我が家の生き物紹介【飼育】
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モクズガニ(北海道在来種)
【チュウゴクモクズガニ 通称:上海蟹(シャンハイガニ)】の同属異種
学名・英名ともに『日本』を意味する『japonica』『japanese』が冠される
ワンパクの【野食】の記事でも以前扱いました
日本での地方名も『ツガニ』『ズガニ』『モクゾウガニ』などさまざまな呼び方がありますが、長崎県では『ツガネ』、宮崎県では『ヤマタロウ』というらしい(たぶん両県ともに一部の地域に限られる)けど、そうなるとそれがカニの名前なのかなんなのかもう分かりませんね
捕ってきて飼ったばかりのころはまだ2センチほどでしたが、それから何回も脱皮&脱走を繰り返しまして、いまでは甲羅の大きさが10センチほどに成長しました
いまは亡きナマズ用のエサでスクスク育ってます
ワンパクが水槽の前にいくと手足をバタつかせ『エサくれぇ!!』アピールが凄くてウケますよ
同じ場所で捕ってきた【カワシンジュガイ】と一緒に水槽に入れてましたが、こやつが食べてしもうた!
爪の部分に生えている毛が立派になってきたので貫禄が出ています
繁殖は、自然界では成体が秋~冬にかけて降海して行われるため、飼育下では繁殖は無理かなぁと思っていましたが、ワンパクの住む地域では秋~冬にも淡水域で成体を採集することが出来ているので、淡水のみでの繁殖を飼育下で行ってみようと思い、飼育を始めました
ニホンウナギ(北海道稀少種)
おそらく淡水魚(正確には降河回遊)で一番美味しい魚ではないでしょうか
ワンパクは大好物です
でもウナギの血液は有毒だって知ってました?
【ウナギの刺身】【ウナギの生寿司】がないのも、職人さんが血を出さないようにウナギをさばくのもこのためです
ウナギ職人さんの爪が黒く変色していますが、それはウナギの血の毒素によるものです
60℃以上の加熱で毒素は変性して無毒になるそうなので、加熱処理したウナギはもちろん大丈夫ですよ
ニホンウナギは【デンキウナギ】【ヤツメウナギ】【ヌタウナギ】などとはまったく別の生き物です
形状だけで『ウナギ』の名前を付けられたんですねぇ
実はニホンウナギはかなり気性が荒い魚です
大きくなると川の生態系の頂点に立つ食肉性の魚で、他の生き物と混泳はできません
同じ食肉性の魚である【ナマズ】ですらウナギには敵いません
うちのウナギは、飼ったばかりのころはまだ5センチほどのミミズ程度の大きさでしたが、いまは40センチほどに成長しました
水槽のレイアウトに失敗すると、砂に潜ってばかりで、あまり見ることができないので飼育がつまらなくなるので注意が必要です
ワンパクは完全にレイアウトに失敗しました
スジクワガタ(北海道在来種)
メスのみを飼育していますが、産卵を終えてもうすでに冬眠に入っている様子
クワガタの唾液にはカビを抑える効果があるので、食事していなければエサのゼリーにカビが生えるので、食べているかどうか判別できます
コクワガタ(北海道在来種)
オス・メスのペアで飼育
こちらはゼリーを食べているようです
昆虫マットがゼリーに付いていますね
カビも生えていません
あとはこの産卵木に、メスが残す産卵マークが付いたら産卵完了の合図
アカアシクワガタ(北海道在来種)
今年のワンパクのクワガタブームはアカアシクワガタなので、大きい【コバエシャッター】でオス・メス多頭飼育しています
決して今年の【ヒメオオクワガタ】の採集に失敗したから『アカアシクワガタがブームだ』とか言ってるわけではないですよ!
アカアシクワガタ特有の産卵マークが産卵木に付いたら産卵完了!
小赤【金魚】(品種改良種)
自然界にはいない種で、観賞用に人為的に品種が作られてきた魚
その体型が祖先であるフナに近い【和金】、その他にも【琉金】【出目金】【オランダシシガシラ】【ランチュウ】など自然界での生存競争には向かないであろう体型の品種があいるけど、全て分類学上は【ギベリオブナ】の突然変異として扱われています
釧路市の春採湖に生息する【ヒブナ(緋鮒)】は金魚に似ているけど、【ギンブナ】の突然変異種であり、天然記念物に指定されていますが、実はワンパクが子供のころその【ヒブナ】を飼っていたことがあります
それはワンパクが近所の沼で釣ってきたもので、飼って1週間ほどで、飼育していた8匹全てが緋色になりました
当時は春採湖だけでなく、当時はまだ道東の各所に生息していたのでしょう
当時大きな地震があり、その全てを死なせてしまいましたが、貴重な経験をしました
いまは【タガメ】のエサとして小赤を飼育しています
この画像にも、タガメが小赤を狙っている様子が映っていますよ!
今後の我が家の繁殖等
クワガタは、第2令になったばかりの時期をみて、『材割り』してプリンカップに移す作業があるのですが、それはまた別の記事でご紹介しますね
とりあえずワンパク家族紹介第一弾でした!