ナチュラルシェルター 冬の森中編【野営】
お晒しキャンプ
『おこもりキャンプ』が流行っている最中、ワンパクゴリラは真逆のベクトル
『お晒しキャンプ』てか、もうこれはマイナス14℃のなか『剥き出し』でただ寝てるだけになりそうだYO☆
本当はタープを使ったシェルターを色々と紹介しようと思っていたのですが、またの機会にしますね
決してめんどくさくなったわけではありませんよ…
この場所はかなり倒木があるので、シェルターの材料や薪に困ることはなさそうです
さぁ、まずは材料を集めてシェルターを作っCHAO☆
色々な本などでシェルターの作り方が書かれていますが、『これが正解!』ってものはありません
その場の状況と経験から『なにが最優先』かを導き出して、形にしていく即応力が試されます
今回は短期滞在を予定しているので、そこまでしっかりとしたシェルターまでは必要ないとワンパクゴリラは判断しました
この判断を見誤ると大変なことになります
長めの木を骨木にして、松の枝などを被せます
必要があればこの上から雪を被せますが、まぁ要らないでしょう
こんな感じでokay!!
「雑すぎるだろ」と言われそうですが、まったくそのとおりです☆
しかし、まだまだやらなくてはならないことがあるのでそれを済ませていきましょう
日が落ちるまで時間がありません
ファイヤーリフレクター
簡単なファイヤーリフレクターを作って焚き火をします
縦に木を2本挿して、それを両端に作り、その隙間に横木を入れて重ねていくだけ
Wow!!
雑すぎるぜっ!!
でもちゃんと角度的にシェルター内部に熱が反射するように設置しています
画面左の木は、雪の上に木のカーブを利用して椅子にしました
雑すぎるっ!!
それにしても、設置したばかりのシェルターなのに、すでに退廃的な雰囲気がするのは何故だろう…
さぁ、つぎは火を熾しましょう!!
火口としてこの【サルオガセ】と、先ほどの【カワラタケ】を使います
サルオガセのような地衣類は火口としてとても優秀で、『特殊な栄養獲得形式を確立した菌類』として植物学的にも面白い生き物
簡単に言うと「違う生き物を自分に取り込んで、その生き物から栄養分をもらう」という超高度な共生形態ですが、あまりに完全な共生なのでそれらを「一つの生き物」として見ることもできる不思議系植物
食べれないこともないけど、土とカビを混ぜた香りが口の中いっぱいに広がる『いつまでも口の中に残る系』なのでオススメしません
薪に火が移ったら、平行に並べます
こうすることで、熱の範囲が広がるので暖房用としての火熾しは完了です
ただし、薪を大量に消費する方法なので潤沢に薪が確保できる場合に限り行うよう注意が必要です
自由猟具での食糧調達
焚き火をすると、まだ何も焼いていないのに条件反射的に腹が減りませんか?
ワンパクは火を熾したら、もうそれは食事フラグが立ったも同然です
谷を降りて『エゾシカの墓場』の様子を見ながら猟区に入り、食糧となるものを調達してきましょう
まずは【スリングショット】
強力なパチンコです
鳥などを撃ち落とすのに重宝します
ウサギなどの小型の動物にも有効ですが、カメとキツネにはまったく通用しません
そしてワンパクの相棒の【ジャングルマチェーテ(値札シール付)】
鞘から抜くと同時にホーニングできる構造です
ずいぶんと昔に購入しましたが、用途の幅が広いのでワンパクサバイバルには必ず携行しています
たしか当時1,400円だった気がするぅ
さぁ、今日は何が獲れるかな?
鳥がいませんねぇ…
オオワシやオジロワシはいるんですけど、狩猟してもいい鳥類は28種類と決まってるんです
この辺りだと、【キジバト(ヤマバト)】と【ライチョウ】くらいかな
ミステリーハンター
鳥に出会うことすらできず鳥猟に失敗したワンパクさんでしたが、しかし食糧はしっかり調達してきた様子です
この画像はシェルターで鹿肉を調理する場面ですが、さて、ここでクエスチョン!
この鹿肉は一体どこから来たでしょう!?
1. 家から持ってきていた
2. ワンパク秘伝の方法でエゾシカをニーブラ!
3. 見つけたエゾシカの死骸が状態の良いものだったので、解体してロース肉だけ持ってきた
つづく