シェルター設営場所【野営】
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基本は南向き
みなさんのシェルターはどんなんですか~?
市販のシェルターを使っている人、ブルーシートやタープなどを利用してシェルターを設置している人、ワンパクと同じように木や枝・草を使った【デブリハット】などのナチュラルシェルターの人など様々だと思いますが、そもそもシェルターの設営場所ってどんな場所がいいの?ってことで、最近太りすぎてスーツのケツが破けたワンパクがお答えします☆
設置場所について考慮すべきは以下の3点についてです
【温度】シェルター設営の最大の目的は、サバイバルにとって一番重要な要素である体温の確保です
なので、『暖かい場所』=『陽当たりが良い場所』を選びましょう!
具体的には南側が開けていて風が当たらないようなところとなります
『ワンパクのようなデブは体温確保の必要ないんじゃね?』『デブっていつも暑そうに汗かいてんじゃん!』と思っている方もいらっしゃるかと思いますが、デブってその大きな体を動かすことにエネルギーを使っているので暑いだけで、決して体温が高いわけではありません!
むしろ脂肪は『冷え』を溜めてしまうので、体温は低めです(個人差はありますが)!
なので、デブの腹の肉をさわれば判ると思いますが、ひんやりしています(笑)
また、デブの汗かきは体温を急激に下げるため危険です!
デブだからこそ、シェルター設営はしっかりやりましょう!!
あ、つい熱くなってしまいました…
【安全】自然災害による被害が想定できるような場所やハチやクマなどの危険な動物の痕跡がある場所は避けましょう!
【素材・材料の近く】薪などの木や落ち葉、水や山菜などの食料などが近くで採取できる場所はとても便利です
しかし、水の近くは虫が多く、湿気にも悩まされますので場合によっては避けるべきでしょう
色々なフィールドでのシェルター設営を想定してみてみます
崖
【崖下】
まず、画像のような崖の下でのシェルター設営はやめた方が賢明です
もしこんな崖下でシェルター設営をしている人がいたならば、その人は間違いなくドMです
崖下というのは遠くからでは認識できませんが、規模は大なり小なり常にパラパラと崩れ続けています
下敷きになった場合は、条件さえよければ数百万年後に化石として発見されますので注意してください
【崖上】
崖上というところはロケーションが抜群だったりすることが多いのですが、やはり崩落の可能性があるのでシェルター設営はやめましょう!
また、木などが生えていない場合は、風が強く吹き付けるためシェルターどころではありません
【崖からぶら下がる】
懸垂降下ができる人、もしくはクライミング技術が卓越した人が崖の途中の僅かなスペースにハンモック状態でシェルターを設営する超高等テクニック
風向きを読み間違えると、強く岩肌に体を打ち付けることとなり、致命的なダメージを受けます
さらに、ワンパクのようなデブは特に落下の不安が絶えず眠ることはできないのでやめましょう!
河原
水が近いので良いと思われがちですが、河原や中州などにシェルターを設置すると、急な雨で増水したときに取り残されたり、場合によっては流されてしまうので絶対に避けたい場所
また、夏はブユや蚊などの吸血昆虫が多いし、冬はとても冷えます
折れやすい木や枝の下
なぁ~んかごまごまと常に上から落ちてきます
木の皮や欠片や葉っぱ、コケなど…
イライラが半端ない場所です
たまにデカイ枝が落ちてくるので、それまた腹が立つうえに、大事故に繋がる危険もありますのでシェルター設営は避けたい場所です
落ちてくるものがたまに毒のある毛虫だったりもします
禁止場所や私有地
当たり前のことですが、自衛隊の演習場や他人の土地での野営はダメです!
もちろん通行自体も厳しく制限されます!
野営の際には土地所有者に必ず許可を取りましょう!!
木の上
木が密集して生えている場所なら、木に登り、それぞれの木の枝を編み込み、寝床を作ることもできます
とても快適に過ごせるのですが、一つ注意点として、あまり高い位置に寝床を設置しないことです
ワンパクは一度すごい落ち方をして、山の中で一人さびしく死にかけたことがありますので、充分注意してください(笑)
遺構
前人未踏の場所だと思っていても、先人達は意外なほどまでに山奥に入ってきてその痕跡を残しています
この画像は戦前の橋梁跡です
この橋梁の下などは雨風をしのぐこともでき、
こういった大規模な人工物の周りには、それに伴うさらなる人工物があり、自然が人工物を呑み込んでいく過程で、サバイバルには程良い環境が残っている場合が多いので、シェルター設営には向いている場所といえますね
ここでは魚がよく釣れそうなポイントになっていますよ
ただ、遺構には過酷な労働の末に建設したものも多く、当時の人間の強い思怨が残っているためなのか、ワンパクの経験上、不思議な体験をすることが多いので、幽霊・オバケが気にならない人向けの場所です
安心・安全を心がけ、シェルター設営をしましょうね☆