氷下魚(コマイ)【釣り】
みなさんは酒の肴にこんな魚の一夜干しを食べたことがありますか?
こんな風に骨を取って、
一味マヨネーズに付けて食べるのが主流
この魚は【コマイ】っていいます
ワンパクがまだ東京に住んでいた頃、銀座で接待してもらったときに、この魚の一夜干しがテーブルに上がったので、コソッとメニュー表を見たら1匹1,000円でした!
高けぇぇ~!!
ワンパクとしては、子供のころから馴染みのある釣りの対象魚で、釣れすぎたら近くにいるカモメにあげる魚だったので、1,000円だなんてかなりビックリしたことを覚えています
コマイとは?
【コマイ(カンカイ)】
北海道で獲れるタラ科3種(コマイ、マダラ、スケトウダラ)のなかで最も小型で、上顎は下顎より突き出ていて、下顎先端のひげが短い
血液中に凍結防止物質をもち、水温が0℃以下でも生存可能な魚で、体長によってゴタッペ(幼魚)・コマイ・オオマイ(大型魚)と呼び名を変える場合もあります
『氷下魚』の由来は厳冬期に氷を割って漁獲(氷下待網漁)したことから
コマイ釣り
ワカサギ釣りと並んで【2大寒い釣り】で、正直この魚とワカサギは、釣る労力を考えると買った方がコスパ良しです
夜に車のヘッドライトを海面に当てながら行う夜釣りでは、一時間余りで100匹以上釣れることもよくあります
テクニックいらずで誰にでも簡単に釣ることができます
しかし冬の夜の海ほど寒いものはなく、この一時間はほぼ『修業』
もしくはなんらかの『刑罰』
もう釣れなくてもいいのに釣れてしまい、寒さのせいで釣り針を外すことすら面倒になるくせに、また竿を下ろそうと謎の使命感にかられる『無限コマイの刑』
エサはなんでもよく、ワンパクは刺身として食べることができなくなった【サンマ】をよくエサにします
ニオイが強いエサがよく釣れますよ
今日はワンパクが釣りという楽しみを初めて知った思い入れのある港で釣りをしようと思います
ここは冬でも海が凍らない『不凍港』として有名です
ああっ、あっ!!
今にも溢れちゃいそうな満潮!
あ、下ネタじゃないっスよ
太くもなく長くもなく、ただギンギンに硬い竿を今にも溢れそうな満潮にゆっくりとぶち込みます
仕掛けは適当に買った178円の市販のもの
こんな感じで放置プレイ
Wow!!
全然釣れません…
あれ?
テクニックいらずで誰にでも簡単に釣ることができるはずでは…
『無限コマイの刑』なのでは…
クソっ!!
寒い!!
芯まで冷えたので撤退っ!!
コマイ釣りリベンジ
次の日、【別海町】の港にやってきました!
昨日のリベンジです!!
この港は【ホッカイエビ(通称:ホッカイシマエビ)】や【ホタテ】で有名ですが、夏にはカレイ釣りで人気のスポットです
尾岱沼<打瀬舟・北海シマエビ漁>(別海町/北海道観光スポット) | 根室振興局産業振興部商工労働観光課
ここはオホーツク海なだけあって、この時期は凍っていますね
オホーツク海は流氷が来る前に、まず海が凍ります
魚影が濃いこの港ならアホでも釣れます!!
しかも満潮一時間前のベストコンディション!!
釣れないわけがない!!
早速、海が凍ってないところを狙って釣りをしてみましょう!!
Come on hot babie!!
…
…
…
【野付温泉 浜の湯】にやってきましたぁ!!
ひゃっほぅ~!!☆
ここは先ほどの港のすぐそばにある日帰り温泉ですYO!!
温泉マニアのワンパク妻もまだここは入ったことがないとのこと
イイじゃん!イイじゃん!
今日ワンパクたちはこの温泉に入りに、ここ別海町まで来たんだよNE☆
心も体も冷えきっちゃってるからNE☆
温めよう温めよう!!
ふぅ~ん
二つの泉質が楽しめるのね?
施設的には公衆浴場レベルかな
Okay!
早速、ち○ち○出して入っちゃうYO!
カランからもシャワーからも温泉が出てきちゃう
しょっぱ~い☆
温泉成分が強くて、あまりシャンプーが泡立ちませんね
露天風呂でも二つの泉質を楽しめるようになっていま~す
古い施設ですが、この温泉の泉質は高いですNE!
とてもいいお湯でした☆
大人450円・中人140円・小人70円