世界遺産知床ルサ縦断 前編【野営】
みなさまは夏のムダ毛処理、いかがお過ごしでしょうか?
どうも、スネ毛→太股→股間→腹毛が繋がってハイウェイ状態のサバイバル愛好家のワンパクですぅ
ヒゲや体毛は薄い方なのに『ハイウェイ』になってるので色白の体で毛が余計に目立ち、弱い悪魔超人のようです
ちなみにワキ毛は脇を閉じても前に飛び出しちゃってます☆
もうこれは見た目的に変態です
さて、今回はルサ縦断の準備『サバイバルやブッシュクラフトをするうえで、ナイフのような刃物が無くてもなんとかなるよ~【骨を使って代用しちゃうぜ編】』です!
【石を使って代用しちゃうぜ編】はこちら↓
十勝石(黒曜石)【鉱物】 - East End Wilder
それじゃあ、早速いってみよー☆
骨角器
今回、ルサ縦断に携行する刃物はヒグマからの護身用であるため、使わないようにしながらルサ縦断を目指します
基本ですが、サバイバルにおいて重要なのは【シェルター】【水】【火】【食糧】の順番
しかし【水】は日本において簡単に手に入るので、除外します
さて、こんな感じでシェルターを作りながら歩を進めて行きましょうかね↓↓↓
ナチュラルシェルター 森林編【野営】 - East End Wilder
この基本的な優先順位をより充実したものにするためには【刃物】が必要です
『持ち込んだ刃物を一切使わない』『持ち込むものは衣服とコロナ対策のマスクのみ』という謎の自分ルールなので、まずは刃物を作っていきましょう!
空き缶などのゴミから刃物を作ることはできますが、ここは世界遺産知床
さすがにゴミがない代わりにこういうのは豊富
白化の進んだエゾシカの足の骨です
【骨角器】という言葉をご存知ですか?
その名の通り、動物の角や骨を使った道具です
古代から利用されてきただけあって、刃物にしたときの切れ味などは申し分ありません
エゾシカの角は硬くて加工するのが大変なので、白化の進んだ少し脆い大腿骨などが適していますよ
エゾシカナイフ
まず、石で骨を叩き割ります
足の骨は縦に裂けるように割れるので、楽に加工できます
脆い石を割って作った簡易のナイフで、割った骨を少し成形して…
滑らかな石で研いでいきましょう
かなりの切れ味になりました
made in wanpaku!!
これなら先ほど釣ったエゾメバルも簡単に調理できそうです
皆さんのお家にひとつは必ず動物の骨を常備されているかと思いますので、是非試してみちゃってください☆
…
同意なしっ!!
どうでもいいんですが、本来であれば『wanpaku』ではなく『wampaku』となるのでしょうが、【ビートルズ】と同じ理屈であえてスペル間違えをしていますのでご理解くださいね
エゾシカの釣り針
ハードなサバイバルが想定されるので、タンパク質確保のために釣り針も作りましょうか
もちろん先ほどエゾメバルを釣った竿や釣り針などの道具は全部車の中なので…
あ…
エゾメバル忘れたー
…
早速釣り針を作っていきましょう☆
先ほどの余った骨をさらに細かくします
画像のような『レ』型のほかに、『釣り針』型など色々な形の骨角器の釣り針が出土していますが、これらは魚の口を貫通するほどの鋭利なものにはならず、実際はひっかけて釣るタイプの釣り針になるので、経験上ワンパク的には釣果はイマイチです
そして実はサバイバルにおいて『釣り』は無駄な時間の使い方なんです
これが非常に重要です
サバイバルではやることがたくさんあり、ひとつひとつの目的達成のために時間がかかります
計画性がなく、あまりにひとつのことに集中してしまうと他のことがおろそかになり、最悪の場合、命取りになることもあるんです
それを解消してくれるのが『罠』です(もちろん獣に対しての罠は狩猟免許が必要ですし、魚に対しての罠は鑑札が必要になる場合もありますのでご注意ください)
この罠に適した釣り針はこちら!!
じゃーん!!
ハエぇ!
両端をとがらせ、真ん中を少し窪ませます
これが釣果抜群の釣り針となります
置き針方式にして仕掛けておけば、あとは釣れた魚を回収するだけ
魚がかかるのを待っている間に、火を熾したり、シェルターを作ったりできますので時間を有効に使えますね
さあ、次回は釣り糸も自然にあるもので自作し、エサは現地調達、使い方などはこの旅の中でご紹介しますYO☆
乞うご期待!!