが、『熊出没注意!』とか『ヒグマ注意』という看板が立っているところは、ヒグマがその場所で目撃された地点ですので、ただの注意喚起や脅しではないので注意しましょう
しかしヒメオオクワガタはこんな看板などない、ヒグマがいて当たり前の場所にいます
『熊が怖い』『危険だよ』と言う人はヒメオオクワガタの採集は諦めましょう!
ヒメオオクワガタは、ヒグマをぶん殴ってでも捕りたい人だけに与えられる栄誉です
ヒメオオクワガタが『天空のクワガタ』と呼ばれているのは、生息する標高でもなく、地面ではなく遙か高い樹上にいるからでもなく、半端な人間には手の届かない存在のクワガタであるからです!
車のナビにもう道などありません
こんなところを徒歩で採集します
ここはまだ車が入れる林道があるだけマシですよ
こんなところに来ると、もうワンパクのテンションはMAXになっています!
ギンギン!!
ワンパクの中の野生と狩猟本能が一気に外に溢れ出し、五感が研ぎ澄まされます!
こうなるとワンパクは止まらないことは、妻は承知しています
採集へ向かいます
1時間後…
アブしかいませんでしたぁ
ワンパクの中の野生と狩猟本能が一気に外に溢れ出し、五感が研ぎ澄まされた結果、アブしか見つけられませんでしたぁ
危険を顧みず、勇んでヒグマの住む森へ入った結果、これですぅ
『でけぇヒメオオクワガタ捕るまで帰らんぞ!!』の気合いがもうありませぇ~ん
もうふて腐れるしかなく観光に徹する
運気を変える必要があるようです
実はこの愛宕(あたご)神社には伝説があります
【逆さ水松】
『水松』とはオンコ(イチイ)のことです
戦国期に北海道にも【蠣崎(武田)】氏という和人領主がいました
その家臣で【南条広継(なんじょうひろつぐ)】という武将が、クーデターの疑いをかけられ、お殿様に切腹を命じられます
身の潔白を主張しましたが、聞き入れられませんでした
『自分の亡骸の上に水松を逆さまに植えて、それでもなお、その水松が育つのなら、それは自分の身の潔白の証である』と残し自害
現在もその水松は勇壮に鳥居の横にある
この伝説をワンパクが知り、訪れたのはいまから17、18年ほど前
【清和源氏・甲斐武田氏(武田信玄など)】の庶流・傍流を調べていたときに【若狭武田氏】→【安東(秋田)氏】→【蠣崎(武田)氏】で知りました
当時この伝説の地である上ノ国町を訪問した際、学芸員さんを含み誰もこの伝説を知らず、たまたまその場にいたご老人が愛宕神社の場所を教えてくれて、ワンパクはその場所を知ることができました
そのときはなんの変哲も無い神社でしたが、それから数年後にこのような立派な看板が建てられていました
上ノ国町、江差町は北海道で最も古くから和人が住み始めた場所なので、歴史ロマンを求めて観光します
【かもめ島】
江差のにしん漁を支えた天然の良港を形作る島で、江差町のシンボル
現在、島の上にはキャンプ場があるが、荷物の搬入が非常に大変で、しかも風が強いので初心者向きではありません
ワンパクは昔、このキャンプ場に来て泊まろうとしたのですが、あまりにも風が強くて、島の上にある食堂で『にしん蕎麦』を食べただけで撤退した記憶があります
【開陽丸】
幕末に幕府海軍がオランダから購入した当時最新鋭の軍艦
【榎本武揚】が【土方歳三】らと合流し、この軍艦で松前藩を陥落させるなどの活躍を見せるが、江差沖で座礁・沈没したため、【箱館戦争】での新政府軍と旧幕府軍の形勢が逆転することとなったらしい
【いにしえ街道】
昔ながらの町並みを再現していて、にしん全盛期当時の豪商の家などがある観光スポット
【姥神大神宮】
北海道最古の神社で、社殿は鎌倉時代の創設と伝わる
札幌市の【北海道神宮例祭】と根室市の【金比羅例大祭】と並び【江差姥神大神宮渡御祭】は【北海道三大祭】と称される
にしん漁で栄えた当時の栄華を物語るような雄大な山車が町を練り歩きます
根室市の金比羅例大祭と同じく【江差姥神大神宮渡御祭】は毎年8月9~11日の開催
『アワビってこんなに安かったっけ?』ってくらい安かったです
ワンパクが住むオホーツク海では味わえないのが【アワビ】
Lサイズで430円くらいでLLサイズでも640円(税込)
10個買って、切らずに丸かじりでいただきました
でも、ちゃんと切った方が美味しい
【国民宿舎 あわび山荘】
よく考えると、意味不明のネーミングですが、ここは素晴らしい温泉ですよ(日帰り入浴可)
この施設の隣にキャンプ場があります
必要最低限しか設備がないキャンプ場で、川釣りも昆虫採集もでき、さらに海でのタイドプール(潮だまり)で遊ぶこともできるので、ワンパクのお気に入りなのですが、昨日までヒグマ出没のため閉鎖されていたようです
妻と結婚する前に一緒に来たことのあるキャンプ場で、散々酒を飲んで釣りをしていたこともあり、妻の手が蚊に数百箇所刺されることとなり、気が狂いそうになりながら病院に行ってました
バカですねぇ
実はこのキャンプ場の先にまだ山奥に続く道があります
この先は路肩の弱いダートの山道が続き、その先に天然の温泉があります
【秘湯 熊の湯】
天然の岩風呂ですが…あれ?
行けねぇじゃん!!
先日の台風の影響かな??
クワガタ運に続き、温泉運もねぇや
まぁでも、本当に『秘湯』って感じの温泉なので、温泉好きな人は是非行ってみてください!
ちなみに夏は、温泉に到着するまでに数百というアブに囲まれる覚悟が必要です
なにせ秘湯ですから
ヒメオオクワガタ採集リベンジ
良さそうな林道を見つけましたよ~
【太櫓越林道】
でも今回はこちらをチョイス!!
【臼別川林道】
この林道の先には温泉があります
行ってみましょう
林道という割には、かなり整備された道路です
絶景が広がります
かなり山奥に入ってきましたよ~
うおっ!?
【臼別温泉】(無人・男女別)
こんな山奥に似つかわしくない立派な建物が!!
あまりに立派で、『秘湯』って感じはしませんが期待できそうです!
施設は無人です
内風呂(男湯)
露天風呂(男湯)
露天風呂からの眺め
画面手前が露天風呂(男湯)で、衝立の奥が女湯です
バチン☆!!
すごい音がしました!
何かと思い、ワンパクはチ〇チンをブラブラさせながら音のした方に行くと…
ミヤマクワガタ♂です!
しかもかなりデカイ!!
チ〇チンの話じゃないですよ?
これはデカイ!!おそらくワンパクのいままで採集してきたミヤマクワガタで一番デカイです
78.4㎜でした!!
ワンパクギネス更新!!
すげぇ!!
あれ?エゾ型ではなくフジ型です!
第一内歯が大きく発達しています!!
最後の最後でクワガタ運が来ましたよ!!
温泉も最高でした!!
結局今年の夏もヒメオオクワガタの採集には失敗しましたが、最後に思わぬプレゼントがありました
道南には素晴らしい自然や町や出逢いがたくさんあって、何度来てもやめられませんね
せたな町~今金町~長万部町~黒松内町~蘭越町~ニセコ町~真狩村~留寿都村~喜茂別町~札幌市~道東
全走行距離2,255㎞
タガメのその後1【昆虫飼育】
男と女
やっとエサを食べてくれました
新しい環境に慣れてきたのでしょうか
食べた後の金魚の亡骸は骨まで溶かされているのか、フニャフニャの皮だけ残って沈んでいる
投入した【小赤(金魚すくいの金魚)】五匹をペロッと食べたので、すかさずオスのタガメも水槽に投入
画像左が木に登って日向ぼっこしているメスと、右のホテイアオイの横でお尻を出しているオス
オスもまずまずのペースでエサを食べています
今後様子を見ながら…
ああっ!!
いつの間にか男女の仲になってるぅぅ!!
しかも交尾中!!
『そこに愛はあるんか!?』
限られた空間に男女が二人でいると、すぐにこんな風になるのは人間も昆虫も違いないんですねぇ
まぁワンパクも身に覚えがないわけではありませんが…
あぁ、十代の頃がなつかしい
あ、下ネタっスよ
産卵するのかなぁ?
行きずりの恋なのかな?
身籠もれば腹部が膨れてくるはず…
結果は追って報告します!
アカアシクワガタ【昆虫採集】
北海道における動植物分布境界
アカアシクワガタはヒメオオクワガタと分布が重なると言われていますが、北海道においてヒメオオクワガタは河野線と黒松内低地帯の間の分布は道南に比べると僅少になり、アカアシクワガタの分布は河野線を越え、全道的に分布します
ただやはり河野線以西の分布が中心となることに間違いないでしょう
河野線以西ではアカアシクワガタの生息が濃く、普通種のコクワガタよりも採集数は多くなりますね
日本各地に動植物分布境界があり、ブラキストン線をはじめ、八田線・牧野ライン・ルイスライン・本州南岸線・渡瀬線などがありますが、北海道においては【河野線(石狩低地帯)】と【ブナ北限(黒松内低地帯)】が昆虫の分布を考察・採集するにあたり重要ですよ
アカアシクワガタ採集方法
やはり灯火採集が一番成果があがるが、良型の個体の採集ならばルッキング採集をオススメします
河川沿いに自生するヤナギ類を丹念に見ていくと、メスをガードしているオスがよくいるので、ペアで採集できる
ヒメオオクワガタを目的に採集していると必ず見つけることができるクワガタです
今回見つけたアカアシクワガタのペアは決して良型ではないのですが、黒いつやのあるボディと赤い脚のコントラストが素敵な個体だったので、ワンパク家の家族として迎えます
本州ではやや高山帯に生息する種類ですが、北海道では低地帯及び平野部にも生息します
メスの見分け方ですが、やはり『赤い脚』が一番の特徴です
クワガタの種類や個体によって、脚や胴体の裏側が赤茶色っぽいメスのクワガタもいるので、種類の判別に迷ったりする場合もあるかもしれませんが、アカアシクワガタはもっともっと『赤』です
思っているよりも『赤』です
あと、アカアシクワガタはピッカピカの黒いツヤのあるボディをしています
採集時期は8月に活動のピークを迎えるので、まだまだ採集可能なので、黒いツヤのあるデカイやつが大好きな方は間に合いますよ~!
あ、下ネタじゃないっスよ