水の確保【野営】
あぁ…
前回の記事において、人生最大の耳クソが獲れたことをお伝えしましたが…
耳の聞こえが良いなどと言ってましたが…
いまはそのせいで、逆に耳が全然聞こえなくなっちゃったYO!!
耳の中がずっと『ボ~オッ』っていってるYO!
獲れたものは一体なんだったNO!?
こ…
鼓膜??
どうも、耳が全然聞こえないので会社の上司に『えっ?えっ?』『は?』『なんすか?』と何度も聞き返す失礼な態度を取り、何を話しているのかさっぱりわからないので愛想笑いをし続けているサバイバル愛好家のワンパクですぅ
お堅い職場なので、40のオッサンが『100均のぉ、粘着式綿棒でぇ~、耳クソごと鼓膜取っちゃったせいでぇ~、耳が聞こえなくなっちゃってぇ~』なんて絶対言えないぜ!
Please come back my eardrum!!
それじゃあ、早速いってみよー☆
飲み水の確保
飲み水の確保はサバイバルにおいての優先順位は『体温の確保』の次に重要となります
『そんなこと言ってないでさっさと耳鼻科に行け』って感じですが…続けます
『体温の確保』がなされないと、数時間で命を失うこともあり、『水分の摂取』については、体重の20パーセントの水分を失うと死に至るとされています
1パーセントの水分を失っただけで、激しい喉の渇きを覚えますし、2パーセント失うと頭痛などの症状が出てきます
そのときの状況や個人差はあるかと思いますが水分を摂取しないでいられるのは3~4日が限度でしょうか
幸い日本は水が豊富なので、アウトドアにおいての飲み水の確保の手段はたくさんあります
川などから直接採取して煮沸したり、蒸留したり、雨を集めたり、濾過したり、雪を溶かしたり、植物から採取したり…
その確保の方法のひとつに浄水器を使用する方法がありますね
手軽に安全性を担保することができますので、本格的なブッシュクラフトやサバイバルをこれから始めようとする方、災害時の備品として揃えようとする方は、浄水器を選択肢のひとつとして考えてみてはいかがですか?
今回はワンパクが所持している浄水器をひとつ紹介します
ソーヤーミニSP128
浄水器には『ボトルタイプ』や『重力濾過式』などがあり、また、薬品が必要なものや動力が必要なもの、フィルター交換が必要なものがあります
その中でもワンパクは、薬品や動力を使わずフィルター交換も不要でありながら、病原菌を99.99999パーセント除去可能な【ソーヤーミニSP128】を所持しています
被災地や難民キャンプなど、世界70カ国以上で使用されている実績がありますね
ゴルゴ13(デューク東郷)の任務遂行率99.72624パーセントと比べても、ソーヤーミニの病原菌除去率はかなり高いことがわかりますね
本体がこんなにコンパクトなのも魅力のひとつ(13.5×3.5㎝ 55㌘)
付属のパウチに水を入れて本体を装着するだけで、そのまま飲めちゃいます
また、付属のストローを使えば、直接水場から飲むことも可能です
水を汲むことができないような水量の少ない水溜まりなどからも飲み水を手軽に確保できるのは非常に便利ですね
しかもこのパウチの口径と一般的なペットボトルの口径が同じなので、本体をペットボトルに直接接続して使用することも可能です
本体内部の洗浄も付属の注射器を使って水を通すだけという手軽さ
昔持っていたオレンジ色のソーヤーは川に流れて行方不明になりました
いまはブルー以外にもオレンジ色や迷彩柄などもありますが、意外にオレンジ色は川の中では逆に目立ちませんね
道東の水
『北海道だから水がキレイだろう』というイメージがあるかもしれませんね
たしかに道東は人口が少ないため、生活排水などの影響は少ない地域なので、成分的にはキレイかもしれませんが、山地以外で実際にサバイバルをしていると
こんな濁った水の川が多いんです
1年を通して気温が低いので、植物などの分解が非常に遅く、川は濁り、川底が泥状になっている湿原性の川が多いんです(気温の高い地域は分解が早く、すぐに土になるので湿原は形成されません)
見た目的にゴクゴク飲みたくなるような水ではないYO!!
まぁ、色んな意味で栄養価は高そうですが…(笑)
悲しいかな、ワンパクの住む地域はこの沼のような川の水が水道水になってます…
富山県や長野県のように、至るところから名水が絶えず湧き出るような地域に住んでいる人たちからしてみれば信じられないかもしれませんね
そして、きっとこの濁った水をいくら濾過しても絶対に飲めないと思いますよ~
ん~、『クサい』というか…なんか動物性の『出汁』感があるんですよねぇ(笑)
ちょっと話がズレてしまいましたが、こんな水を浄水器を使わずに煮沸のみで飲むやつなんてワンパクぐらいしかいないと思いますので(使ってないんかい!)、どんな地域でも飲み水の安全のためには、浄水器の使用をオススメしますよ☆(説得力なし)
ちなみに道東の山地には
岩肌がゴツゴツ出るようなこんな渓相の川もあって、水も透き通ってキレイですが『旨い水』かと言われると微妙…
浄水器の選び方
最後に言っておかなくてはいけないのが、万能な浄水器はないということ
浄水器を選ぶ際は、目的に応じた浄化能力を見極める必要があります
防災であれば、都市型サバイバルを前提にしたものでなくてはならないので、重金属や化学物質、放射性物質を除去するものが必要となるし、森林フィールドのアウトドアを前提とするなら病原菌、寄生虫、ウイルスなどを除去するものを選びましょうね