East End Wilder

自然を遊びつくそうぜ!!のブログ

エゾシカ【狩猟】

エゾシカアイヌ語:ユク)f:id:wanpaku-yaseiji:20190925222342j:image

日本には北海道に生息するエゾシカ(120㎏)、本州・九州のホンシュウジカ・キュウシュウジカ(80㎏)、対馬屋久島・馬毛島ツシマジカヤクシカ・マゲシカ(40㎏)、慶良間諸島ケラマジカ(30㎏)が生息していますが、全て同じ【ニホンジカです

同じ種類の動物でも寒い地域に生息するほど、動物の体が大きくなる傾向があり、これをベルクマンの法則といいます

女性の平均バストも都道府県別で北海道が1位とのこと

うひょ~!これもベルクマンの法則ですねぇ!!

失礼しました

この画像のオスのエゾシカは立派ですよねぇ

夏毛である白い斑点がありますが、もう冬毛に変わってきていますね

角も立派です

f:id:wanpaku-yaseiji:20190925231920j:image

加齢によって角の枝分かれが多くなっていきます

この個体は4歳以上であることがわかります

寿命はだいたい6年ほどと言われていますf:id:wanpaku-yaseiji:20190929004910j:image

これは2歳のオスのエゾシカ

この頃が1番美味いとされています

ワンパクはエゾシカが食べ物にしか見えない病気にかかっています

やべー!美味そ~!!

そのままヤマブドウソースぶっかけて喰ってやろうかぁ!!

 

食肉としてのエゾシカ

日本では山から捕ることが出来る2種類の動物を『ゐ』と『か』と呼んでいて、食肉の意味である『しし』という言葉と合わさり『ゐのしし』『かのしし』となったそうです

ニホンジカはイノシシとともに恵みの象徴だったんですねぇ

アイヌ文化においても、エゾシカは鮭と並び主食といっていいほど山の恵みの象徴でした

『ユク』と呼ばれ、エゾシカそのものをカムイ(神)としませんが、ユクコロカムイ(エゾシカの神様)がエゾシカ(山の幸)を大地に放つと考えられていました

いま、北海道では爆発的にエゾシカが増加していて、深刻な農林業被害を出しています

それは人間社会と自然界の境界線に存在する猟圧が低下したためです

オオカミを放ち、エゾシカの個体数を調整すべきとする専門家もいるそうですf:id:wanpaku-yaseiji:20191014232619j:imagef:id:wanpaku-yaseiji:20191014232742j:image

その一方で山の恵みとして、エゾシカを見直そうという取り組みもあり、ジビエブームに貢献しています

根室地方は、その駆除事業に多額の税金が投入されるも、成功していませんでしたが、根室地方はエゾシカが特に美味い地域として有名であるため、最近、根室振興局ではこの地域の鹿肉をブランド化しましたf:id:wanpaku-yaseiji:20190930012129j:image

鹿肉はよく『臭い』と言われることがありますが、捕獲後の冷却によってその大半を抑えることができます

『血抜き』はあくまで肉の臭みを抑える補助的な対策で、最重要なのは『冷却』であり『温度を抑えること』です

この辺のメカニズムはまた別の機会に…

 

ジビエ(野生肉)は畜産肉と比べて力強い味わいがありますが、悪く言えば『雑味があり、臭いが強くて肉質が硬い』と言えます

普段から食べている畜産肉は、味わいを整え、臭みを抑え、肉質が柔らかくなるように長い年月をかけて品種改良をされてきたのだから『美味しさ』で比較すれば圧倒的に畜産肉が美味しいのは当然

しかし、個体差によって臭みが強い場合があるジビエを下処理、香辛料の使用方法、ソースの工夫、火加減などで『臭み』を『野性味』に昇華させる創意工夫することが一つの楽しみなのではないでしょうか

ヤマブドウソースもいいけど、ギョウジャニンニクと一緒に調理した鹿肉も絶品ですよ~☆

 

10月1日狩猟解禁

※一部地域を除きます

f:id:wanpaku-yaseiji:20190929004808j:image

北海道では10月1日~1月31日までが狩猟期間となります

エゾシカをはじめとする狩猟鳥獣哺乳類20種類・鳥類28種類

日本国内に棲息している哺乳類は100種類を超えるので、狩猟できる種類はほんの一部にすぎません

『狩猟』という言葉を聞いて思い浮かべるイメージは『動物を銃で撃ち殺す』という人が多いかもしれませんが『動物を殺す行為』は『狩猟』を構成する一つの要素にすぎません

『狩猟』には、天候を読み、山中に寝床を設け、火を起こし、水を得、獲物を解体し、刃物を研ぎ、道も何もない山野を歩き、獣の足跡を追う行為は、サバイバルやブッシュクラフトの技術のようなアウトドアの総合的な技術が詰まっています

 

ではなぜ、畜産肉よりも『美味しさ』が劣るジビエを得るために狩猟をするのでしょうか

もちろん狩猟の動機はそれぞれ違いはあると思いますが、食べるために狩猟をしている人は『感動』を得るためなのではないでしょうか

スーパーで食肉を買っても『感動』はないですが、狩猟は肉を得る過程で『難しさ』『悩み』があり、獲物の命を奪う『罪悪感』と『高揚感』があります


f:id:wanpaku-yaseiji:20191016005353j:image

この『感動』が最高のスパイスとなって、ジビエに新たな価値と美味しさが生まれるのではないでしょうか

ワンパクが狩猟本能を満たしたいと思う根源はここなのかなと真面目に考えてみる秋の夜長でした

今年は【ライチョウと【キジバト(ヤマバト)】狙いにしようかなぁ…

ヤマブドウ【山菜の採り方】

ヤマブドウアイヌ語:ハッ)f:id:wanpaku-yaseiji:20191005235031j:image

すっかり秋です!

最高気温も14℃!

今年もワンパクが住む道東には夏が来ませんでした(笑)f:id:wanpaku-yaseiji:20191006000142j:image

そのせいか夏の間は、近所の公園には避暑地として全国からキャンピングカーが集まって車中泊で長期滞在してきます

道東の夏のイベントを堪能して、さらに秋の『カニまつり』『サンマ祭り』『エビ祭り』が終わる頃になるとキャンピングカーも減ってきます

本州の夏はそんなに暑いんすか?

こちらとしては、夏の気温を10℃だけ道東に分けて欲しい!そんな気持ちです

10月になり、北海道の狩猟が解禁となりました!

ここは寒いけど、鹿肉は美味い!

早く鹿肉が喰いたい!

そして、より美味しくいただくにはソースにこだわりたいですよね!

そこで今回は【山葡萄(ヤマブドウ)】を使ったソースを作ってみようと思います☆

ヤマブドウは果実を生食の他に、ワインや果実酒、ジュースやジャム、ドライフルーツ、シロップ漬けなどにして食されてきましたが、現在の日本の酒税法では、ヤマブドウは『ブドウ』と見なされるので、ヤマブドウをリキュールや果実酒に使用すると酒税法違反(密造酒)となりますので、注意してください

 

ヤマブドウ採取f:id:wanpaku-yaseiji:20191006010130j:image

簡単に言うとヤマブドウの木は、実がなる木とならない木があります

見た目的には違いはわからないので、葉っぱの中を覗いて確認しましょうf:id:wanpaku-yaseiji:20191006010430j:image

あっ!

ありましたね!

f:id:wanpaku-yaseiji:20191006010515j:image

これはまだ未完熟の実f:id:wanpaku-yaseiji:20191006010631j:image

採取するのに刃物などはいりません

房ごと手でもいでください

ちなみに、ヤマブドウは春の若葉や蔓も食べることができます

葉や蔓からもブドウの香りと酸味を感じるんですよ

f:id:wanpaku-yaseiji:20191006011022j:image

ヤマブドウの木に囲まれた林道

溢れんばかりにヤマブドウがなっています

なんで誰も採らないのかなぁ?

たしかにここはヒグマの通り道だけど『ここに人間がいるからね~!』と知らせてあげれば危険はないんですよ

f:id:wanpaku-yaseiji:20191006011312j:image

食べる分だけ収穫しました

ビニール袋二つ分になりましたよ~

 

まずはジュースを作るf:id:wanpaku-yaseiji:20191006011636j:image

まず注意事項として、ヤマブドウは水で洗ってはいけません!

ホコリやゴミがどうしても気になる方は洗ってもいいんですが、風味は断然違ってきますよ

 

そのまま房から一つ一つ実を外していきます

意外にかなり根気の要る作業ですので、覚悟してください

f:id:wanpaku-yaseiji:20191006012045j:image

全て外しました

次に、密封できる袋に実を入れて潰していきます

f:id:wanpaku-yaseiji:20191006012249j:image

このとき、袋を二重にすることをオススメします

潰すときは、棒で叩いたりせずに手で潰していきましょう

潰し残りが多いと自然分離でジュースが出づらいので、一つ一つ潰していきましょうf:id:wanpaku-yaseiji:20191006012630j:image

潰し終わったら、密封したまま冷蔵庫に入れて数日待ちます

こうすることで、種周りの果肉が取れやすくなります

f:id:wanpaku-yaseiji:20191010234600j:image

三日が経ちました

ジュースの色も濃くなっているのがわかりますね

f:id:wanpaku-yaseiji:20191010234824j:image

袋の端を切りジュースを出します

ここで元プロバーテンダーのスキルを少し出しちゃいます

カクテルなどでレモンやライム、フレッシュジュースを使用するときに、コップなどにストレーナー(茶こしでOK)を置いてジュースを漉す作業があります

それと同じ作業ですf:id:wanpaku-yaseiji:20191010235340j:image

袋に残った皮などを絞りながら、ストレーナーに溜まったジュースをスプーンなどでかき混ぜながらコップにジュースを落としていきます

f:id:wanpaku-yaseiji:20191010235612j:image

とても濃いワインレッドのジュースですね

冷蔵庫で寝かせたから出てくる色です

寝かせなければ、エンジ色(早稲田大学の色)くらいの濃さしか出ません

このジュースは非加熱のため、10日ほどしか保ちませんよ

ジャムにしてもいいですし、飲んじゃってもかまいません

絞りカスは食べることもできますし、種を庭に植えることもできま~す

 

ポークソテーとソースを作るf:id:wanpaku-yaseiji:20191011000640j:image

鹿肉がまだないので、スーパーで半額になっていた豚肉を調理していきます

まず、肉に塩コショウを振って旨味を出していきます

豚肉の水分が少し表面に出てきたら、筋を切り、片栗粉をまぶしますf:id:wanpaku-yaseiji:20191011000909j:image

少し多めのオリーブオイルをフライパンにひき、焼いていきます

充分に火が通ったら、肉を皿に盛り付けます

フライパンは洗わずそのままでバターを20㌘ほど溶かし入れ、ヤマブドウジュースを60ml、醤油は適当、酢を大さじ1杯くらい入れて、ヤマブドウの絞りカス(皮と種)を一握り入れてひと煮立ちさせれば完成!f:id:wanpaku-yaseiji:20191011001712j:image

お好みで粒マスタードを入れたり、レモン汁を加えても美味しいですよ!

ジビエ肉のクセが気になる方もヤマブドウソースは臭みを消してくれるのでオススメですf:id:wanpaku-yaseiji:20191011002307j:image

実はこの濃厚ヤマブドウソースの決め手は『種』です!

ソースがからんだ肉を口に入れると、プチプチと種が口の中で弾けてとても美味しいんです☆

本当に最高のソースに仕上がりました

あとは鹿肉を待つのみ…

へっへっへ…

カムイミンタラ【神々の遊ぶ庭】

ワンパクも神々の庭で遊んでみた

f:id:wanpaku-yaseiji:20191004123932j:image

『カムイ』は『神』、『ミンタラ』は『庭』と訳されますが、実際は『熊がウヨウヨいるところ』を意味するとしたほうが正確かもしれません

必ずしも『神』=『羆(キムンカムイ)』ではない(自然界自体を神とする)ですが、『軽々しく入ってはいけない場所』であることに変わりありません

『ミンタラ』は羆(ひぐま)の『寝屋』と訳すこともできるのですから…

 

一般的に大雪山(旭岳をはじめとする火山群)を『カムイミンタラ』と呼んだりします

さぁ、そのカムイミンタラの中でも特に『カムイ』の多いトムラウシ山で遊んでみましょう!!

ヒャッホゥ~☆

 

トムラウシ山トムラウシ:花の多いところ)f:id:wanpaku-yaseiji:20191004124300j:imagef:id:wanpaku-yaseiji:20191005133421j:image

霧でトムラウシ山は望めませんでした

日本一紅葉の早い大雪の山々をお見せしたかったのですが…

トムラウシ山は『大雪の奥座敷』とも呼ばれる標高2,141メートルの山で、日本百名山にも選定されています

山頂へは天人峡側登山口と、南側の麓にあるトムラウシ温泉側からの登山口などがありますが、今回ワンパクは、南側麓のトムラウシ温泉側から『カムイミンタラ』を満喫したいと思います

f:id:wanpaku-yaseiji:20191005135516j:image

北海道上川郡新得町屈足(くったり)集落から約50㎞の山道を北に向かいますf:id:wanpaku-yaseiji:20191005143518j:image

途中でダートになり5㎞ほど進んでいくと、
f:id:wanpaku-yaseiji:20191005143619j:image

突然山の中に整地が現れます

ここが【秘湯トムラウシ温泉】f:id:wanpaku-yaseiji:20191005143847j:imagef:id:wanpaku-yaseiji:20191005143920j:imagef:id:wanpaku-yaseiji:20191005143947j:image

北海道には鮮やかな赤になる紅葉が少ないのですが、ここは鮮やかに色付いていますねf:id:wanpaku-yaseiji:20191005144123j:image

残念ながら、10月1日から外壁工事のため休館中になっているトムラウシ温泉【国民宿舎東大雪荘】

ワンパクが山で遊んでいる間、妻と我が子を入浴させておこうと思っていたのに!

とってもいい湯で施設もキレイなんです!

館内に設置されたホワイトボードは、登山者たちのヒグマ情報や情報提供でいつもびっしり書き埋め尽くされているんですよ

いや~、な~んか最近温泉運ねぇなぁ…

 

テレビ番組「水曜日のダウンタウン」で「23区内で最寄りのコンビニまで徒歩10分以上かかる家、マジでしんどい説」のなかで日本一コンビニから遠い家として、トムラウシ温泉の従業員の寮が紹介されていました。最寄りのセイコーマートから52キロの地点にあり、車で片道1時間30分、徒歩で片道12時間かかるとのこと。

f:id:wanpaku-yaseiji:20191006180113j:image

トムラウシ山は奥まったところにあるため、山頂へ行くには、最短ルートのこの短縮登山口を使っても往復8時間半はかかる道程です

かなり危険を伴う登山になる(ヒグマの出没も含め)ので、上級者向けの山ではないでしょうか

遭難事故もたびたびあり、山岳ガイドを含む登山者が死亡する事故も起きています

f:id:wanpaku-yaseiji:20191006180306j:imagef:id:wanpaku-yaseiji:20191006180349j:image

この登山口からはよく歓喜の雄叫びをあげながら下山してくる登山者がいます

『生きてるー!!』

とよく聞こえてきます

よっぽどキツい道程なんでしょうねぇ

ワンパクは登山はしない(結果的に山に登っている)のですが、周辺の探索をするにはある程度のサバイバルスキルが必要になります

もちろん林道や登山道などの人工物を使わず、獣道や川や藪を進んでいくワンパク的獲物系アウトドアでなければそんなスキルは必要ないのですが…

 

トムラウシ自然休養林野営場f:id:wanpaku-yaseiji:20191008011402j:image

もう少し気軽にトムラウシでアウトドアをしたい方にはこちら

大雪山荘から700メートルほど林道を進んだところにあります

利用者のほとんどが登山者ですf:id:wanpaku-yaseiji:20191008011825j:image

トイレは新しくキレイですf:id:wanpaku-yaseiji:20191008011904j:image

場内ではシカやキツネ、ヒグマの姿を見ることも…

指定の場所で焚き火もできるし、設備はトイレと炊事場のみ

いつもより野趣溢れるキャンプをしたい方にはオススメですよ

f:id:wanpaku-yaseiji:20191008012716j:image

おっ!?

寒いと思ったら、もう『雪虫』がいました

雪虫』とは通称で、本当の名前は【トドノネオオワタムシ

アブラムシと同じ仲間ですよ

ワンパクのスマホでは接写が出来ないので、これが限界です

 

ワンパク的アウトドアf:id:wanpaku-yaseiji:20191008013542j:image

今回はキャンプ場の横に流れる【ユウトムラウシ川】を上流へ進んで行くことに決めました

理由はとくにありません(笑)

さぁやってきました!ヒグマの巣窟です!

カムイミンタラ!

f:id:wanpaku-yaseiji:20191008013928j:image

キノコ発見!

またデストロイングなんちゃら系ならノーサンキュー!!

あぁ早くキノコの知識を付けたいなぁf:id:wanpaku-yaseiji:20191008014501j:image

せっかくなので釣りをしてみる

ワンパクはいつもの通り延べ竿で釣りをします

いつもエサはカワムシやトビゲラ、イタドリにいるコウモリガの幼虫やアズキノメイガの幼虫、ミミズなどを現地調達します

f:id:wanpaku-yaseiji:20191008014945j:image

キレイな【オショロコマ】が釣れました!!f:id:wanpaku-yaseiji:20191008015053j:image

いつものように入れ食い状態です!

キレイな個体です

f:id:wanpaku-yaseiji:20191008015151j:image

この川にはこの画像のような鼻先が丸まった奇形のオショロコマも多いんです

なぜなんでしょう

 

ワンパクは獲物系アウトドアマンですが、いつもいつも狩猟しているわけではありません

昆虫採集したり…釣りをしたり…山菜を採ったり…ワンパクにとって自然と一体になるのが『狩り』なんです

適当な木を集めて寝床やファイヤーリフレクターを作ったり、焚き火したり

テントやコンロも持たず、山なた一本で山に隠ります

それがなんとも言えず楽しいんです!

それがワンパクにとっての『遊び』です

子供が産まれたことで、妻からはファミリーキャンプを要求されているので、これからキャンプ道具を揃えていくことになりますが、ファミリーキャンプの合間をぬって、ワンパク的アウトドアを続けていきたいと思っています

 

さぁ、どんどん山の中に行きますよ~

崖が深くなってきました

崖の下を見すぎると、なんだかフワフワしてきて危ないので注意が必要です

こういう場所では、足を踏み外して崖下に落ちた大型の動物の死骸がよく見られます

動物の死骸は、その死に至るまでのドラマを物語ってくれます

そしてその死後、どのような者たちによって肉をついばまれ、そして分解されていくのか、自然の営みを直接見ることができます

f:id:wanpaku-yaseiji:20191008030059j:imagef:id:wanpaku-yaseiji:20191008030124j:image

いつの間にか周りが暗くなってきましたね

まだまだ遊びたかったのですが、温泉にも入れず車でワンパクのことを待っている妻と子供のことを考えると、そろそろ戻りましょうか

f:id:wanpaku-yaseiji:20191008123946j:image

霧が濃くなってきました

滝があるはずですが全く見えませんでした

この次に来るときは、がっつりワンパク的アウトドアを楽しみたいです

 

さぁ、トムラウシ温泉とは別の秘湯に向かうこととします

 

秘湯ヌプントムラウシ温泉f:id:wanpaku-yaseiji:20191008025843j:image

林道決壊のため、数年間通行止めのままです

実はワンパクもまだここには行ったことがありません

 

秘湯オソウシ温泉f:id:wanpaku-yaseiji:20191008025924j:image

秘湯とはいってもトムラウシ温泉と同じように宿泊施設を兼ね備えた温泉施設ですf:id:wanpaku-yaseiji:20191009005538j:image

トムラウシ温泉に向かう道道にこの案内看板があり、ここからダートを7㎞先にあります

【オソウシ温泉 鹿乃湯荘】f:id:wanpaku-yaseiji:20191009005039j:image

10年ほど前ワンパクが入浴したときに、露天風呂に入ろうとドアを開けた瞬間、露天風呂に巨大なエゾシカが入浴していてめちゃくちゃビックリした思い出があります

ツルツル成分がすごい温泉なので、入浴後の車のハンドル操作は要注意です

帰りのダート走行で崖から落ちそうになったくらい手もツルツルになります

f:id:wanpaku-yaseiji:20191009005155j:image

ここの看板犬

秋田犬の老犬でとても良い子だが、うちの元野犬三頭がいまにもこの犬に襲いかかりそうな勢いのため、妻のみ温泉に入浴し、ワンパクと我が子は車でお留守番となりました

やっぱ温泉運ねぇわぁ…

 

キノコ【山菜の採り方】

キノコ初挑戦!

f:id:wanpaku-yaseiji:20190924123822j:imagef:id:wanpaku-yaseiji:20190924233859j:imagef:id:wanpaku-yaseiji:20190924234015j:image

いままでワンパクが手を付けなかった分野に挑戦したいと思います

それが【キノコ】!!

基本的に単独で山に隠るワンパクにとって、ケガや病気、そして毒には充分に気をつける必要があります

山中で動けなくなっても誰も助けてくれませんからね

また、キノコは判別が難しいので『その山』で採れるキノコは昔からその山にキノコを採りに行く『名人』と呼ばれる人に聞けばいいのですが、全ての山に精通するキノコ名人という人はいません

ランダムで山に隠るワンパクにとって、教わる『名人』がいないのです

なので、今年から独学でキノコ名人を目指していきたいと思います!

f:id:wanpaku-yaseiji:20190924123843j:image

ワンパクはよく山菜や野草を採りますが、毒のある植物を覚えることが『野食』にとってなによりの早道なのですが、キノコは毒があるものも多く、さらに『可食できるが不向き』とか『不明』とかが多く、しかもよく似たものがあるため難易度は高いです

キノコがワンパクの狩猟本能を満たしてくれることを信じて頑張っていきます!

 

キノコ探索

さっそくフィールドに出てみました

まずはよく犬の散歩で行く近所の公園から始めてみますよ~

f:id:wanpaku-yaseiji:20190929222625j:image

さっそくありました!f:id:wanpaku-yaseiji:20190929222707j:image

調べたけどなんだかよくわかりませんf:id:wanpaku-yaseiji:20190930123305j:image

これもよくわかりません

困ったなぁ…

f:id:wanpaku-yaseiji:20190926224533j:image

おっ!これは【ヌメリスギタケモドキ】かな?

合ってるなら、食用に向くキノコらしいです

しかし食欲をそそらないフォルム

f:id:wanpaku-yaseiji:20190926225509j:image

柄の部分はささくれ状の白色キノコ

キレイだしこれは美味そう!!

…あれ?

これは【ドクツルタケ】

誤って食べたら間違いなく死亡する世界的に有名な猛毒キノコで、純白で美しい姿をしていることから、『デストロイングエンジェル(殺しの天使)』と呼ばれて…

えっと、アマニタトキシン…肝臓肥大…胃腸出血…内臓細胞破壊…

アブねぇなぁ!!この野郎!!

なんだ…そのデストロイなんちゃらって!!

こんなとこに生えてんじゃねぇよ!!

キノコ探し始めてすぐこれかよ!

こえーよ!!

 

ああっ!!

キノコ採りをしている人がいます!!

けっこうビニール袋にキノコが入っているみたいですよ!

こんな身近に食べることのできるキノコってあるもんなのかなぁ?

それとも趣味で『デストロイングなんちゃら』を集めてるヤバい人かな?

聞いてみようっ!!

…ってアアッ!!

そこはいつもこいつらがオシッコをする所っっ!!f:id:wanpaku-yaseiji:20190926222639j:image

『そこのキノコはやめた方がいいですよ』なんて口が裂けても言えねぇ!!

『なにが採れるんですかぁ?』とさりげなく声をかけて聞いてみるか?

いや、無理だ!

『わたしはデストロイングなんちゃらが大好きで毎日集めているんだよぉ~』なんて回答がきたらヤバすぎるっっ!!

すまん!!ご老人!!f:id:wanpaku-yaseiji:20190929222359j:image

その場を離れました

…心が痛みます

もし『うちの犬のオシッコが付いてるからやめた方がいいですよ』って正直に言ってたら、『エキノコックスだらけのキツネのオシッコよりマシだ。気にしねぇよ』と言われたんだろうか

…それならありがたい

犬の散歩で人気のこの公園でキノコ採りをするということは、犬のオシッコは覚悟のうえなんだろう

…と、自分の都合の良いように考えてみたりする

すまん!ご老人!

そのキノコはションベンだらけだ!!

 

…そもそもなんのキノコが採れたんだろう?

くそー!

デストロイなんちゃらが怖くて聞けなかった…

今度はランダムに探すのではなく、キノコのターゲットを絞って探索することにします

キノコ採りでなんとなくワンパクが聞いたことがあるのは【ボリボリ】ラクヨウ】というキノコ

この2つにターゲットを絞り、調べてみることにします

 

ナラタケ(ボリボリ)

北海道の方言で『ボリボリ』というらしいです

発生場所:広葉樹の切り株や倒木

発生時期:晩夏~秋

見分け方:傘の中央部にツブ状のささくれがある 柄には幅が広いツバがある

食べ方:必ず茹でこぼしてから調理する 生で食べると中毒を起こす

 

ハナイグチ(ラクヨウ)

北海道と秋田県ではラクヨウ(落葉きのこ)と呼ばれるそうです

長野県ではジコボウ、石川県ではイクチとも呼ばれるらしい

発生場所:カラマツ林内などの地上

発生時期:初秋~秋

見分け方:傘は赤褐色で、湿った環境ではヌメリがたくさん出る 管孔と柄は鮮やかな黄色

食べ方:汁物、和え物、炒め物など

あれ?

さっきの公園で見つけたような…f:id:wanpaku-yaseiji:20190929221843j:imagef:id:wanpaku-yaseiji:20190929221857j:image

こっ!これだ!!

『ツバから上は黄色、下は褐色』とあるし、間違いないと思う!!

やったー!!喰えるキノコ!!

 

山林にてキノコ探索f:id:wanpaku-yaseiji:20190930121843j:image

気を良くしたので、本格的に山林に入ってキノコを探してみる

【ボリボリ】のありそうな広葉樹の林に来てみました

あれぇ?ここは地面が笹ばっかりで地面に生えるタイプのキノコは期待できないなぁ

倒木や切り株もないし…

f:id:wanpaku-yaseiji:20190930122102j:image

針葉樹林にも行ってみたけど、やっぱり笹ばっかり!

f:id:wanpaku-yaseiji:20190930122242j:image

倒木エリアに行ってみるf:id:wanpaku-yaseiji:20190930122412j:imagef:id:wanpaku-yaseiji:20190930122423j:image

木が根ごと倒れています

キノコを全然見つけられませんでした

もしかしたら原生林よりも、公園や植林地など、少し人の手が入ったところの方が採れるのかもしれませんね!

勉強になりました

 

実食(毒味)f:id:wanpaku-yaseiji:20190930123200j:image

え~っと、

正直、超怖ぇ~っ!!

これをラクヨウだと思って味噌汁作って、実は毒キノコでしたってことも充分にありえる

勇気を出して毒味噌汁を飲むか…

パッチテストをして安全性を確認するか…

ん~、迷う

そのとき妻から驚きの一言が!

『保健所に持って行ってきけば?』

えっ?

そんなことできるの?

『常識だよ?』

まじかよ

知らなかった

保健所にキノコマスターいるのかな?

それなら是非教えを乞いたい!

ウキウキしながら保健所に行く

 

土日は保健所やってねぇじゃん!!

平日はワンパクは仕事があるので行けないので、結局採ってきたキノコは食べることができずシワシワに…

前途多難なキノコ採り修行の始まりです!

カムイワッカの滝【温泉】

知床(シリエトゥク:大地の先)f:id:wanpaku-yaseiji:20190929010133j:image

秋も深まり、世界遺産【知床】も紅葉の見頃かと思い出掛けてみる

ワンパクはよく【知床】に出掛けることが多いです

ワンパクの住む街には山が無いので、四季をより感じることのできる『山』に行きたいんですよね~

なのでドライブがてら、【知床】【摩周湖】【阿寒湖】にはよく行くんです

 

ひとえに【知床】と言っても、羅臼町側と斜里町ウトロ側とがあります

旅行ガイドブック的に言えば、シャチなどを見るホエールウォッチングは羅臼町側、【知床五湖】や【カムイワッカ湯の滝】は斜里町ウトロ側と言えば分かり易いですかね?

その二つの町を繋ぐ道が【知床横断道路】で、【知床峠】を境としていますf:id:wanpaku-yaseiji:20190929232923j:image

紅葉はまだ色づき始めの【羅臼岳f:id:wanpaku-yaseiji:20190929233533j:image

知床峠から国後島を望む

島の人達の生活が見えてきそうなくらい島は近い

 

カムイワッカ湯の滝

温泉が滝となり流れ落ちたところで入浴している写真が、よくガイドブックに載っている

野趣溢れるその入浴シーンは、国内外からの観光客を知床に呼び寄せる

知床五湖から11㎞のダートの先にその滝はあります

f:id:wanpaku-yaseiji:20190929234930j:imagef:id:wanpaku-yaseiji:20190929234953j:image

途中でオホーツク海の絶景を見ることもできますし、

f:id:wanpaku-yaseiji:20190929235057j:image

ほぼ100%野生動物に出逢うことができます

 

行き止まりまで来ました!

f:id:wanpaku-yaseiji:20190929235250j:imagef:id:wanpaku-yaseiji:20190929235308j:image

道は、この滝までしかありません

この先は通行止めになっていて、硫黄山登山のための許可を取得した人だけが、決められた日にこの先の通行を許されています


f:id:wanpaku-yaseiji:20190929235917j:image

滝の上の方に人がいるのがわかりますか?f:id:wanpaku-yaseiji:20190930000131j:image

足を滑らしたら20メートル下のこの滝壺へ真っ逆さま

しかし、このさらに上にガイドブックにある滝壺があるんです

さぁ行ってみましょう!!f:id:wanpaku-yaseiji:20190930000445j:image
こんなところを登っていきますよ~

生ぬる~いお湯が流れてきます
ツルツル滑りそうですが、実はこの流れてくる温泉は強酸性のため、藻などが生えていないので全然滑りません

意外に安全です!

クロックスなどで充分に登ることができますよ

ただ携帯電話など、落とし物をすると、傾斜はかなりキツいため、そのまま滝壺へアディオスしますので注意してくださいf:id:wanpaku-yaseiji:20190930001258j:image

10分ほど滝を登っていくと…f:id:wanpaku-yaseiji:20190930001527j:image

一の滝です

ロケーションは抜群です!

これより上は現在通行止めとなっています

しかし、実際ここで入浴する人がいるのかというと、ハッキリ言って皆無です!

湯温も実は30℃くらいしかないので入浴には向きませんし、強酸性なので肌が弱い方は真水で洗い流す必要があります

しかーし!せっかく登ってきたのだからワンパクのわがままボディを披露して入浴!!

したら通報されてブログ停止になるのでやめておきます

f:id:wanpaku-yaseiji:20190930002613j:image

カムイワッカ湯の滝から少し羅臼岳が見えますね

f:id:wanpaku-yaseiji:20190930002823j:image

妻は、帰りに羅臼の無料野天温泉【熊の湯】に入浴

この旅で、後部座席で終始赤ワインを飲み、さらに温泉にまで入ってとても御満悦のご様子

妻の唇が赤ワインのタンニンのせいで【反町隆史】【高橋克典】ように色悪く唇が変色していたことは妻には内緒にしておこう

 

北海道胆振地方探索

ヒメオオクワガタリベンジf:id:wanpaku-yaseiji:20190915223424j:image

9月の中過ぎ

霜が降りるまでは採集可能だと言われていますが、本格的ピークを過ぎ、いよいよ北海道のヒメオオクワガタ採集も終盤を迎える

今回は採集目的でこの地に来たわけではなく、たまたま用事があり、都合よく時間ができたので、常に車に携帯している臨時用のヒメオオクワガタ捕虫網でトライ!

まぁ、この地域で新たな採集場所を開拓できるかなぁくらいの気持ちですf:id:wanpaku-yaseiji:20190920123514j:image

この林道に入ってみます

ところが林道の中は意外に人がいて、おそらくヒメオオクワガタ目当てのプロの業者

キノコ採りにしてはガラが悪い

ヤンチャな兄ちゃんみたいな人が運転する大型車が数台いましたね

彼らとゲートの鍵について少し話したあと、林道の奥へと進んで行きます

当然、誰も自分が林道にいる理由を明かしません

それにしてもずいぶん人気のある林道です

そんなにヒメオオクワガタの実績があるのでしょうか

だとしても、もうこれは採集できる状態ではないですね

食痕だけでも見つけて、来年以降の採集に活かします
f:id:wanpaku-yaseiji:20190921002028j:image

おっ!沼がありました

タイコウチ】【コオイムシ】などの採集ができそうです!!

いい場所を見つけました

結局、ヒメオオクワガタの痕跡すら見つけられず

あの業者たちはどこで採集してるのかな?

 

樽前山
f:id:wanpaku-yaseiji:20190921004710j:imagef:id:wanpaku-yaseiji:20190921004731j:imagef:id:wanpaku-yaseiji:20190921004752j:image

三重式活火山として世界的に有名な樽前山(たるまえざん)に来てみましたf:id:wanpaku-yaseiji:20190921145828j:image

樽前山から支笏湖(しこつこ)を望む

実はワンパクは登山というものにトラウマがあり、それ以来登山はしていません

登山道を歩かずに獲物を求めて獣道を行き、結果的に山には登っていることにはなるのでしょうけど、『森林限界』より上とかはほとんど行きません

ワンパクは昔、高山病になってしまったことがあり、登山が怖いのです

今も昔も馬鹿なワンパクなので、子供のころ、一人ではしゃいで北海道で一番高い山【旭岳(2,200㍍級)】に走って山頂まで登ってしまったため酸欠&高山病

そして勝手にトラウマ

バカですねぇ…

NHKの『グレートトラバース』という番組で【トレイルランニング】という競技を初めて知りましたが、ワンパクには絶対無理!!

しかもこの競技をやっている人たち、一日に何座も登山するんですよ?!

スゴすぎ!!

登山のはしご

ワンパクはそんなおかわり絶対にイヤですf:id:wanpaku-yaseiji:20190921221720j:image

樽前山はもちろん頂上まで行かず、なんとなぁくで引き上げてきました

 

オートリゾート苫小牧Arten

せっかく苫小牧に来たのだから、世に名高いキャンプ場【オートリゾート苫小牧Arten(アルテン)】を覗いてみようということになりました

妻はこんなキャンプ場とアウトドアが理想なのかもしれません

f:id:wanpaku-yaseiji:20190921222546j:imagef:id:wanpaku-yaseiji:20190921222615j:image

このキャンプ場は、日本オートキャンプ協会五ツ星認定されています

五ツ星認定は日本で8ヶ所しかありません

北海道では少ない通年開設となっている大規模超高規格キャンプ場です

200区画以上あったはずf:id:wanpaku-yaseiji:20190921224159j:image

利用料が結構お高めにも関わらず、この人気ぶり!!

ワンパクにとってオートキャンプ場はとても縁遠い場所ですね

妻よ!すまん!

やっぱりワンパクは野趣溢れるアウトドアしかできない!

 

TBS樽前ハイランドf:id:wanpaku-yaseiji:20190921230419j:imagef:id:wanpaku-yaseiji:20190921233613j:image

かつてここにテレビ局TBSの不動産部門が経営するレジャー施設【樽前ハイランド】があったらしい

1970~1987年にホテルや温泉、プールにゲーム施設、動物園、ボートなど【ジョイランド樽前】とともに経営されていたとのこと

ワンパクの妻は子供のころよく遊びに来たらしい

妻より年下のワンパクは樽前ハイランドのことはよく知らない

施設が閉鎖されたあとの廃墟は、心霊スポットとしても、廃墟としても有名だったらしい

ワンパクは廃墟巡りも心霊スポット巡りも好きだが、残念なことにもう廃墟も取り壊され残っていないらしい

残っているのは、バス停としての名前だけとのこと

ちなみにさっき行った沼も心霊スポットらしい

 

白老牛

f:id:wanpaku-yaseiji:20190921235848j:imagef:id:wanpaku-yaseiji:20190922195948j:image

国道36号線沿いにあるレストラン【いわさき】

f:id:wanpaku-yaseiji:20190922200416j:image

その隣の販売店で白老牛を買う

ここの白老牛は絶品で、妻もここのファンf:id:wanpaku-yaseiji:20190923113902j:image

上モモ肉100㌘1,400円を300㌘購入

本当はサガリを買いたかったけど、閉店間近に入店したため売り切れとのことf:id:wanpaku-yaseiji:20190923122729j:image

元プロとは思えないような盛り付けで、焼き方は『ブルーレア』でいただきます

うめぇぇぇ~~!!

ヤバうま!!

 

日が落ちるのが早くなってきて、野外での活動時間が短くなり、そのことがとても淋しく感じるワンパクでした

極東の車窓から

JR花咲線

f:id:wanpaku-yaseiji:20190913080111j:image

よく『手付かずの自然』という言葉を耳にしますよね

テレビなどでそう表現されて、里山や山間部が映し出されることが多々ありますが、この地に来たならばその言葉がウソであることがわかります

本当の意味での『手付かずの自然』とはこういうものだと教えられるんです

たとえば、そこに一人放り出されたならば生きていけない人間の力がまったく及ばない、そんなところだっていうことを…

国木田独歩】もかつて作品のなかで『里山のほとんどが人工物であり、自然ではない』的な内容を記していたような

『武蔵野』だっけ?

『田舎』と『自然』は違います

前人未踏の場所、手付かずの自然を求めている野生児ワンパクにとってはここは魅惑のフィールドです

ここに山岳はなく、湿原が大地を覆う

原始の森が広がり、まるで人間の侵入を防ぐかのようです

道東はとても広いっス!

北海道のおよそ半分が道東で、あとの半分を道北・道央・道南に分けることができます

明確な基準というものはないかもだけど、十勝地方、釧路地方、根室地方、網走・北見・紋別地方が道東となります

JR根室本線は支線部を含まないJR北海道最長路線であり、滝川駅根室駅を結ぶ距離は480㎞あまり

そのJR根室本線である釧路駅根室駅を結ぶ極東路線がJR花咲線となる

釧路市釧路町厚岸町浜中町根室市の2市3町にまたがる120㎞あまりの路線f:id:wanpaku-yaseiji:20190914012847j:image

ワンマンの一両編成の機車に乗り、車輌が動き出すとディーゼルエンジン特有の匂いが車内にかすかに入ってくる

機車はいつも汽笛をならして走行している

それは線路に飛びだしてくるエゾシカやキタキツネ、オオワシオジロワシ、タンチョウなどを追い払うため

もうこの時点で、ここらの住人は人間ではなく野生動物であることがわかる

今回は、普段ワンパクがあまり乗ることが無いJRの車窓からアウトドアフィールドにアプローチしていきたい

…と思っていたが、原生林が鬱蒼と生い茂る地域であるため、暗くて何が写ってる画像かわからないので過去に撮りためたものも使用していきます

 

釧路町

f:id:wanpaku-yaseiji:20190917122635j:image

釧路市に隣接する市街地には大型商業施設が建ち並ぶが、そこから少し離れると広大な釧路湿原を擁する他、海岸沿いから内陸にかけては別保原野を擁し原生林が広がる

釧路湿原には、塘路湖シラルトロ湖など釧路川につながる湿原性の湖があり、カヌーキャンプに適したキャンプ場もあるが、ワンパクがオススメしたいのが来止臥(キトウシ)野営場です!

ブッシュクラフトの練習にはもってこいの環境ではないでしょうか?

ただし、道道142号線沿いは小さな集落が点在しており、それぞれ漁業を生業としていることもあり、海から食材を調達する場合は、漁業権などに注意が必要となります

f:id:wanpaku-yaseiji:20190917124525j:imagef:id:wanpaku-yaseiji:20190918232626j:image

難読地名20余りが海岸沿いにあるが、それぞれに集落が存在します

f:id:wanpaku-yaseiji:20190917125811j:imagef:id:wanpaku-yaseiji:20190917131918j:imagef:id:wanpaku-yaseiji:20190917132009j:image

ロケーション抜群のキトウシ野営場

また、ブッシュクラフト中級者は国道44号線よりも北に敷線されているJR花咲線沿いの別保原野の奥深くを探索しても面白いと思います

そのまま東に向かい、厚岸町の上尾幌方面に抜けるか、同じくルークシュポール(アイヌ語)へ向かうのも面白いはず

もちろん民家やキャンプ場などはないっすf:id:wanpaku-yaseiji:20190918233256j:imagef:id:wanpaku-yaseiji:20190918233323j:image

ルークシュポールを抜け、尾幌川に出たあたり

おそらくは、このあたりがアイヌ語源となった『川ー通るところー岩窟』かな?

岩山が湿原を囲うように鎮座している

 

釧路町アウトドア情報:

【キャンプ場】

・達古武(タッコブ)オートキャンプ場

・来止臥(キトウシ)野営場

 

厚岸町

f:id:wanpaku-yaseiji:20190918234336j:image

f:id:wanpaku-yaseiji:20190914013349j:image

言わずと知れた牡蠣(カキ)の町

しかし、アウトドアフィールドとしてのこの町は海だけではありません

厚岸湖を囲むように町の東には広大な別寒辺牛(べカンベウシ)湿原を擁し、西にはルークシュポール(アイヌ語源)オタクパウシ(アイヌ語源)の森を擁するf:id:wanpaku-yaseiji:20190918234602j:image

ここの原生林はブッシュクラフトやサバイバル技術を磨くうえで申し分ないフィールド

もちろん別寒辺牛湿原にもルークシュポールにもキャンプ場はないので、場所によっては特別な許可が必要になるが是非とも原生林でのアウトドアを楽しんでもらいたいですf:id:wanpaku-yaseiji:20190914135846j:imagef:id:wanpaku-yaseiji:20190918234645j:image

そこまでがっつりアウトドアをしない方でもオススメしたいのが、やはり牡蠣

英語のスペルに『R』がつく月しか牡蠣は食べることができないと一般的に言われているけど、厚岸町の牡蠣は一年中食べることができるf:id:wanpaku-yaseiji:20190914141231j:image

観光グルメスポットとしても定着した【エーウロコ(厚岸漁業協同組合直売店)】

f:id:wanpaku-yaseiji:20190914141340j:imagef:id:wanpaku-yaseiji:20190914141357j:image

牡蠣には【カキエモン】【マルエモン】など複数のブランドがありサイズにもよるが、一つ110円~160円くらいで買うことができる

施設内にはイートインコーナーがあり、買った牡蠣をその場で楽しむことができるf:id:wanpaku-yaseiji:20190918234818j:image

【道の駅 コンキリエ】

厚岸町の観光グルメスポットの大定番

道の駅グルメ部門1位を独走し続けるf:id:wanpaku-yaseiji:20190918235252j:image

【厚岸蒸留所】

平成27年に建設を開始したばかりの蒸留所

外観はスコットランドアイラ島にある蒸留所を意識したものだろう

かっこいい!

ピートや潮風、気候などを鑑みると【アイラモルト】に近い風味が出るはず

名産である牡蠣にぴったりの相性だ

 

厚岸町アウトドア情報:

【キャンプ場】

・厚岸・筑紫恋キャンプ場

【アウトドア情報提供施設】

・水鳥観察館(国道44号線沿い)f:id:wanpaku-yaseiji:20190918234455j:imagef:id:wanpaku-yaseiji:20190918234522j:image

 

浜中町

f:id:wanpaku-yaseiji:20190919000333j:image

酪農王国である浜中町は、北部と中部は酪農地帯が広がり、海岸沿いは霧多布(キリタップ)湿原、姉別原野が広がる

有名アイスメーカーであるハーゲン〇ッツの原料になる牛乳を生産していることでも有名で、【ルパン三世】の原作者である【モンキーパンチ】の出身地でもある

また、【ムツゴロウ王国】も中標津町浜中町に存在する

f:id:wanpaku-yaseiji:20190918011716j:imagef:id:wanpaku-yaseiji:20190918011741j:image

日本にある湿原で、【霧多布湿原(道東)】は、釧路湿原(道東)、別寒辺牛川流域湿原(道東)、根釧原野湿原群(道東)、サロベツ原野(道北)に次ぐ5番目の広さを誇る

これからもわかるとおり、道東はもうズブズブのビチャビチャです!

濡れまくってます

f:id:wanpaku-yaseiji:20190919005311j:image

沖縄県那覇市ここがビチャビチャ!!

とてもWet!!

f:id:wanpaku-yaseiji:20190919121410j:image

とりあえず青森県白神山地にあったギンギンのキノコをビチャビチャ漫湖とセットでアップしておきます

あ、下ネタじゃないっすよ

 

えっと、話を元に戻します

f:id:wanpaku-yaseiji:20190919000311j:image

アウトドアフィールドとしてはこの霧多布湿原と、無人島である嶮暮帰島(ケンボッキトウ)が魅力的

どちらもアウトドアツアーで回ることができるので、初心者でも充分楽しめる

徒歩での湿原横断のようなサバイバルをする場合【谷地眼(やちまなこ)】という言葉を知っておかなくてはならない

谷地眼はいわば『落とし穴』

カブスゲやツルスゲなどの植物が水面を覆うため、湿原を真上から見たときに『眼』のように所々にきらめく水面が現れる

その『眼』の下は壺型に広がり、地下水脈と繋がっているため、一度落ちてしまうと水から出ることが非常に困難であり、最悪の場合死に至る

ワンパクは目の前で、エゾシカが谷地眼に落ちたところを見たことがあるが、やはり助かることはなかった

ワンパクも2度、谷地眼に落ちたことがあるが、そのとき掃いていた胴付きを犠牲にして助かった覚えがある

欧米の子供たちの間では、度胸試しに湿原(ボグ)を歩いて渡るという風習がある

もちろん親や学校には禁止されているほど危険な行為だ

湿原のトレッキングは、特殊な技能が必要であることを忘れてはいけない

 

浜中町アウトドア情報:

【キャンプ場】

・きりたっぷ岬キャンプ場

・MO-TTOかぜて

【アウトドア情報提供施設】

霧多布湿原センター(道道808号線沿い)f:id:wanpaku-yaseiji:20190919000229j:image

 

根室市

f:id:wanpaku-yaseiji:20190919002708j:imagef:id:wanpaku-yaseiji:20190919002900j:image

オホーツク海と太平洋を分かつ半島です

2オーシャンの大地なんて世界的にも限られているんではないでしょうか

ロシアが実効支配する北方領土までわずか4㎞しかないのに、隣の市までは120㎞以上ある

『クワガタ不毛の地』でも触れましたが、特異な自然環境の地

この画像でもわかるとおり、木がまったくありません

木を切ったわけではなく、天然でこうなっています

ワンパクにはニュージーランド人の友人がいますが、この景色を見てニュージーランドと同じだ!』と言って故郷を懐かしんでいました

根室市の西には落石(オチイシ)別当賀(ベットガ)初田牛(ハッタウシ)の森が広がります

安田大サーカス】の団長が無人駅を旅する番組で、番組史上初誰も駅に下車しないという結果になってしまったのが、初田牛駅

一方で、東と北には大規模な森林はないものの、湿原や汽水湖などが広範囲で点在しますf:id:wanpaku-yaseiji:20190919004539j:image

草原に見えますが、全部湿地帯です

草の塊のようなものが【ヤチボウズ(谷地坊主)】の夏バージョンですね

他の地域に比べてヒグマの生息数は少ないと思われますが、充分に注意が必要です

上級者には、風蓮川沿いに広がる大湿原から海へ抜けるトレッキングやカヌーもオススメf:id:wanpaku-yaseiji:20190920005953j:imagef:id:wanpaku-yaseiji:20190920010103j:image

 

 

根室市アウトドア情報:

【キャンプ場】

・明郷伊藤☆牧場筑拓キャンプ場

【アウトドア情報提供施設】

・ネイチャーセンター(国道44号線沿い)