世界遺産知床 相泊温泉【野湯】
突然ですが、みなさんは何日間なら履いたパンツを換えずにいられますか?
2日?
1週間?
どうも、風呂やシャワーを浴びない日数(川での水浴びや体をタオルで拭くこともしない)最長32日間を経験したことがあるサバイバル愛好家のワンパクですぅ
もちろんその間パンツは換えてません!(キリッ)
みなさんにはこっそりその『不潔の匠の技』を教えてあげましょう☆
パンツの汚れや匂いは4日目がピーク!
それ以降は、それ以上汚れないどころか汚れはどこかにいってしまいます
なんということでしょう!
股間部分にあったはずのシミが、あら不思議!いつの間にかなくなっています
匠の技が随所に光ります
髪の毛のあぶらギッシュも同じで、4日目がピーク!
それ以降は意外にもサラサラに戻っていきます
世界遺産知床シリーズ第五弾、それじゃあ、早速いってみよー☆
道の終わり【相泊】
一応言っておきますが、普段は毎日ちゃんとシャワーを浴びていますので、ご安心を…
さて、【ルサ縦断】を終えたワンパクは車に戻り、知床半島の道の終わり【相泊】(あいどまり)へと向かいます
ここから先は道などはなく、まさに『知床』のアイヌ語源『シリエトゥク(地の果て)』
最後通告の看板です
これより先は『怪我をしようが死のうが日本政府は一切責任を取りません』という自己責任エリア
こんな場所が日本にあるなんて、やはり北海道はまだまだフロンティア☆
ワクワクさせてくれます
世界遺産知床ルサ縦断 後編【野営】 - East End Wilder
当然、熟練したアウトドアのスキル、豊富な経験、充実した装備が必要になります
ワンパクは詳しく知りませんが、自分がしたウ○コを入れる密封性の高い容器状のアウトドアギアなんかも必要になるみたいですよ
ウ○コの匂いでヒグマが誘引されるんですって…
ワンパクならその容器がすぐに溢れちゃうNE☆
『ヒグマさんcome on join us!!』状態だYO!!
一般的な海岸ルートでもザイルを使って『ヘツリ』や『高巻き』などの沢登り技術やクライミング技術が必要となり、満潮時には泳いで渡ったりと、アウトドア熟練者向けとなっていますし、ルサ川河口にある【ルサフィールドハウス】にて入林届受付や情報入手が不可欠です
愚か者と半端者はたぶん即DEATHります
また、このレベルになると単独ではなくパーティーを組む必要もありますね
相泊温泉
今回ワンパクが相泊を訪れたのは、自己責任エリアでのハイレベルなアウトドアをするためではありません
実はここには夏季限定の野湯があるんですよ~
カムイワッカの滝【温泉】 - East End Wilder
ワンパクの【ルサ縦断】を、酒を飲みながら待っていた温泉マニアの妻が『入らないという選択肢はない』ということだったので『御意!!』と片膝を付き、やって来ました
相泊の道の終わりに向かう途中の道路脇のすぐ下にあります
強い風が吹けば飛んでいってしまいそうなくらい、非常に簡素な造りであるため、女性が入浴するには勇気が必要かもしれませんね
でも、地元の人たちは男女問わず、夏限定のこの温泉を楽しみに来ていますし、日本本土最東端の温泉ということもあり、観光客も結構入っています
ちなみに、隣の地区にある【瀬石温泉(セセキ)】は『北の国から』のロケ地となり、【相泊温泉】とともに1899年に発見された温泉です
どちらの温泉もロケーションは抜群で、北方領土【国後島】がすぐ目の前に見えるんですよ~
そこにはロシア人が住んでいるんです
なんか不思議ですよねぇ
こんなところは日本広しといえども、なかなかないのでは?
さて、ここから先は妻に撮影をお願いしました
男湯はちょうどライダーさん達が入浴していたので、女湯を撮影してもらいます
女湯…
あぁっ…
その言葉だけで胸が高まります
きっと世界を平和にできる言葉のひとつだとワンパクは思う
『smile』『thank you』『女湯』
誰であろうと笑顔にできる魔法の言葉
そんなこと言ってますが、実はワンパクは温泉があまり得意ではないんです
不特定多数の人が入ったお湯って…て感じになっちゃう
温泉の床のタイルの目地とかマジ無理物件
隣で体を洗うおっさんのシャワーのお湯が跳ねてきたりすると、もう最悪!
パンツを32日間換えなかったくせに、そういうところは謎の潔癖
不潔なのか潔癖なのか自分でもよく分かりません
道路から海岸へ降りる階段が設置されています
足場が悪いので注意が必要です
手前側が男湯
奥側が女湯なので、囲いの裏を通り回り込みます
海側から回り込んだら、男湯のチ○コまる見えです
●無料(管理は地域住民)
●夏季のみ営業(荒天による中止あり)
●食塩泉
●源泉温度50℃前後
●男女別浴槽
●水着着用可
●道路に公衆トイレの設置あり
海面と同じ目線で温泉に入れる魅力的な野湯ですし、『世界遺産知床』『日本本土最東端の温泉』というだけで、入る価値のある温泉ではないでしょうか