ダニ対処法
マダニ予防
北海道は5月くらいからマダニが活性化します
とくにここ数年はマダニが多い気がします
山や森以外でも、公園や道端の草むらなどでもよく見かけます
いつどこから飛び移られたかわからないので、厄介ですよね
ライム病(関節炎、筋肉炎)や回帰熱(繰り返しの発熱)、SFTS(重症性血小板減少症候群)などの感染症が恐いです
とくにSFTSは現在、有効なワクチンがなく、死亡例もある恐ろしい感染症です
まぁ、でも必要以上に恐がることもないですよ
対処法としては、
山や森から帰ったら、家に入る前や車に乗る前にまず、着ていた服をバサバサとほろいましょう
山などに入るときの服装ですが、なるべく明るい色のシャカシャカしたナイロン製で撥水性のある服を着ましょう
ダニが付きづらく、付いても分かり易いのでオススメです
【シャカシャカしてるけど黒っぽいので、ダニが目立たない】
また、狩猟区では誤射を防ぐ意味でも必要になります
さらに、帰宅後すぐにお風呂に入り、体にダニが付いていないかチェックしてくださいね
ダニに咬まれたら
山や森に入ったら、どうしてもダニは付いてしまうものです
咬まれてから時間が経っていなければ、ピンセットで、ダニを潰さないようにひっぱって取ります
ダニ用ピンセット
扱い方が特殊なので、慣れない方は普通のピンセットでオッケー!
本来であれば、「ダニに咬まれたら、無理矢理引き剥がさず、皮膚科に行って切除してもらいましょう」とか言うんでしょうけど…
確かにダニの頭部だけ残ると面倒です
体液を送り込まれたり、ダニの子供たちが腹から散乱したり…
なので、絶対に潰さないように注意してください
生きているダニを処分するときも、布テープに直接貼り付けて、絶対に逃げないように、しかも潰さないように、封印してください
咬まれたら状態で、「タバコの煙をかける」とかは効果ありません
また、「酢を脱脂綿につけて、それを、咬んでいるダニに覆うと、外れる」とかはないです
酢で覆うと、咬んだまま即死します
ワセリンやグリセリンをダニに塗って呼吸器を塞ぎ、自然と外れるのを待つという人もいますが、ワンパクはダニと一緒の時間をそんなに過ごしたくないので、ピンセット派です
咬まれてから時間が経っていて、ダニの頭が皮膚の深くまで入り込んでいる場合は、病院に行って切除してもらうのがベストです
ワンパクは、OTIM-TIMにマダニが深く食らい付いたため、自分で切除しましたが、失敗して大量に出血したあげく、痕が残りました
ダニには布テープ
ダニを手で直接つまんだりしても、咬まれたりすることはほとんどないですが、感染症が恐いので、あまり直接触らない方がいいかもしれませんね
まだ咬まれずに、服の上をダニが這っていたりしたら布テープで捕獲し、封印してゴミ箱にアディオスしましょう!
少し話は逸れますが、布テープはアウトドアシーンでとても便利な道具です
本来の使用法のほか、ケガなどをした際の止血帯としても活用できますし、ある程度防水効果もあるので、色々なことに転用できますよ