ナチュラルシェルター 森林編【野営】
みなさぁ~ん!
男はみんな太ももの内側にひっつく季節になりましたね☆
【雪見だいふく】くらい伸びますよね?
男にとってポジショニングは非常に重要です
オーソドックスな【ライトポケット】【レフトポケット】はもちろん、【ゴルゴタ】【昇り龍】などのポジショニングも習得は必須です
ちなみに誰にもバレないように手を使わずポジションを変えるため、色々な技を競い合う世界選手権というものもあるそうで…
どうも、【ライトポケット】サバイバル愛好家のワンパクですぅ
今回は○玉もひっつく雨の中でのシェルター作りです
それじゃあ、早速いってみよー☆
How do you like wildness?
最近の記事ではタープシェルターをご紹介してきましたが、やはりワンパクは【ナチュラルシェルター】が好きです
タープテント(ステルス張り)【野営】 - East End Wilder
タープシェルター 草地編【野営】 - East End Wilder
この日は豪雨
もちろん乾いた薪などはありませんし、道具は
これのみ!
実はワンパクは妻と些細なことからケンカして家出してきたんだYO☆
『今日は帰らん!』と言って家を出たのですが、普通こんなとき女性は『女のところに行ったのかな』『どこに泊まるのか』とか考えるのかなと思いますが、ワンパクの妻は『あいつ絶対山に行ったな』と思ったそうです
ご名答☆
クールダウンして物事を考えるには自然の中が一番です
原生林にやってきたYO!!
道具はバッグに入れたままになっていたこのノコギリと手斧のみ
まぁ、これだけあれば充分です
いままでワンパクは、ジャングルマチェーテなどの山ナタ1本のみでサバイバル環境下での生活を楽しんでいましたが、最近は自分の中で、ある一定程度『ナタ使い』として成熟した感があったので、最近は手斧のスキル向上に勤しんでいます
それにしても、まったく手付かずの自然って本当に気持ちがいいです
半径20㎞圏内はおそらく人間は誰一人もいません
雨がこれだけ降っているにも関わらず、テンションは上がりっぱなし
ナチュラルシェルター設営
おっ☆
いいのがあるじゃん!
この倒木を利用してナチュラルシェルターを作ることにしましょう
ちなみにブッシュクラフト関連の雑誌やYouTubeで紹介されているような『キレイなシェルター』は必要ないんですよ~
むしろ『こういうふうにしなきゃならない』なんて考えは足を引っ張るだけですね
『即応力』だけがその場を生き抜ける力となります
自分がシェルターを設営する目的が必ずあるはず
『設営自体が目的』というのであれば別ですが、ワンパクの目的は『狩り』(広義の意味での)なのでシェルター設営はそのための手段でしかありません
シェルター設営に時間はかけていられません
また獲物を追う必要があるので同じ場所には滞在しません
『流れながらそこに在る』というのがワンパク流
シェルターは体温確保の目的がなされればどんなものでもオッケーなんです!
余計な枝を落としていきます
ずいぶんスッキリしましたね
2本ほど残っていますが、柱のように倒木の荷重がかかっているので、これを落とすとバランスが崩れる可能性があるので残しました
落とした枝などを使って、シェルターの骨組みを作ります
もちろんパラコードなどはありませんので、ツルなどを使って固定しましょう
ほら、ツルやツタならたくさんありますんで…
木にたくさん巻き付いてますね
さぁ、この骨組みに何か被せていきますよぉ
フキ?
シダ?
うんっ!シダがいいですね☆
一枚一枚骨組みに立て掛けていきます
内部はこんな感じ
引きで見るとこんな感じ
自然に馴染んでますねぇ☆
これがいいんです!タープなどを使うと、どうしても人工的な感じがしてしまうのでワンパクは極力タープなどを使いません
あまりにも雨が酷いので、いったん休憩です
火を熾せる状況にないので、雨にあたりすぎると体温の低下を招くため注意します
食糧調達【野食】
あ~ぁ、妻とのケンカなんてすっかり忘れていました
雨が少し上がったので、行動再開です
このキャップももうボロボロだなぁ
さすがに買い換えなきゃなぁ…
さて、それはさておき火を熾すことは到底無理なので、生食出来る食材を調達しに行きましょう☆
気温は6月下旬であるにも関わらず11℃(例年並)
この寒さを凌ぐためには体力が必要です
栄養補給が不可欠
ありました!
【ヤマブドウ】!!
ヤマブドウの実は秋になりますが、初夏にはツルと葉も食べることが出来、特にツルは生食オッケーで、実よりもブドウの味が強いんです
若葉とツルをいただきました☆
エキノコックス症の危険が伴う北海道で、唯一、安心して生食できる食材ではないでしょうか
沢に降りて【モクズガニ】を採りましたが…
んーっ!
火は熾せないし…
でも腹減って仕方ないんです…
食べちゃお☆
危険ですので、絶対マネしないでください
【マタタビ】ですね
雨粒のせいでピントが合っていませんが、マタタビの実は小さすぎて食べることが出来なさそうです
まったく腹は満たされていませんが、もうすぐ日が落ちるのでシェルターに帰ります
森の夜
霧が立ち込め、すっかり日が落ちてしまいました
視界が利かなくなると、他の感覚がより研ぎ澄まされ、色々な動物の息づく音が間近に聞こえてきます
よく『恐くないの?』と聞かれますが、メッチャ怖いですよ!?
葉擦れの音
風の音
遠くから聞こえてくるなにかの鳴き声
すべてを皮膚で感じるような感覚といえばいいのでしょうか
特に今回のように火を熾せない状況というのは恐怖しかありません
獣に『エサ』や『敵』と判断され、戦闘態勢になってからでは獣に対して火があってもなんの抑止力にもならないんですが、そうでなければ平時は火を熾し、獣の警戒心を高めることでシェルターに近づかなくすることはある程度できます
それができない現状は、本能的に恐怖を覚え…
ぐーっ
zzz
…
おはようございます☆
いやぁ、よく寝ました
体中マダニだらけ
まぁ、原生林でのサバイバル環境では当然のリスクです
でもワンパクって、小学生のときに一度だけ噛まれたことがあるだけなんです
これだけ野遊びしてるのに噛まれないってなぜでしょう?
ワンパクの体臭が相当キツいんスかねぇ?
ナチュラルシェルター 冬の森前編【野営】 - East End Wilder
ナチュラルシェルター 冬の森中編【野営】 - East End Wilder
ナチュラルシェルター 冬の森後編【野営】 - East End Wilder
さて、妻とのケンカの原因がなんだったか忘れたので帰るとしますか☆