ナマズ【釣り】
移転しました。
約5秒後に自動的にリダイレクトします。
札幌の夜釣り
今回は【ナマズ】を釣りたいと思います
ナマズは夜行性なので、基本的には夜釣りになります
昼間は【鯉】や【雷魚(ライギョ)】が対象魚になるような場所での釣りなので、山奥に行くような感じではありません
ナマズは暖かい地域にしかいないので、ワンパクのホームである道東にはもちろんいません
ナマズは美味しい魚ですが、今回は食べることが目的ではなく、ワンパク家で飼っていたナマズくんが死亡したため、新しい家族として迎えようと釣りにやってきました
なので、狙いは小さなサイズ(20センチ程度以下のもの)を狙います
フィールドの下見
夜釣りには下見が必要になります
『バシュッ!!』と水がはねました
ライギョが息継ぎに水面に出てきた証拠です
おそらくここにはナマズもいるはず!!
なんならライギョも欲しいのですが、今日は昼間に釣りをしている時間がないので、夜釣りに賭けます
ナマズの仕掛け
大体の人は、ルアーの【フロッグ】などを使用して『攻める釣り』をするのでしょうが、ワンパクはエサ釣りにこだわりがあるので、ミミズで釣ります
仕掛けは竿、リール、重り、針、エサのみ
鯉釣りの仕掛けと同様です
シンプルな釣りこそ狩猟の醍醐味を感じることができます
エサをポイントに飛ばしてあとは待つだけ
夜釣り用の鈴やルミコ(ケミカル発光集魚仕掛け)なども使いません
最強ランタンである『ルーメナー2』が1500ルーメンの明るさで闇夜にワンパクを照らし出すため、まるでスポットライト状態
こんな夜に灯りをつけて釣りをしている『不審者ワンパク』を、車道から『なにやってんだ?』的にドライバーが見てきます
自転車の女子高生は、見てはいけないものを避けるように全力でワンパクの横を駆け抜けます
ワンパクは釣りをしているだけなのに…
ちょっと『心優しい悲しきモンスター』の気持ちが分かりました
しばらく待ちましたが、ここは『アタリなし』(魚が掛からないこと)なので、場所を少し移動します
場所を変えました
夜11時とはいえ、人や車の往来は減りません
さすが北海道の人口の約三分の一が住む大都会札幌
ワンパクが東京から札幌に引っ越してきたときには、札幌が『都会』だなんて思いませんでしたが、いま遠い東の果てに住むようになってからは時々『都会』が恋しくなり、札幌に度々来るようになりました
相変わらずまったくアタリはありません
もう午前0時すぎなので、人の姿はもう見えなくなりましたが、向かいの岸から老若男女の会話や笑い声などは聞こえてきます
きっと住宅街なのでしょう
マガモの親子が寝床にしていた場所のようですが、ワンパクが来たので遠くに退避しているようです
全然釣れません
場所・気温(この日は19℃)・時期・エサ・仕掛け・ワンパクの日頃の行いなど様々な理由があると思いますが、今回は『ボウズ』(何も釣れないこと)ということで、諦めることにします
去年に引き続き今年の夏休みも台風の影響で、なかなかアウトドアの機会も少なく、運勢にも恵まれません
肩を落としながら、先ほど声がしていた方の岸側に車を発進させました
不自然なほど真っ暗で街灯もありません
『あれ?ここ住宅街じゃないんだ…』
木が鬱蒼と生えています
目をこらしながら運転していると、
『〇〇墓地』の文字が!!
え~と、え~と
さっきここからいっぱい話し声してたよね??
ず~っと話し声してたよね??
お盆ですもの
賑やかになりますよね?
さー帰って!ビールでも飲んで!風呂でも入って!さっさと寝るか!!
ナマズが釣れないうえに、魑魅魍魎に取り憑かれたら、もう爆笑モノです
帰り道を間違え、このあともこの墓地の周りをウロウロすることになったワンパクでした