タガメのその後2【昆虫飼育】
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タガメの共食い
ぬぉぉぉっ!!
馬鹿野郎っっ!!
肉食系女子が過ぎるだろ!!!
本当の意味で食べちゃってるよ…
いっぱいいる金魚を食べて下さいよ…
あぁ…オスがもう動かない…
メスもエサとなったオスを離さない…
何カ所も『ブスッ!ブスッ!』と刺しては吸うを繰り返しています…
ちーん…
タガメ♂の亡骸
おそらくメスからの最初の一撃を喰らい、数秒でエサに変わったはず
翌朝には、用済みとなったオスの亡骸は静かに水槽の底に沈んでいました
標本用にするために亡骸を水槽からサルベージして乾燥させました
秋が深まったら標本として成形します
標本作りは乾燥している時期にやるのがオススメで・・・んっ?!
臭せぇぇ~っ!!
くさっ!!なにコレ!!
なまらくせぇ!!(北海道弁で『すごく』の意味)
さすがカメムシと同じ仲間
タガメは、犬の肛門線と似た臭いがします!!
犬が恐がったり、ビックリしたときにおしりから出すあの臭い汁と同じ臭いです!!
肉食系女子がまだ獲物を待ち構えています
怖いですねぇ
カマキリなどもメスの方が体が大きく、オスより強い個体となります
やっぱり人間も昆虫も女性には敵いませんね
タガメのその後1【昆虫飼育】 - East End Wilder
ワンパクの早とちり
この状況を見て交尾をしていると思い込んだんですが、そもそも間違えていました
タガメは『V』字型に交尾をします
つまり、クワガタと同じような体勢です
なので、この画像は交尾ではなく変態プレイの『〇〇〇(自主規制)』をしているところでしょうか?
それと、タガメはメスがお腹に卵がある状態になってから交尾をします
ワンパクはタガメを初めて飼ったことで、完全に浮かれていました
タガメの生態
タガメのオスはメスが産み付けた卵塊を、孵化するまで世話をします
その間のオスは飲まず食わずです
やはり孵化には父親の力が必要ということで、またオスを投入することにしました!!
くそっ!!
タガメのオスの購入で、ワンパク財政が完全に圧迫され始めました!!
月々のお小遣いの4分の1を持ってかれます
半翅目の性別の判別は、だいたい生殖器を見て判別するのですが、タガメのオスとメスの見分け方も【亜生殖板】の形態を見て判別します
この画像の個体は亜生殖板の先端が『V』になっているので、オスであることがわかります
この先端が欠けているかのような『W』になっているのがメスです
先ほど、オスが卵塊の世話をするといいましたが、卵の保水などをする以外に大事な役割があります
それは、他のメスから卵塊を守ること!
メスは卵塊を破壊するために襲ってくるのです!!
有名な『タガメの子殺し』です
子殺しをする唯一の昆虫
なんでそんなことをするのかというと、メスの交尾相手の獲得のためです
タガメの性別比は1:1と言われています
また、タガメは生息する密度が低い昆虫なので、卵を産む準備が万端なメスは、早く交尾をしたくて仕方のないウェルカム状態なのですが、オスとの出逢いが少ないのです
それなのに、繁殖期に保育しちゃうオスがいるとさらに出逢いが減ってしまいます
そこで、超肉食系女子であるタガメのメスは、素敵な男性を自分のものにしたくて『オスが保育する理由』自体をなくそうとするのです
それが『子殺し』の理由だと考えられています
おっかねぇ!!
アブねぇ女だな!
今度はもっとタイミングを見計らってオスを投入することとします
また何か動きがあったら報告します!