East End Wilder

自然を遊びつくそうぜ!!のブログ【ガチサバイバル】

北海道のクワガタ獲り、採り、捕り【ボクの夏休み】

夏休み…

 

大人になった今もこの日を待ち望んでいる

 

まぶしい陽射し、夏祭り、家族旅行、キャンプ、夜ふかし、釣り、絵日記、じいちゃんばあちゃんの家、ラジオ体操、宿題、自由研究、スイカ割り、肝試し、花火、ひと夏の恋、昆虫採集、昆虫採集、昆虫採集、昆虫採集…

 

あの日の思い出は色褪せることなく、宝石のようにいまだにキラキラとボク心の中で輝き続けている

だが、限りなく夏は続くように感じていても、いつかは儚く終わりを告げる

 

どうも、サバイバル愛好家のワンパクですぅ!

やっと最高気温が25度を超えて夏になってきたYO☆

例年より暑いNE!

せっかくやってきた夏☆

モタモタしてたら行っちゃうYO☆

楽しみ尽くすしかないっしょ!!

今回はサバイバルじゃないよ!

でも、お子さんにクワガタを捕らせてあげたいパパ必見!!

北海道へ旅行に来る方必見!!

童心にかえってクワガタ獲りしたい方必見!!

それじゃあ、早速いってみよー☆

 

北海道のクワガタ採集

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やる気満々ワンパク☆

大人だってはしゃぐんだぜ!!

んんんひゃっほぅ〜!!

ワンパクは小学36年生だよ!!

ボクは昆虫のなかでも【膜翅目】と【半翅目】の専門だけど、やっぱりこの時期はクワガタ獲りがアガっチャウ!!

過去に記事にしてるけど、北海道では灯火採集が一番結果が出る

f:id:wanpaku-yaseiji:20210720125527j:image峠のふもとのこんなチェーン脱着場もクワガタスポットだよ
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f:id:wanpaku-yaseiji:20210720125531j:image街灯の下にクワガタの死骸があれば必ずクワガタはそこに来ます
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初心者でもこの記事を見ればプロなみにクワガタを捕ることができチャウ

クワガタ獲りの基本的な採集方法はこの記事から↓↓↓

クワガタを確実に採る方法はこの記事から↓↓↓

それぞれのクワガタについてはこちらから↓↓↓

昔の記事だから恥ずかしいよぅ…

 

心霊スポットでクワガタ獲り

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肝試しと昆虫採集をコラボして、夏をギュッと欲張りしようのコーナー☆

今回は道東(北海道東部)でも指折りの心霊スポットで昆虫採集

詳しい場所はお伝えしませんが、この画像でどれだけヤバい心霊スポットか分かる人には分かりますよね?

北海道には『タコ(他雇)』と呼ばれ、劣悪な環境で強制労働を強いられてきた者たちにより開拓された歴史があります

その者たちの人柱伝説が残る鉄道トンネルがある(現在も使用中)のですが、実際に十勝沖地震によるトンネルの壁改修工事の際に人骨が発見されて、その後の発掘調査によりさらに人骨が発見されたことにより伝説ではなく実際にあった歴史上の事実であることが証明されました

人骨が発見される前からやはり色々な怪現象や噂があったようですが、ワンパクはそこでクワガタを捕っチャウ☆

間違えてオバケ捕まえたらみんなに報告すっぞ!

さぁて、ナニがいるか!

おらぁワクワクすっぞー!!

f:id:wanpaku-yaseiji:20210721041456j:imageひっくり返ったエゾ型ミヤマ♂
f:id:wanpaku-yaseiji:20210721041452j:imageエゾ型ミヤマ♂♀

新成虫のオス特有のキレイな金色の毛はぜってー見てくれよな!!
f:id:wanpaku-yaseiji:20210721041447j:imageミヤマ♀

すっげー普通種ばっかりじゃねーか!!

この辺りは2012年〜2019年の調査に一旦区切りを付けたワンパク独自の『北海道クワガタ生息域調査』のとおりミヤマ主体になってんな!

あれ?なんでこの画像だけ変な色なんだ…?

クワガタ捕っていたら夢中になりすぎてたので、オバケがいたとしてもガン無視してたと思ふ

ビビってやれなくてすまねぇ!

やっぱ昆虫採集と肝試しはコラボできねーわ!

 

心霊スポットでのサバイバルはこちら↓↓↓

 

オッス!おらワンパク!!

ワクワクすっからぜってーバナーをポチッとしてくれよな☆

ウェットスーツ【ピチピチおっさん】

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こちらの上の画像3つは六月中旬の同じ時間、同じ場所で撮影したものですが、さて皆さんここで問題です☆

これらは一体、何時に撮影したものでしょうか?

 


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正解は午前2時30分

この時期、真夜中2時半には明るくなる東の最果てからお送りしているサバイバル愛好家のワンパクですぅ

画像の明るさ補正とかしてないよ

こんなんじゃ【キャッツアイ】のように闇夜に紛れて仕事はできないね

さて今回は前回記事の【パックラフト】の紹介が遅くなったのはなぜか〜ってことで、

それじゃあ、早速いってみよー☆

 

ウェットスーツ

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もしものために皆さんのご家庭に必ず一着は常備しているといわれるウェットスーツ

ここで詳しくは触れませんが、ウェットスーツは【フルスーツ】をはじめ、【シーガル】【ショーティ】【タッパー】など色々なタイプのものがあり、ワンパクは【ロングジョン】という上の画像のようなベストと長パンツが繋がったタイプのものを愛用していますYO

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この上からタッパー(ジャケット)を着れば、春〜秋のシーズンはOK

紫外線が通常の9倍とも言われる水の上では、タッパーは日焼け防止にも役立ちますね!

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また、ロングジョンは肩周りの負荷がないので、パドルスポーツやスピアフィッシングのときには非常に便利です

 

デブとウェットスーツ

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あれ?ワンパクさん、タッパーを見てなにやら困ってます

コレ…

明らかに小せぇ…

で、でも着てみチャウ!

ジャーン!!

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WAO☆

たわわに実ったわがままボディはまさに四人目のキャッツアイ!

白昼堂々、川底に眠る砂金を狙っています!!

ピチピチで体のラインがハッキリと出る姿はセクシーそのもの❤️

お腹がスゴイNE!!

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見た目的に、

f:id:wanpaku-yaseiji:20210714125721j:imageキャッツアイというより、どっちかというとコッチか…

f:id:wanpaku-yaseiji:20210714190813j:image変態だし、もうコッチかもしれん

パックラフト搭乗時には、現地でスピアフィッシングなどをするためにウェットスーツを着るんだけど、ホントはこんな姿を晒したくなかったのでパックラフト自体の紹介を遅らせてたのよぉ

いつか痩せるだろうと…痩せたら記事にしようと…

現実は残酷

ウェットスーツはそもそも、スーツ内に入ってきた水が体温によって温められ、その温かい水の層を纏うことで体温を確保します

こんなにピチピチではウェットスーツ内に水の層ができないので、まったく意味がありません

『タイトなジーンズにねじこむ〜、私という闘うBODY♪』なんてBoaの歌が頭の中でリフレイン

かなり私のBodyはウェットスーツに締め付けられ、膨らみ返そうと闘っています

ぐ、苦しい…

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こんなお腹でパックラフト乗ったら宝船になっちゃうNE☆

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こんな布袋•大黒•恵比須の3デブ神みたいなお腹じゃ、ワンパクが元競泳選手でマーシャルアーツ使いだなんて誰も信じないYO

清流日本一になったことのあるキレイな川から、汚いピチピチオッサン画像をお送りしましたぁ!!

 

励みになりますので、慈悲の心のある方はぜひバナーをポチッとぉぉ!!シャース!!

↓↓↓↓

パックラフト【冒険野郎必須】

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ボクは変態!

そしてゲス!

その『変態』という裏の顔をひた隠しにしながらボクは日々生きているんだ

これは国家機密レベルⅣに相当する

しかし、あろうことかボクのその変態情報が職場に漏れてしまった!

 

ある日残業していると、1人の若い女性がボクのデスクに近づいてきた

そしてボクにこう言った

『ダニの記事見ましたぁ❤️大丈夫ですかぁ?』

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この瞬間、目の前が真っ白になり、ボクのライフゲージは全てもっていかれた

いまの君の言葉で大丈夫じゃなくなったYO

日々変態さをひた隠しにする代わりに、変態パワーを微量ずつ垂れ流すための吐け口であるボクの有毒ブログを見ている??

そ、それはやばいYO☆

ショックのあまりそれ以降の彼女との会話はほとんど覚えておらず、たぶん意味不明な言い訳のようなことをずっとしていた気がするぅ

でも彼女の心の声はしっかりと聴こえていた

『下ネタばかりのこのゲス野郎がっ!!』

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そんな事を言うはずもないとても良い子なのはわかってはいるけど、ゲス世界の住人であるボクという怪物にはもうそのような聴力とすさんだ心しかないんだ

君のような純粋でまっすぐな光はボクのような怪物にとっては眩しすぎるんだよ

そんなことよりもこれ以上、ボクがゲス世界69丁目072番地在住の変態であることを決してこの職場に広めてはいけない!

まして女子のコミュニティでそんなことが広まってしまったら、残りのワンパクの職場人生は笑ってしまうほどの地獄絵図になっチャウ

この職場には数百人が働いているけど、幸いボクがゲスであることを知っているのはおそらくごく一部

いまのうちにしっかり口止めしておかなくチャ!

真っ白になった視界が色を取り戻し、声をかけようとしたけど

『おつかれさまでしたぁ🤗』

あ、行っちゃったNE…

どうも、あと25年もある職場人生が、女子たちからの冷ややかな視線もしくは無視が確定しちゃったサバイバル愛好家ワンパクですぅ

てなことで、今回は『裏の顔』がテーマ

ワンパクは山野に極力なにも持ち込まずに現地調達にこだわるサバイバル愛好家だけど、実は色々なものに手を出していて、一応、その知識と経験がチョメチョメあってこその無駄なものを省いたアウトドアバカなんですよってことで、その中から【パックラフト】というものをご紹介!

それじゃあ、早速いってみよー☆

 

パックラフトとは

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パックラフトとはパッキング(持ち運び)できるラフト(いかだ)のことで、重量は3kg前後、収納サイズも50cm×25cm程度になり楽に持ち運ぶ事が出来るゴムボート

そんな携行性から『行きは山を登り、帰りは川を下る』『電車や自転車で川の上流へ向かい、自然の中をダウンリバー』『川辺でキャンプをしながらの川旅』『道無き道を行き、容易に人が近づけない湖で釣りをする』など、通常のカヤックやカヌーでは不可能だった遊び方ができ、ワンパクのような冒険野郎にとって、まさにこれは鬼に金棒、玉に肉◯

いままでこんな湿原の縦断や横断するにあたって、川を泳いで渡ったり

f:id:wanpaku-yaseiji:20210629191139j:image断崖絶壁を一人で懸垂下降したり
f:id:wanpaku-yaseiji:20210629191144j:imageそんなことをしながら前人未踏の地を探し求めていました

まぁ、それはそれでアリなんですが、新たなアプローチができるパックラフトは今後のワンパクのアウトドアに欠かせないものになるでしょう

 

Nortikトレックラフト

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パックラフトはアラスカ発祥のアクティビティで、西洋では比較的メジャー

数年前まで「パックラフト=アルパカラフト」と言ってもいいくらい一社独占だったが、アルパカに追随する形で近年勢いを増す【ココペリ】、手頃な価格帯でエントリー層を狙う【NRS】【クライミット】、アルパカとほぼ同形状なのに手頃な価格を実現した中国の【MRS】の台頭により群雄割拠の様相を呈している

しかしワンパクが選んだのは、第四勢力ともいえる【Nortik(ノルティック)】

なぜって?

安いから!!!(笑)

でもこのノルティックはドイツならではの質実剛健な作りと素晴らしいバランスを兼ね備えており、最高のコストパフォーマンスなんです

ヨーロッパではアルパカの次にメジャーなパックラフトメーカーで、ファルトボート(折りたたみ式カヤック)も作っているというしっかりとした技術のある会社

厚手の生地を使っているにも関わらず、他社のパックラフト本体重量とほとんど変わらない2,700gで、価格的に比べてもアルパカのスタンダードが164,100円、ココペリのキャストアウェイ128,000円、NRSパックラフトが97,750円、nortikのトレックラフト71,600円(全て税別)となっています

サイズ的にはアルパカやココペリよりも幅が少し広く、

f:id:wanpaku-yaseiji:20210630193707j:imageこんな感じ

175㎝84kg(ちょっと背が縮んでちょっと痩せた)のデブ族ワンパクが乗っても充分荷物も積み込めるし、取り回しも良い感じのサイズ感

少し幅が広いことで、激流に対しふんばりが効きづらいことも想定されるけど、デブ族が標準装備するデカいケツにはちょうど良く、なにも文句はない

しかも、リペアキットも同梱されていてユーザー自身で修理可能だが、有償で輸入代理店が修理してくれるアフターサービスも見逃せない

パドルスポーツ経験者として正直言うと、パックラフトと同程度の金額を払うのであれば快適性や安定性からいっても通常のカヤックやカヌーを買った方が良いと思う

しかしパックラフトに求めるものは、携行性(重量)と無限に広がる冒険心

パックラフトがワンパクの中で今アツい☆

 

どうやって膨らませるの?

浮き輪のように口で『フーッ』として頭がクラクラするぅなんてことはしませんよ

まずはどんな状態で収納されているかから見てみよー

f:id:wanpaku-yaseiji:20210630200527j:imageこの中に本体が収納されています
f:id:wanpaku-yaseiji:20210630200537j:imageパドルは別売り
f:id:wanpaku-yaseiji:20210630200541j:image収納バッグにはリペアキット
f:id:wanpaku-yaseiji:20210630200548j:image焼肉屋の前掛けみたいなシート

f:id:wanpaku-yaseiji:20210630200755j:image全て英語なので、見た瞬間に不必要となる説明書
f:id:wanpaku-yaseiji:20210630200521j:imageポンプバッグが入っています

これを使って本体を膨らませるんですよ
f:id:wanpaku-yaseiji:20210630200532j:imageこれがパックラフト本体です

f:id:wanpaku-yaseiji:20210701123825j:imageポンプバッグの凸部分を
f:id:wanpaku-yaseiji:20210701123838j:imageパックラフト本体の凹に
f:id:wanpaku-yaseiji:20210701123819j:imagecome on!come on! F◯CK!!
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f:id:wanpaku-yaseiji:20210701123829j:imageポンプバッグに空気を取り込んで
f:id:wanpaku-yaseiji:20210701123833j:image本体にヘッドロックの要領で空気を押し込む…これだけです☆

ものの数分で本体が膨らみきりますよ

乗りたいときにすぐ乗ることができるこの手軽さがうれしいですね

そしてすぐに撤収もできます

ちなみにヘッドロックは頸動脈を腕で絞めあげるだけでなく、自分の胸を相手の後頭部に押し付けて頭を固定し、相手のアゴが完全に引いている状態で、腕で鼻と口を塞ぐように絞めあげて呼吸困難にさせる方法もあり、特に息の上がった相手には効果的です

地獄のような苦しさなので絶対にマネしないでね

一体なんの話ですか?

あ、そうそう!そのヘッドロックの要領だと効率的に素早くパックラフトを膨らませることができまーす

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こんなクソダサいザックにも収納できるし、パドルは4分割できるので持ち運びに便利

↓ダサいザックが我が家に来た記事はこちら↓

 

さぁ冒険の始まりです

f:id:wanpaku-yaseiji:20210702203133j:imageパックラフトをひっさげ、ヒグマの出没する川を下ってもよし、無人に行ってもよし、外界から隔絶した秘湖で釣りをするのもよし、激流を制するのもよし

ワンパクにしては大金をはたいてせっかく買ったパックラフトなので、どんどん乗って乗り潰してやるぜ☆

実はワンパクは以前からパックラフトを購入しており、ご紹介が遅れたのには理由がありますが、それはまたの機会に…

 

底無しの冒険野郎はYouTubeEAST END WILDERが好きなはず!

ぜひ応援してください☆

山菜づくし【時期外れ】

『タイミングが全てだよ』

おそらくこんな言葉を耳にしたことは誰もがあるのではないでしょうか?

仕事やプライベートでも、全てにおいて通じる核心をついた言葉だけど、ボクはこの言葉が好きじゃないYO

あまりにも極論すぎるので、その言葉を使われてしまうとそれ以降の建設的な議論や改善へのアプローチは見込めないと思うんですよねぇ

相手の思考を止めてしまう、極めて悪質な議論放棄型のバカの一つ覚えの回答としか受け取れないNE

『で?』『…からの?』と、その次の言葉をそいつから引き出そうとするものの、だいたいそういう奴からは言葉は出てこない

しかもそいつが『言ってやった』のドヤ顔のままだとボクの怒りゲージはMAX

そんな全てを達観したような物言いをする相手に対してボクは、そんな回答しかできないおまえが組織にとってどれだけ無用で、どれだけ無能であるかを自ら吐露しているようなものだとさらに上からの目線で中指立てて優しく教えてあげます♪

どうも、記事をあげるのが遅くなって、内容的に完全にタイミングを逸してしまった性格の悪いサバイバル愛好家のワンパクですぅ

そう今回は山菜☆

タイミングぅ?

どこの言葉だっけ?

そ…それじゃあ早速いってみよー☆

 

2021年山菜取りの成果

日本の極東部は桜が咲くころに、山菜は最盛期を迎えます

今年は例年よりも暖かく桜の開花が早かったため、5月中旬には満開となりました

桜前線のゴール地にしてはかなり早い♪

フキノトウ】から始まり、大人気の【ギョウジャニンニク】の時期も終わった頃、野山は生命力で輝く

今年もその輝きに誘われて、フラフラと野山に入って取ってきたのが…

f:id:wanpaku-yaseiji:20210610125138j:image【タラの芽】【クレソン】【ハリギリ】【ミツバ】【ハマボウフウ

f:id:wanpaku-yaseiji:20210610125504j:imageこちらは【バイカモ
f:id:wanpaku-yaseiji:20210610125500j:image水に沈んでいる物体は、バイカモに付いていた水生の寄生虫たち

気にせずそのままおひたしにしようと思ったのに、妻からNG

茹でればなんともないと説得したがダメでした

f:id:wanpaku-yaseiji:20210610125723j:imageこちらは【エゾノリュウキンカ(やちぶき)】

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野山が宝の山にしか見えなくなったら、それは母なる自然に一歩近づいた証

みなさんも山菜を取って季節を感じてみてはいかがですか?

スーパーに売ってるものとは味も香りも全然違いますから!!

まったく別の食べ物ですよ☆

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妻が毎日作ってくれるお弁当には、なにかしらの山菜が入ってます

特にギョウジャニンニクやクレソンは、産前•産後•妊活の栄養補給として女性にとっては完全栄養食品らしいですよ〜

 

時期を外した山菜の野食

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山菜取りはその対象となる山菜の旬の時期に取りに行きますが、サバイバル環境下では山菜の旬に合わせるわけではないので、時期外れのものを食すことが多いんです

それでもその山菜の特性を知っていれば、食べ方を工夫することで美味しく食べることができます

今後は採取時期を外れた山菜の食べ方などを記事にしていけたらなぁと思っています

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外来種である【コンフリー】なんかは、若芽を食べることができます(毒性の報告があるので、大量摂取しなければ大丈夫)が、ワンパク的には若芽の頃ではなくその花の蜜の方がご馳走です

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ムラサキツメクサ】(俗にアカツメクサ)の花の蜜ならみんなチューチューしたことありますよね

コンフリーはもう少し大味です

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真冬のバイカモなんて時期外れもいいとこですが、問題なく食べれるんですよぉ

あぁ、時期外れといえば…

『今春始動』とか言っておきながら、まだ本編をアップできていないYouTube

そのうちアップロードするから気長に待っててねー☆

2歳の娘をサバイバリストとして育てる【ワンパク的子育て】

『ダニに喰われる』の記事で娘にはワイルドな人間になってもらいたいと言いましたが、すでにサバイバリストとしての教育は始まってるYO☆

ワンパクのサバイバルフィールドで釣りをさせたり、

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f:id:wanpaku-yaseiji:20210607191911j:image山菜の取り方を教えたり、f:id:wanpaku-yaseiji:20210607191937j:image動物のフンや足跡を教えたり、

f:id:wanpaku-yaseiji:20210607191915j:image寄生虫について教えたり、

f:id:wanpaku-yaseiji:20210611181205j:image野食について教えたり…

パパはすべてを知っているわけではないし、知っている全てを教えることはおそらくできないけど、
f:id:wanpaku-yaseiji:20210611181153j:imageザリガニを食べるのは当然、
f:id:wanpaku-yaseiji:20210611181157j:image道東にはいないアズマヒキガエルの毒や、
f:id:wanpaku-yaseiji:20210611181145j:image安全な貝類、
f:id:wanpaku-yaseiji:20210611181150j:image虫を食べる際の消化管の取り方、

f:id:wanpaku-yaseiji:20210607192248j:imageヘビの処理の仕方、
f:id:wanpaku-yaseiji:20210607192238j:imageこれらの味を知らないなんてことはさせない

f:id:wanpaku-yaseiji:20210607192233j:image旨そうなウサギ
f:id:wanpaku-yaseiji:20210607192221j:imageあ、逃げちゃった

まぁ、猟期になったら捕り方を教えチャウ

f:id:wanpaku-yaseiji:20210607192214j:imageオタマジャクシの食べ方や、

f:id:wanpaku-yaseiji:20210615015426j:image火の熾し方、

f:id:wanpaku-yaseiji:20210615015734j:image刃物の研ぎ方、

f:id:wanpaku-yaseiji:20210615021834j:imageシェルターの作り方、

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f:id:wanpaku-yaseiji:20210615021745j:image海での食糧確保、
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f:id:wanpaku-yaseiji:20210607192210j:image湿原の歩き方、

f:id:wanpaku-yaseiji:20210610181036j:image野山の歩き方、

f:id:wanpaku-yaseiji:20210615020811j:imageそして生と死

色々教えたいこともあるけれど、それは自然がすべて教えてくれる

そして感じて、自分で考えてほしい

 

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f:id:wanpaku-yaseiji:20210610181559j:image父親であるワンパクですら持っていないmont-bellのアウターを着て無邪気に遊んでいるけど、そのうちそのタンポポも食糧なんだよと教えよう

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f:id:wanpaku-yaseiji:20210614125420j:imageあれ?…これはヘリノックスのタクティカルチェアミニじゃないっスか?

…妻よ

あからさまにワンパクパパと娘へのお金のかけ方に差があるよ…

ま、まぁ格好はどうであれ、娘には自然からたくさんのことを感じて学んでもらいたい

女の子だけどたくましく元気に育ってほしい

 

そして願わくばワンパクは、娘にはこんなふうになってもらいたい…

 

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あぁ、娘に嫌われるんだろうなぁ(笑)

ダニに喰われる【番外編】

やっほー☆

深夜のみんなのおともだち、ワンパクだよー!!

この度ワンパクはセカンドバージンを奪われちゃいました❤️

30年ぶりにやっちゃいましたねぇ

ロストバージンは小学生の頃

あなたは柔らかいところが好きで一週間以上激しくかじりつくから、あなたの残した傷跡がいまでも消えなくて…消えなくて…

わたしの大切なトコロに…

 

そして今回は…

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ここ!!

ダニてめぇ!人生で二度目だぞ!

チン◯の次にせっかく付くならもっと面白いとこに付けよ!!

しかも昔のオレのチン◯が柔らかかったってかぁ?!

本気だしたらカッチカチやぞ!

あ、取り乱しました…

まぁ、これだけハードなアウトドアをしているワンパクがダニに喰われるのがまだ2回目ということ自体奇跡なんですけどねぇ

それじゃー、早速いってみよー☆

 

マダニに噛まれただけで病院?

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妻はボクにこういう

『病院に行きな』

ボクには妻の言っている意味がわからない

ワンパクはダニが媒介となるライム病やSFTS、エゾウイルスなどに関する知識は当然ある

しかし、幼少の頃から体に何かが刺さってはカッターナイフをライターの火で炙って自分で切開して取り除いたり、皮膚を焼いて止血したり、裂傷してはホッチキスや瞬間接着剤を使って傷口を塞いだりしてきた

とある国の軍隊近接格闘術練習中に負傷し、足の骨が飛び出したが、ドラッグストアで悲鳴をあげる店員を無視し、消毒液と包帯を買っただけ

そのまま出勤して、鼓動のたびにちぎれた動脈から吹き出す血が、真っ白な骨に繰り返し浴びせられるその傷口の様子を、当時勤めていた会社の同僚が見て『OHhhh!!』と卒倒しそうになっていたが、自分から『見せてくれ』と言ったくせにうるせぇなクソ◯ッチとしか思わない

骨も砕けてたけど、結局ホッチキスでとめてやりました

『ワンパクはクレイジーだと言われても仕方ないのも多少はわかるけど、そんなに騒ぐことですかね?

病院が嫌いなわけでも注射が怖いわけでもないが、内臓などの病気以外は病院に行く気がしない

そんなワンパクに対してダニに喰われただけで『病院に行け』と言うなんて理解に苦しむ

しかもワンパクに対して妻はさらにこう言う

『もう娘がいるんだから、自分で切開するとかヤメて!』

ますます意味がわからない

娘がいようといまいと関係があるのか?

むしろワンパクは、娘に自分で切開して異物を取り除くくらいのことはできるようなワイルドな人間になってもらいたい

自分の体であろうとも、冷静かつ客観的に状況を捉える徹底したリアリズムがあれば、たとえ山中で深手を負った場合でも対応できる

死ぬこと以外べつに大したことじゃねぇよと教えたい

しかし、娘のいる前で妻と言い争いなどしたくはないので、折衷案として専用のピンセットで取り除くことにした

が、結果はすでに見えている

このダニは【シュルツェマダニ】

吸血してから時間が経過しているため、ワンパク内部に深く潜り込み、セメント物質を出して強固に齧りついている

ダニにワセリンを塗って窒息させたり、酢を塗ったり、反時計回りにねじったり、血を吸わせ続けて満腹にさせるなどといった民間療法的なものもあるが、そんなことはしない

時間が経つほど感染症のリスクが高まる

 

ひっぱってみよー♪

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f:id:wanpaku-yaseiji:20210604191604j:imageダニを摘むf:id:wanpaku-yaseiji:20210604191509j:image取れないし、ダニの体が潰れることもない
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f:id:wanpaku-yaseiji:20210604191547j:imageやはり取れないf:id:wanpaku-yaseiji:20210604191550j:image思いっきり引っ張ってみる
f:id:wanpaku-yaseiji:20210604191522j:imageぐいーん
f:id:wanpaku-yaseiji:20210604191532j:image乳首みたいになるくらい引っ張っても
f:id:wanpaku-yaseiji:20210604191527j:image取れない

もっと思いっきり…
f:id:wanpaku-yaseiji:20210604191609j:imageブチっ!!

あ…

千切れちゃった…

やっぱり頭が残ったYO…

ハイ!切開決定!!

結局、妻との話し合いの結果、皮膚科に行くこととなり、ドクターに『めんどうだから麻酔いらないので、そのまま切開してください』と言ったが『ダメです』と一蹴されましたとさ

日本一到達困難な温泉 金花湯【秘湯】

道東から400km以上離れた道央•道南地方へサバイバル遠征する際には、札幌市に妻の実家があるためそこに数日滞在して、準備•補給をしながら現地の天候などの様子を窺い、山行のタイミングを図ることが多い

今回の遠征も同様でしたが、滞在中のある日にボクが妻の実家のトイレに入ると、この世のものとは思えない臭いが襲った

ボクはトイレの中から『くっせー!!邪悪な臭いがするぜ!』『ここは魔界への入り口か!?』『小さい虫なら殺せる臭いがするぅ』などと大きな声で叫ぶ

当然、ボクがトイレを使用する前に、妻が使っていたと思っているわけなので、ふざけてそのような発言をしているのだが、どうやら犯人は義母らしい

リビングにいる義母にもボクの言霊が伝わってしまったため、妻は急いで魔界への入り口に殴り込んできたが、魔界のその臭気は妻をも蝕み、笑うことしかできない

『笑ってはいけない』状況も相まって、笑いをこらえればこらえるほど、全身の筋肉が痙攣を起こし、夫婦でトイレで爆笑

笑う度にボクのウ○チもピコピコとお尻を出たり入ったり

どうも、今回の件でさらに妻の実家での居場所がなくなってしまったサバイバル愛好家のワンパクですぅ

遠征中ずっと天気に恵まれなかったのは、義母の呪いでしょうか

ちなみにこの記事の山行は、緊急事態宣言発出前です

まだまだ仕事地獄から抜け出せなくて、記事の更新もYouTubeのアップも遅れてるけど…それじゃあ、早速いってみよー☆

 

金花湯(きんかとう)

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北海道島牧郡島牧村の泊川支流小金井沢川沿いにある秘湯中の秘湯(野湯)で、昭和30年代に鉱山調査のボーリング中に偶然湧き出た温泉

温泉法に基づく温泉ではなく、正式な名称も決まっていないため「小金井沢温泉」「小金の湯」「金華湯」「黄金湯」「黄金温泉」などとも呼ばれる

一番大きい源泉は小金井沢川横の高台から湧き出し、黄褐色の石灰華ドームを形成していて、この源泉のやや下には先人が掘った湯船がありそこを利用する

周辺にもいくつかの少量湧出の源泉があり「大判小判の湯」「鳳凰の湯」などと名付けられているものもあり、川が増水すると川底に沈んでしまう湯船もあるのだとか

泉質は含石膏土類硫化水素泉(中性低張性高温泉)ph6.5

泉色は無色透明であるが、大量の湯の花によって白濁していて硫黄臭がする

 

金花湯へのアクセス

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島牧村って北海道のどのへん?』と道外の方から言われそうですが、ワンパクの住む道東から約580km離れた後志(しりべし)地方の人口約1,400人余りの自治

今回はここでサバイバルしちゃおぅってワケ☆

島牧村には、ワンパクが札幌在住の頃はよくホッケを釣りに来てたけど、金花湯はいつか行きたいと思っていながらすっかり忘れていた場所

ワンパクにしてはめずらしく事前に色々と調べたので、この温泉のヤバさを少々ご紹介

『日本一到達困難な温泉』と言われる所以はそのアクセス

まぁ、アクセスってか道が無いんだけどね(笑)

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金花湯へは、北海道道836号島牧美利河線の終点から入るルートが最短で、昭和の頃までは金花湯のすぐ横まで通行可能だったようですが、現在は大規模な土砂崩れなどにより断絶、廃道(泊川林道)となっているため、直線距離は短いが泊川の沢登りを余儀なくされる難ルート

ひゃぁ〜、しびれるぅ!!

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もうひとつの金花湯への残されたルートは、村有林道千早川宮内線の峠付近までは車両通行可能だが、そこから先徒歩で約23km

ゲートから約9km付近までは定期的に林道整備されているらしいけど、その先は整備されておらず、道路崩壊、自然が人工物をすでに呑み込んでしまっているため藪漕ぎ必至の全行程往復46kmの日帰り不可能なルート

携帯電話も当然圏外

ひゃっほぅ〜☆

このルートは、昔は車の通っていたことのある道らしいので、登山道とは違って比較的ゆるやかとのことだけど、このあたりは当然羆(ヒグマ)の高密度生息地帯

また、水や食糧を確保するうえでエキノコックス症感染の危険性を踏まえながらの山行となることは、北海道民なら当然に予想できるよねぇ

そしてなにより、金花湯の正確な位置がよくわからない

ヒグマの巣窟である山道を藪漕ぎしながら往復46kmも歩いて『温泉見つけれなかったYO☆』だなんて、マジで勘弁!

インターネット上の情報を頼りにこのハイリスクな山行をする人ははたしてどれだけいるのでしょうか?

ワンパクが調べたこれらの情報を鵜呑みにはできませんが、金花湯へ到達することはあらゆるリスクを背負うため、体力・技術・装備・覚悟が必須であり、あらゆる面で自らの行動に全責任を持つことが出来る人に限られるため、誰もが到達可能な場所ではないってことは確かなようです

ゾクゾクするぅ☆

↓↓ワンパクのハイリスクな山行はこちら↓↓

 

沢登りルート(泊川ルート)

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沢登りが必要な泊川ルートを選択する可能性もあるので、ハーネスやピトン、ビレイデバイスなどの装備は一応持ってきています

話は逸れますが、あまり聞き馴染みのない沢登り』という言葉を聞いてみなさんはどんなイメージがありますか?

『水でパシャパシャ☆』『涼しげで楽しそ〜!』『川を遡行するだけでしょ?』なんてイメージの方もいらっしゃるかもしれませんね

答えは…

 

NOぉぉぉっ!!

 

沢登り』は通常の登山とは違い、最初から安全なルートから外れた渓谷世界に挑戦する登山術

通常のハイキング保険では沢登りは保険対象外で、危険度が高く専門的な冬期登山、ロッククライミング沢登りといったものはワンランク上の山岳保険でないと保険対象にならないことからも、いかに沢登りが危険かがわかると思います

日本では、登山道などがない古来から、山を越えるために沢筋が使われてきた伝統があり、滝や岩壁などを直登・高巻きで突破するなどの幅広いスキルが必要な登攀スタイル

シャワークライミングやキャニオニングの人気により最近はウエアやギアが進化していますが、そんなプリミティブな登山方法であるからこそ、あえてワンパクは既成の道具はなるべく使わずに踏破したいという思いがあります

ワンパクのアウトドアスタイル的にも現地調達にこだわりたいんです

しかし、この長雨により川はかなり増水しているでしょうし、バディもいない状況ではやはり沢登りは現実的ではなく、本命は片道23kmルート(神威山ルート)になるのかなぁと思いながらも、この泊川ルートのゴルジュや淵や釜など、どんな渓相なのか見ておきたいので行ってみることにしました

それでもし金花湯まで単独で行けそうなら行っちゃいましょう☆

地形図を見れば大体の渓相なのかわかるのかもしれませんが、ワンパクは国土地理院二万五千分の一の地形図とコンパスで読図をしながらルートファインディングをしない(これもこだわり)ので、どの程度の装備が必要かも実際に行ってみないとわからないんです

遊べそうな渓谷だといいなぁ…

さて、北海道道836号島牧美利河線を行くと【宮内(ぐうない)温泉】があります

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ここで妻と娘と義母を下ろし、温泉に浸かっている間にワンパクは下見に行きましょうかね
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って、宮内温泉より先は通行止めじゃん!!

このだいぶ先にトンネルがあり、そこを抜けると【泊川河鹿の湯】という野湯がある場所が北海道道836号島牧美利河線の終点なんですけど…

ここから道の終点までを歩く距離を考えると、金花湯までの最短である沢登りルートのメリットがまったくないよね…

よし!このルートは諦めました!

妻達をピックアップして、もう一つのルートに向かおうぜ☆

 

全行程46kmルート(神威山ルート)

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藪漕ぎしながらヒグマの高密度生息地帯を全行程46km歩く日帰り不可能ルート

このルートが一番現実的かなぁ…でも、すでに踏破されているルートってつまんないんだよなぁ

よし!ちょいと下調べしてから出発しましょうかね

広い北海道ですから、ワンパクの住む道東とは植生が違うんですよ〜

北海道と本州の間に【ブラキストン線】という動物相の分布境界線があるように、北海道内にも【河野線(石狩低地帯)】【黒松内低地帯(ブナ林北限)】という動植物分布境界線があるんです

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妻と娘とウン◯が臭い義母を【千走川(ちはせがわ)温泉】に置いて、天気が回復するまでは周辺に食糧調達の下調べにでもいきますか

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f:id:wanpaku-yaseiji:20210520022748j:image【イタドリ】の枯れ草です

大きいうえ軽く、加工しやすいので、木の枝の代わりにデブリハットシェルターの骨組みにも使えますね

竹は北海道には自生していないので、テントすら持ちこまないワンパクにとっては結構重要な素材

f:id:wanpaku-yaseiji:20210520023441j:image【イタドリの若芽】そんなに好きではない
f:id:wanpaku-yaseiji:20210520023429j:image【ギシギシ】ゲボるので食べすぎ注意

ヨモギ大好き

f:id:wanpaku-yaseiji:20210520023433j:imageクサソテツ(コゴミ)】アク抜きがなくて楽だし、まぁ好きかな
f:id:wanpaku-yaseiji:20210520023437j:imageカタクリ腹の足しにならない

ん?葉に黒斑がないですね

地域によってはそういったものもあると聞いていましたが、実際に見るのは初めてです
f:id:wanpaku-yaseiji:20210520023425j:image【エゾニワトコ】下剤の代わりになる

まぁ、ワンパクはこれだけあれば大丈夫ですが、今回同行予定の彼女のエサが必要です

f:id:wanpaku-yaseiji:20210525124509j:image元野犬のシャロンならミミズや虫やネズミなど自分でエサを探すことも容易です(散歩中によく食べてる)が、やはりこれだけのハードな山行なのでせめてお魚を食べさせてあげたい
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f:id:wanpaku-yaseiji:20210525124524j:imageあ!千走川って保護水面だったの?!

通年で釣りなどが禁止されている河川です

まじかぁ…

実は千走川を登って食糧確保しながら、賀老渓谷あたりで神威山ルートに合流する新規ルートの開拓を考えていましたが、それも無理なようです

シャロンの同行は諦めましょう

f:id:wanpaku-yaseiji:20210531183729j:image『新鮮なイワナが食べれないなら、ワタシ行かないわよ』とプィッとしています

しかもこの荒天による水量では単独での沢登りも諦めざるを得ませんね

 

ワンパク無念の撤退

カミナリとともに雨がさらに激しくなってきました

かなり危険な状態です

天気の回復を待ってすでに五日間経ちましたが、もうこれ以上ワンパクに残された時間はなく、義母の呪いのせいで今回の山行は断念するしかなさそうです

会社の上司に『秘湯のお湯が涸れるまで全部飲んできてやる!』と息巻いて出発してきたのにこんなんじゃ帰りづらいけど、サバイバルにとって一番大切なことは正確な状況判断

まぁ、悔しいけどまた来てやるさ☆

実はワンパクはこの地域のヒグマと何度か遭遇していて、その全てが大型個体で、大袈裟ではなく450kg以上であろう個体にも至近距離で『コンニチハ』したことがあるんです

そのときはトラウマ級の衝撃だったので、寝るたびにそのヒグマが夢に出てきてはどんな方法で戦っても勝てなくて、しまいにはヒグマに殺されるという悪夢を一週間見続けていました

でも、その神々しいばかりの個体にまた会いたい気持ちが大きくなったので、出会える可能性は低いものの、今回のこの地でサバイバルしようと考えてたんです

これが今回の山行の隠れた目的でした

次こそは金花湯に挑んじゃうYO☆

 

 

YouTubeEast End Wilderもよろしくお願いしチャウ