East End Wilder

自然を遊びつくそうぜ!!のブログ【ガチサバイバル】

ツリガネタケ【火種の携行】

どうも、布団に入ってから1分でイビキをかいて寝ることができるサバイバル愛好家のワンパクですぅ

今回はコンビニにふらっと行くような格好で、ふらっと2泊サバイバル野営してみたYO☆

氷点下でも爆睡&寝坊しチャウ♪

当然装備はゼロ

実際のサバイバル環境って災害時を考えると着の身着のままですからね

『火の保存』はライターなどの火器がない場合には、非常に役に立ちますよ!

それじゃあ、早速いってみよー☆

 

ツリガネタケ(アイヌ語:タッニカルシ)

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【ツリガネタケ(釣鐘茸)】タマチョレイタケ科ツリガネタケ属

広葉樹の枯木・倒木に群生または単生する多年性の白色腐朽菌

北海道東部ではカンバ類(シラカンバ、ダケカンバなど)に群生する小型系統のもの

子実体は側着生で無柄

形状は馬蹄形

幅2〜4cm、顕著な環紋と環溝が特徴で、傘の縁は管孔面より伸びて窪んだ管孔面を囲むようになっています

肉は硬いフェルト質で黄茶

管孔面は灰白色

管孔は多層、各層は厚さ0.5〜1cmで孔口は円形

はないので食べれないこともないけど、木の味がするだけで食用には適していません

野食についてはコチラ↓↓↓

 

アイスマンアイヌ、そしてマタギ

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イタリアとオーストリア国境付近の氷河で、男性の遺体が発見され、ミイラ化したその遺体は調査の結果、約5000年前の新石器時代のものであることが判明
氷河で氷漬けにされて見つかったことでアイスマンという愛称がつけられました

アイスマンは火熾し道具、先端が火打ち石でできた短刀、そして2種類のきのこを携えていて、1つがカンバタケ、そしてもう1つがツリガネタケとのこと

当時の用途としては不明ですが、薬としてもしくは火口や火種を携行するためだったと考えられています

昔、アイヌの方たちはこのツリガネタケをほぐして火口としたりしていたようで、現在もツリガネタケは『ホクチタケ』という別名があり、アウトドアのスペシャリストであるマタギ(叉鬼)もこれを使用したりするらしい

西洋と日本でこのツリガネタケを同じ用途としていたことは非常に興味深いです

 

火種の携行

苦労してせっかく熾した火を持ち運びたいときは、ツリガネタケをくすぶらせながら運ぶのが便利です

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これはツガサルノコシカケですが、カイメンタケなどこのような管孔状になっているものは、ほぐせば火口として有用ですが、携行するにはデカすぎます

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移動する距離にもよりますが、やはりこのサイズのツリガネタケが便利

着火は簡単

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ナイフや石で少し削って、そこに火種を置くだけ

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少しずつ燃え広がっていくので、時々フーフーしてあげて火種を育ててください

あとは次の焚き火場所まで持っていくだけです

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自然の中にはアウトドアに必要なものがたくさんあるので、常に目を光らせておくことが重要ですね

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最近はブッシュクラフトなど普通のキャンプよりも自然に近いアウトドアスタイルも人気ですが、さらにもう一歩自然に近いアウトドアスタイルが広がっていけば良いなぁと思うワンパクでした☆

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