蛹(さなぎ)【昆虫飼育】
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完全変態
『変態』とは、ワンパクが『女軍人が好き』『コンビニ店員が好き』のような性的趣向が特異である『変態』ではなく、体の組織や形をそれぞれのステージに合わせて変えていくことを言います
デブが転じて発病した椎間板ヘルニアのせいで足の痺れがでたので不安になり、一応、脳神経外科でMRI、MRA、エコー検査をしてもらった結果、『先天的に小脳がとても小さく、そのスペースに水が溜まっている』『日常生活に問題ないのであれば大丈夫ですけど、たまぁにごく稀にいるんですよねぇ~』と医者に半笑いで診断結果を伝えられ、足の痺れにまったく関係のない『ただ脳みそが小さい』という検査結果に自分でも吹き出してしまったワンパクと一緒に生命の神秘について少し考えてみませんか?
この時期の昆虫は色々なステージで越冬していて、蛹の状態で春を待つ昆虫がいますが、そもそも昆虫には【タマゴ→幼虫→蛹(さなぎ)→成虫】となる種類があります
究極の次元にいる『変態の完全体』『変態の神様』的なヤバイ人のことではありませんので注意してください
あくまでも、昆虫の世界での話です
カブトムシやチョウなどが『完全変態』タイプです
上の画像は、酔っ払って家に帰ってから裸になり、妻に「オレを撮れ!!」と謎のポーズを決める『変態』タイプです
本人は覚えていません
【タマゴ→令虫→(脱皮を繰り返す)→成虫】といったようなタマゴから孵化した姿のまま脱皮を繰り返し大きくなるバッタタイプの昆虫や、【タマゴ→幼虫→成虫】といったトンボタイプの昆虫などは『不完全変態』と呼ばれます
なぜ『完全変態』の過程をとるようになった昆虫が現れたのかはまだよくわかっていません
蛹になるメリットがあったからなのか、なんとなくなのか、突然変異なのか…
『進化』とはそのようなことの繰り返しなので、人間が知る由もありません
蛹の中身
気になったことありませんか?
蛹の中身が…
そもそもフォルム的にカブトムシやチョウは、イモムシから変化しすぎだと思いません?
別の生き物と言っても納得しちゃうくらい違いますよね
見た目はもちろん、食べるものも違うし、足の数も違うし、羽が生えちゃったりカチカチになっちゃったり!
蛹になるとなんとな~く成虫の形をしているので、そこまでギャップがなく気になりませんが、ワンパクが子供の頃、イモムシから蛹になる過程がとても気になりました
どのタイミングで、どう変わって、どうしてこうなっちゃうのか
結論から言うと、幼虫から成虫に劇的に姿を変えるメカニズムは、未だに完全には解明されていません
幼虫から蛹になることを『蛹化(ようか)』といいます
そしてその蛹の薄皮の中身は…
ドロドロした液体です
脳や生殖器官など生命維持と繁殖に必要なもの以外は全て溶けてドロドロになっています
そして日を追うごとにドロドロが再構築され、成虫の原型になっていきます
まさに生命の神秘ですよね!!
その神秘に迫ろうとした【カロール・ウィリアムズ博士】の実験が有名ですが、閲覧注意です
彼の実験の方法などはさておき、『生命とはそもそも何なのか?』を考えさせられます
ワンパクよりもだいぶ上の世代のアニメですが【新造人間キャシャーン】に出てくる『新造細胞』や、クローン技術の進歩、再生医療などを脳みそが小さいなりに考えてしまいます
その神秘をだれかが紐解いて、科学的・技術的・人道的に細胞の培養が可能となったら、脳みそ作ってご飯茶碗2杯分ほどワンパクの頭に追加したいです…