East End Wilder

自然を遊びつくそうぜ!!のブログ【ガチサバイバル】

川北温泉【秘湯】

秘湯 川北温泉
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川北温泉入り口看板

 

いきなりですが、ワンパクの奥さんはかなりの温泉マニアです

北海道の温泉には、大体入ったことはあるそうで、立派な施設の温泉から野趣溢れる温泉まで、幅広い見識と経験を持っています

もう今は閉鎖されてしまった温泉などの情報も持っているほどです

 

妻は入浴がとても長く、数時間はかかるので、妻を温泉に置いて、その間にワンパクはアウトドアを楽しむというスタイルで、いつも余暇を過ごしています

 

この日は、毎年この時期に来ている標津町の『川北温泉』にやってきました

根北峠の金山スキー場の橋近くに看板があるので場所は分かり易いと思います


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が、この日はまだ解禁になっていませんでした

後日リベンジで、また来訪すると、ゲートが開いていたので、林道を進んでいきます

この辺りは当然ヒグマの巣です

また、落石や路肩が弱くなっていたりとなかなかスリリングな5㎞の林道となっています


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脱衣所
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休憩所

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いつも駐車場脇にキャンプ者がおり、車のナンバーは本州や札幌など様々で、マナー違反ではあるが、泉質の良さからの人気が覗える

 

風呂は男女別となっており、温度は川の水を入れて調整します

ちなみに女性の入浴者は、ガムテープやヒモを持参した方がいいと思います

脱衣所のカーテンが風でヒラヒラめくれるので、外から丸見えになってしまうこともあり、入浴中はガムテープ等で固定し、ヒラヒラ防止をオススメします


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男用風呂

泉質は硫化物塩泉

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お湯だけですと熱くて入浴できないので、このホースからでている川の水で調整します

お湯から上がるときはこのホースを湯船から出すのを忘れないでねf:id:wanpaku-yaseiji:20190604012459j:image

川北温泉愛好会の方がよく手入れしてくれているおかげで、キレイで気持ち良く入浴することができます(無料)

 

車でそのまま来れる手軽さ(?)のわりに、秘湯感をたっぷり味わえるのが魅力

さらに泉質がかなり良い

秘湯度⭐⭐⭐(3つ)

 

 

さらに温泉を巡る~下オソベツ温泉~

これで終わらないのがワンパクの妻・・・

勢いがついたのか、『モール泉も入りたい』とのこと

『モール泉』とは、「炭化の進んでいない石炭」が温泉成分として一緒に湧き出ている温泉のことで、世界的にも非常にめずらしく、十勝地方を中心として道東(北海道東部)に点在するらしい

 

どこのモール温泉に行こうか考えたが、一カ所、気になる温泉施設があったので、硫黄の香りを付したまま、標茶町を目指すこととした

 


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下オソベツ温泉 味幸園f:id:wanpaku-yaseiji:20190604015637j:image

標茶町釧路市を繋ぐ国道沿いに案内看板があるが、どう見ても焼き肉屋さんのネーミング

 

国道から800㍍ほど脇に入ったところにポツンと施設がある

レストラン等は併設されておらず、近隣にもそういった施設はないが、泉質は素晴らしく、シャワーやカランからもモール泉が出る

 

しかも入浴料はたったの400円!

 

この辺りは【五十石(ごじっこく)温泉】や【茅沼温泉】があり、標茶町は温泉が盛んなことがわかります

五十石温泉は現在廃業中ですが、それは競争の結果なのかもしれないですね

 

 

今回の旅は、ワンパクは妻の入浴中は生後7カ月の赤ちゃんを見ていなくてはいけないので、一回も温泉に浸かることができませんでした

赤ちゃんも一緒に温泉に入れるまで成長したら家族風呂なんていいですね

 

そんな日を心待ちにしているワンパクでした