巨大地震
異変
例年この時期になると、ワンパクの住む地域にエゾシカが集まってきます
なぜエゾシカが集まってくるかというと、雪の少ないこの地域にエサを求めてやって来るのです
雪深い地域ですと、わざわざ雪を掘ってエサを求めなければいけなかったり、木の皮しか食べるものがなかったりと不都合が多いですからね
また、ここは北海道の他の地域に比べて冬の気温が高いというのも、エゾシカが集まってくる理由のひとつですかね
真冬でもマイナス10度くらいまでしか下がらないですから☆
なので例年異常なほどエゾシカが集まってくるんですよ!!
集まりすぎて問題になっているくらいです
車とエゾシカとの接触事故は日常的に多発していますし、農作物や稀少な植物を食べ荒らされたりする食害も日常的です
しかし、今年はそのエゾシカが全然いないのです!
実は過去にエゾシカがこの地域に集まらない年がありました
【東方沖地震】は気象庁がデータを整理している1923年以来、日本周辺で発生したものとしては東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)が起こるまでは最大級だった地震で、【釧路沖地震】は当時の気象庁震度階級(8段階)での震度6(烈震)を観測した地震です
この異変は巨大地震の前兆でしょうか?
大きな地震の前触れとして発生または知覚されると言われている生物的・地質的・物理的異常現象を【宏観異常現象(こうかんいじょうげんしょう)】といいます
野生の感覚
少し話を変えましょう
人間は錯覚の中で生きています
あ、哲学的な意味じゃないっスよ!
『~的誤謬(ごびゅう)』とか『イデア』とかワンパク的にマジ無理っすから!
簡単な例ですと、ハイキングに行ってキレイな山を見たときに写真を撮ったとします
その写真を後から見返したときに、『あれ?なんかしょぼい』『カメラ(技術)のせいかな?』なんて思ったことは皆さん一度はあるのではないでしょうか?
あれって実は写真が正しいんです
『写真』は『真を写す』と書くとおりです
人間は眼で見たものを強調した情報を脳に送るようにできています
なので、山を見た場合などは、実際よりも大きく壮大に感じたりするんです
この知床の山々も実際はもっと大きくキレイに感じました
まぁ、これはワンパクの撮影技術の問題が大きいのですが…
『錯視』『知覚心理学』などの小難しいことはここでは触れませんが、ざっと簡単に言うとそんな感じです
この人間の錯覚はときに災いとなりますが、基本的には生きるために必要な能力であり、プラスに働いています
地球の自転(時速1700㎞)を感じながら生活している人間っていると思います?
『その感覚がないこと』こそが、人間の錯覚です
『その感覚がない』からこそ人間は生きていけるのかもしれません
じゃないと、目が回って具合悪くなっちゃうぅ~
人間が自然界という大きな生活環から抜けて失ってしまった感覚なのか、またはその逆で獲得した能力なのか、もともと備わっていない感覚なのかわかりませんが、野生の動物たちにはこういった感覚を持ち、動物たちの行動の起因になっているのではないかとワンパクは思います
第六感
『虫の知らせ』という言葉をご存じかと思います
自身や家族等の生命に危険が迫った際の「予知」や「嫌な予感」は、人間に備わっている野生的な本能が「いつもと違う」ということを無意識のうちに感じ取っていることが『虫の知らせ』だと言われています
ちなみに『女の勘』も同じで、男性よりも女性の方が右脳と左脳を繋ぐ【脳幹】が約9%太いため、この「いつもと違う」ということを無意識のうちに感じやすくなっているのだとされています
男性の浮気がバレるのもこの『女の勘』のせい…
クソっ!!
あ、失礼しました
人間ですら『虫の知らせ』のような【第六感】があるのだから、野生動物にはもっと強くこのような感覚があって当然ですし、別の感覚が働いていても不思議ではありません
現に動物には五感以外にも電気・磁気・熱・化学物質などを感じとる感覚器官を持つものがいます
ヘビが熱を感じとる【ピット器官】、マダニが二酸化炭素を感じとる【ハラー氏器官】がそれにあたります
それら野生動物の感覚が、自身を身の危険から守る手段としてフル活用されているのなら、野生動物が巨大地震を事前に感知しても不思議ではないですよね
まあ、【宏観異常現象】と有感地震の因果関係は、一応の説明(「動物の異常行動は低周波の振動などを敏感な動物が感知して騒ぐため」など)がなされているものもありますが、科学的な根拠や統計的な信頼が認められているわけではありませんが…
この異変がワンパクの思い過ごしであることを願うばかりです
ヒグマ【狩猟】
エゾヒグマ(アイヌ語:キムンカムイ)
ヒグマは漢字で『羆』『緋熊』
ヒグマはホッキョクグマと並びクマ科最大の動物で、北海道のみに住むヒグマはその亜科でエゾヒグマ(蝦夷羆)といいます
北海道が世界のヒグマの生息南限ですので、ヒグマの中では一番小さな種類になります(ベルクマンの法則)が、ダントツで日本最大の陸棲哺乳類です
成獣の大きさはオスとメスとではオスの方が大きくて体長はオスが約1.9~2.3m、メスが約1.6~1.8m
体重はオス約120~250kg、メスが約150 ~160kg
1980年に羽幌町で射殺された体重450kgの「北海太郎」、1982年に古多糠の牧場で子牛3頭を襲った500kgの雄(6歳)、近年では2007年11月にえりも町のさけ・ます孵化場の箱罠にかかった520kgのオスが最大です
日本史上最悪の獣害である【三毛別羆事件】を引き起こした「袈裟懸け」は340kgといわれています
関連記事【三毛別羆事件】↓↓
オニクワガタ【昆虫採集】 - East End Wilder
ワンパクは何度もヒグマに遭遇していますが、一度だけ黒松内町にて450kgを優に超えているであろう個体に出逢ったときは衝撃でした
全身黄金の毛に被われ、そのたたずまいは威厳・崇高さを兼ね備え、アイヌ民族が『キムンカムイ』として畏敬の念を抱く対象であることが容易に理解できました
間違いなくその姿は『神』でした
アイヌ民族とヒグマ
アイヌの世界観によれば、狩りの獲物となる動物は、カムイ(神)が人間の世界に訪れているときの『仮の姿』だとされています
人間界を訪れたカムイの化身は、善良なアイヌによって捕えられ、祀ってもらうことでその霊は神の国へ帰ることができるのだといいます
クマの御霊を送る儀式「イオマンテ」
i「それを」、oman「行く」、te「~させる」というアイヌ語のイオマンテは、クマを「送り届ける」の意味を持ち、「クマ送り」・「クマの霊送り」とも呼ばれていて、かつてアイヌ民族の人々は、狩りでヒグマを仕留めた時、または育てた仔グマを殺してその魂を故郷である神の国に送り届ける時に、「クマ送り」を行なっていました
一定の儀礼を行うことで、神々との良好な関係を保ち、再来を願います
イオマンテの対象となる動物はヒグマだけではなく、シマフクロウ(コタンコロカムイ=集落の神)、エゾオオカミ(ホロケウカムイ・ウォーセカムイ=狩の神)、シャチ(レプンカムイ=沖の神)なども丁重に送られました
明治政府による農耕牧の奨励政策が出される以前、アイヌの人々は、狩猟を主として生活してきました
狩猟を行なう一方、野生の植物に対する高度な知識も持っていて、春先に芽吹くフキノトウから、秋に生るクリやトチの実なども補助的な食料として利用してきましたが、食生活の基盤はあくまでも狩猟
猟の結果は一族の存続を大きく左右し、ゆえにアイヌの人々は狩猟の前後には猟の成功を祈り、常に獲物への感謝の気持ちをおろそかにすることはありませんでした
狩猟対象
エゾヒグマは狩猟鳥獣とされていますが、仕留めるためにはかなり高度な技術と経験が必要となります
装備としてはライフル銃が必須です
散弾銃やサボット弾ではまず仕留めることは出来ないでしょう
しかしライフル銃は、銃所持から10年経たなくては所持できません
ヒグマに限ったことではありませんが、狩猟する場合は『半矢』は決して許されません
ハンターには必ず仕留める義務があります
『半矢』とは「急所に当たらずに手負いの状態にすること」で、手負いとなった動物はただ傷付けられただけならまだしも、暴れ狂い反撃してきたり、他を襲ったりする可能性があります
それがヒグマであったならなおさら、強力なライフル銃で確実に急所を貫く必要があるというわけです
市街地に現れたヒグマが銃殺されたニュースなどを見て『殺さなくても…』『麻酔銃を撃って森に返してやればいいのに…』と思う人も多いでしょう
しかし麻酔銃の射程距離は約30m
麻酔薬の量が適量であっても、麻酔が利くまで約10分かかります
ヒグマの走行速度は時速約40㎞なので、数秒後には麻酔銃を撃ったハンターの首が飛び、周辺にいる人間も一瞬で血の海になります
『銃殺』という最悪のシナリオは、人間にとってはやむを得ない決断なんです
ソーセージ(コードネーム97B-5)
あなたは知っていますか?
知床に行ったことがある方は、もしかしたら『この貼り紙見たことある』という人もいるのでは?
知床の道の駅などに貼られているこの貼り紙を紹介します
「コードネーム97B-5、またの名はソーセージ。初めて出会ったのは1997年秋、彼女は母親からはなれ独立したばかりだった。翌年の夏、彼女はたくさんの車が行きかう国立公園入口近くに姿を現すようになった。その後すぐ、とんでもない知らせが飛び込んできた。観光客が彼女にソーセージを投げ与えていたというのだ。それからの彼女は同じクマとは思えないほどすっかり変わってしまった。人や車は警戒する対象から、食べ物を連想させる対象に変わり、彼女はしつこく道路沿いに姿を見せるようになった。そのたびに見物の車列ができ、彼女はますます人に慣れていった。
我々はこれがとても危険な兆候だと感じていた。かつて北米の国立公園では、餌付けられたクマが悲惨な人身事故を起こしてきた歴史があることを知っていたからだ。我々は彼女を必死に追い払い続け、厳しくお仕置きした。人に近づくなと学習させようとしたのだ。しかし、彼女はのんびりと出歩き続けた。
翌春、ついに彼女は市街地にまで入り込むようになった。呑気に歩き回るばかりだが、人にばったり出会ったら何が起こるかわからない。そしてある朝、彼女は小学校のそばでシカの死体を食べはじめた。もはや決断のときだった。子供たちの通学が始まる前にすべてを終わらせなければならない。私は近づきながら弾丸を装填した。スコープの中の彼女は、一瞬、あっ、というような表情を見せた。そして、叩きつける激しい発射音。ライフル弾の恐ろしい力。彼女はもうほとんど動くことができなかった。瞳の輝きはみるみるうちに失われていった。
彼女は知床の森に生まれ、またその土に戻って行くはずだった。それは、たった1本のソーセージで狂いはじめた。何気ない気持ちの餌やりだったかもしれない。けれどもそれが多くの人を危険に陥れ、失われなくてもよかった命を奪うことになることを、よく考えてほしい。」
いかがでしょうか?
狩猟者の言葉で『肉を突く』という言葉があり、それはヒグマが肉の味を知ってしまうことを指し、再び人里近くで肉の味(人間を含む)を求める可能性が高い非常に危険な状態を意味します
当然ヒグマは屍肉を喰らうスカベンジャーとしての生態があるので、『肉を突く』ことは当たり前なのですが、この『ソーセージ』の場合はそれが人里近くだったということが、射殺という最悪のシナリオを早送りさせてしまいました
あってはならないことです…
自然保護
『かわいそう…』『自然を守ろう!』『動物愛護』なんてよく言われていますけど、考えのない偽善者の自然保護って本当に怖いんですよ!
そもそも『自然保護』って言葉自体、人間の驕り(おごり)なのではないでしょうか?
『自然』って人間に守ってもらわなきゃ自分を保てない『か弱い』存在?
『守る』ってことは『自然』よりも『人間』という存在が上だということ?
ハッキリ言いましょう!
あなたの助けを必要とするほど、『自然』は落ちぶれていませんし、『世の理(ことわり)』を変えることができるほどの力はあなたにはありません!
てか、人間にそんな力はありません!
オオカミなどの絶滅した動物を、環境保全のために再び自然に解き放とうと声をあげるアホンダラの専門家もいます
人間の驕りもついに極限まで来ましたか…
そういう輩には、
くだらねぇ!くせぇ口を開くな!!鼻ったれ!!
と言えずにポケットの中で小さく中指立てるだけのワンパク…
過去に戻すことはできないことを理解し、今を受け入れ、あるべき姿がそこにあればそれでいいとワンパクは思います
弱肉強食という大きな『理(ことわり)』から逃れた存在である人間は、それに手を出すことは許されないはず
しかし、同じ地球の子供として他の兄弟たちに迷惑をかけない方法は考えるべきと、脳みそが小さいワンパクはいつもそう思う
余談ですが…
ワンパクの家のキッチンに卑猥な言葉を発見!!
な、なんてハレンチなっ!!
けしからん!!
あ、そういうことね…
蛹(さなぎ)【昆虫飼育】
完全変態
『変態』とは、ワンパクが『女軍人が好き』『コンビニ店員が好き』のような性的趣向が特異である『変態』ではなく、体の組織や形をそれぞれのステージに合わせて変えていくことを言います
デブが転じて発病した椎間板ヘルニアのせいで足の痺れがでたので不安になり、一応、脳神経外科でMRI、MRA、エコー検査をしてもらった結果、『先天的に小脳がとても小さく、そのスペースに水が溜まっている』『日常生活に問題ないのであれば大丈夫ですけど、たまぁにごく稀にいるんですよねぇ~』と医者に半笑いで診断結果を伝えられ、足の痺れにまったく関係のない『ただ脳みそが小さい』という検査結果に自分でも吹き出してしまったワンパクと一緒に生命の神秘について少し考えてみませんか?
この時期の昆虫は色々なステージで越冬していて、蛹の状態で春を待つ昆虫がいますが、そもそも昆虫には【タマゴ→幼虫→蛹(さなぎ)→成虫】となる種類があります
究極の次元にいる『変態の完全体』『変態の神様』的なヤバイ人のことではありませんので注意してください
あくまでも、昆虫の世界での話です
カブトムシやチョウなどが『完全変態』タイプです
上の画像は、酔っ払って家に帰ってから裸になり、妻に「オレを撮れ!!」と謎のポーズを決める『変態』タイプです
本人は覚えていません
【タマゴ→令虫→(脱皮を繰り返す)→成虫】といったようなタマゴから孵化した姿のまま脱皮を繰り返し大きくなるバッタタイプの昆虫や、【タマゴ→幼虫→成虫】といったトンボタイプの昆虫などは『不完全変態』と呼ばれます
なぜ『完全変態』の過程をとるようになった昆虫が現れたのかはまだよくわかっていません
蛹になるメリットがあったからなのか、なんとなくなのか、突然変異なのか…
『進化』とはそのようなことの繰り返しなので、人間が知る由もありません
蛹の中身
気になったことありませんか?
蛹の中身が…
そもそもフォルム的にカブトムシやチョウは、イモムシから変化しすぎだと思いません?
別の生き物と言っても納得しちゃうくらい違いますよね
見た目はもちろん、食べるものも違うし、足の数も違うし、羽が生えちゃったりカチカチになっちゃったり!
蛹になるとなんとな~く成虫の形をしているので、そこまでギャップがなく気になりませんが、ワンパクが子供の頃、イモムシから蛹になる過程がとても気になりました
どのタイミングで、どう変わって、どうしてこうなっちゃうのか
結論から言うと、幼虫から成虫に劇的に姿を変えるメカニズムは、未だに完全には解明されていません
幼虫から蛹になることを『蛹化(ようか)』といいます
そしてその蛹の薄皮の中身は…
ドロドロした液体です
脳や生殖器官など生命維持と繁殖に必要なもの以外は全て溶けてドロドロになっています
そして日を追うごとにドロドロが再構築され、成虫の原型になっていきます
まさに生命の神秘ですよね!!
その神秘に迫ろうとした【カロール・ウィリアムズ博士】の実験が有名ですが、閲覧注意です
彼の実験の方法などはさておき、『生命とはそもそも何なのか?』を考えさせられます
ワンパクよりもだいぶ上の世代のアニメですが【新造人間キャシャーン】に出てくる『新造細胞』や、クローン技術の進歩、再生医療などを脳みそが小さいなりに考えてしまいます
その神秘をだれかが紐解いて、科学的・技術的・人道的に細胞の培養が可能となったら、脳みそ作ってご飯茶碗2杯分ほどワンパクの頭に追加したいです…
浜中町
厚岸郡浜中町
人口およそ6,000人の小さな町で、東部は【根室市】、北部は【別海町】、西部は【厚岸町】に隣接しています
ぶっちゃけ隣接する市町に比べて知名度が低いんですが、魅力たっぷりの町なので、デブりすぎて、ついに椎間板ヘルニアになり、コルセットをしたらモンゴル相撲の選手みたくなったワンパクがパワープッシュしてみようと思います☆
ファームデザインズ
国道44号線沿いに佇むカフェレストラン
コーヒーやソフトクリームを食べながら牧歌的な景色を楽しめます
ワンパクが住むところの隣町ということで近すぎたこともあって、いままでここでランチをしたことがなかったんです
【エゾシカのたたき】
めちゃめちゃうめぇ~っ!!
やばうまっ!!
【エゾシカ特製スパイスカレー】
なにこれっ!?
旨っ!!
エゾシカの挽肉が効いてます!
【ソーセージスペシャル】
いや!旨すぎでしょ!!
自家製のソーセージと自家製ベーコン、醤油焼き飯とサラダのワンプレート料理
サラダが超絶品!!!
【チーズケーキ】
のうこう~ぅ!!
いやぁ、びびった!!
正直あまり期待していなかった(失礼)けど、まさかこんなに美味しいとは…
ここではソフトクリームしか食べたことなかったことを後悔しました
くそぅ!食べ過ぎてまたデブっちまうぜ☆
【浜中町】はハーゲンダッツアイスクリームの原料となっている牛乳を生産している町なので、牛乳の味は折り紙付き!
カルピスの原料にもなってるよ!
ちなみに牛乳生産日本一を誇る【別海町】や黄色みが一切ない真っ白な牛乳を生産する【根室市】のソフトクリームも絶品で、それぞれに味の個性が強いので是非試して頂きたいです
ソフトクリームは濃厚系がお好きですか?サッパリ系がお好きですか?
道東はどんな人の好みのソフトクリームも見つかるはず!
釧路総合振興局のホームページからソフトクリームマップをダウンロードできます☆
『パイロットファーム』恐るべし
お土産や雑貨も充実しているので、立ち寄るだけでも楽しめますよ
茶内(アイヌ語:イチャンナイ)
浜中町第2の町で、国道44号線沿いに市街地が広がり、内陸に位置しています
基幹産業である乳業会社の『タカナシ乳業北海道工場』が鎮座
市街地のスーパーマーケットでは、期間限定でタカナシ乳業の牛乳で作ったソフトクリームが売り出されるのですが、超絶品です!!
霧多布湿原センター
茶内市街地から道道808号線を通り霧多布市街地に向かう途中に【霧多布湿原センター】があります
ここで霧多布湿原を見渡すこともでき、軽食もとることができます
湿原センターが建つ丘の下のパーキング
ここからカヌーを乗り入れることができます
娘が早く大きくなって一緒にカヌーに乗れるようになることを待ち遠しく思っています
湿原のド真ん中を横断する道(一般道道琵琶瀬茶内停車場線)は湿原保存のため道の下を水が通る構造になっていて、この道はMGロード(Marshy Grassland Road)の愛称が付けられています
霧多布(アイヌ語:キィタプ)
霧多布(きりたっぷ)は浜中町の町役場などの官公署が集まる中心市街地です
浜中町は『ルパン三世』の原作者である【モンキーパンチ】の出身地であり、霧多布市街には観光スポットが設けられています
【ルパン三世通り】
【JIGEN'S BAR】
【Pub FUJIKO】
【霧多布座】
浜中町役場の向かえにある【浜中町総合文化センター内】には、モンキーパンチの作品世界を紹介するブースが設けられ、グッズやイラストが展示されています
きりたっぷ岬キャンプ場
霧多布岬キャンプ場は、霧多布市街地から車で5分ほどの場所にあります
高台の緩やかな傾斜面にあり、バンガロー(有料)が18棟あるほか、テントサイト(無料)、ドッグラン(無料)もあります
休憩舎(有料)では団体でバーベキューをすることも可能
高台から海を見渡すことができるロケーションは抜群ですが、風が強く吹き付けることが多いです
○利用可能期間および予約受付期間
利用可能期間:6月上旬から10月上旬
予約受付期間:5月上旬から10月上旬
○利用料金
テントサイト:無料
バンガロー :全18棟(内、2棟はペット可能)1泊1棟1,760円(電源、照明設備、寝具等無し)1棟の使用人数の目安は、大人2名+子供2名
休 憩 舎 :1回2,200円(バーベキュースペース)
ドッグラン :無料
その他設備等:共同簡易水洗トイレ、共同炊事場、ゴミステーション、洗濯機(1回200円)、乾燥機(1回300円)
その他販売品:炭5kg、燃えるゴミの袋(10ℓは30円、20ℓは50円、40ℓは100円)
アゼチの岬
全然見たことないけどさ
奥には【嶮暮帰島(けんぼっきとう)】が見えます
新垣結衣もこの島の名前を聞いて下ネタが頭をよぎったはず
『ボッキって…』
ワンパクが生田斗真の立場なら、撮影の合間に新垣結衣に何度もこの島の名前を連呼させているはず
霧多布温泉ゆうゆ
当然ですが、【岩井由紀子】のことではありません
○入浴施設概要
営業時間:午前10時~午後10時(入浴受付は午後9時まで)
泉 質:ナトリウムー塩化物冷鉱泉(中性低張性冷鉱泉)
適 応 症 :神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、間接のこわばり、うちみ、くじきなど
浴槽種類:全身浴、気泡浴、圧注浴、冷水浴、かぶり湯、露天風呂、ふれあい風呂(要予約)
サ ウ ナ :ドライサウナ、ミストサウナ
○利用料金
入 浴 料 :大人(中学生以上)500円、小人(小学生)250円、乳幼児無料
貸室料金:研修室、和室(1)、和室(2) 各1時間1,080円(要予約)
お食事処まるよ
ワンパクお気に入りのお食事処で、オススメは【ネギラーメン醤油味】
町内加盟店でお食事や買い物をすると貯まるポイントカードを作ってみた
やはりルパンを推してきましたね
てか、また食べてますね
もうデブが止まらない…
琵琶瀬展望台
琵琶瀬展望台は霧多布湿原の南に位置する高台にあり、360度の視界を楽しむことができます
北側を見ると広大な霧多布湿原の中を琵琶瀬川が蛇行する大パノラマが展開し、振り返ると太平洋を一望することができます
どうですか?
ワンパクは決して浜中町のまわし者ではないけど、なかなか魅力ある町でしょ?
シェルター設営場所【野営】
基本は南向き
みなさんのシェルターはどんなんですか~?
市販のシェルターを使っている人、ブルーシートやタープなどを利用してシェルターを設置している人、ワンパクと同じように木や枝・草を使った【デブリハット】などのナチュラルシェルターの人など様々だと思いますが、そもそもシェルターの設営場所ってどんな場所がいいの?ってことで、最近太りすぎてスーツのケツが破けたワンパクがお答えします☆
設置場所について考慮すべきは以下の3点についてです
【温度】シェルター設営の最大の目的は、サバイバルにとって一番重要な要素である体温の確保です
なので、『暖かい場所』=『陽当たりが良い場所』を選びましょう!
具体的には南側が開けていて風が当たらないようなところとなります
『ワンパクのようなデブは体温確保の必要ないんじゃね?』『デブっていつも暑そうに汗かいてんじゃん!』と思っている方もいらっしゃるかと思いますが、デブってその大きな体を動かすことにエネルギーを使っているので暑いだけで、決して体温が高いわけではありません!
むしろ脂肪は『冷え』を溜めてしまうので、体温は低めです(個人差はありますが)!
なので、デブの腹の肉をさわれば判ると思いますが、ひんやりしています(笑)
また、デブの汗かきは体温を急激に下げるため危険です!
デブだからこそ、シェルター設営はしっかりやりましょう!!
あ、つい熱くなってしまいました…
【安全】自然災害による被害が想定できるような場所やハチやクマなどの危険な動物の痕跡がある場所は避けましょう!
【素材・材料の近く】薪などの木や落ち葉、水や山菜などの食料などが近くで採取できる場所はとても便利です
しかし、水の近くは虫が多く、湿気にも悩まされますので場合によっては避けるべきでしょう
色々なフィールドでのシェルター設営を想定してみてみます
崖
【崖下】
まず、画像のような崖の下でのシェルター設営はやめた方が賢明です
もしこんな崖下でシェルター設営をしている人がいたならば、その人は間違いなくドMです
崖下というのは遠くからでは認識できませんが、規模は大なり小なり常にパラパラと崩れ続けています
下敷きになった場合は、条件さえよければ数百万年後に化石として発見されますので注意してください
【崖上】
崖上というところはロケーションが抜群だったりすることが多いのですが、やはり崩落の可能性があるのでシェルター設営はやめましょう!
また、木などが生えていない場合は、風が強く吹き付けるためシェルターどころではありません
【崖からぶら下がる】
懸垂降下ができる人、もしくはクライミング技術が卓越した人が崖の途中の僅かなスペースにハンモック状態でシェルターを設営する超高等テクニック
風向きを読み間違えると、強く岩肌に体を打ち付けることとなり、致命的なダメージを受けます
さらに、ワンパクのようなデブは特に落下の不安が絶えず眠ることはできないのでやめましょう!
河原
水が近いので良いと思われがちですが、河原や中州などにシェルターを設置すると、急な雨で増水したときに取り残されたり、場合によっては流されてしまうので絶対に避けたい場所
また、夏はブユや蚊などの吸血昆虫が多いし、冬はとても冷えます
折れやすい木や枝の下
なぁ~んかごまごまと常に上から落ちてきます
木の皮や欠片や葉っぱ、コケなど…
イライラが半端ない場所です
たまにデカイ枝が落ちてくるので、それまた腹が立つうえに、大事故に繋がる危険もありますのでシェルター設営は避けたい場所です
落ちてくるものがたまに毒のある毛虫だったりもします
禁止場所や私有地
当たり前のことですが、自衛隊の演習場や他人の土地での野営はダメです!
もちろん通行自体も厳しく制限されます!
野営の際には土地所有者に必ず許可を取りましょう!!
木の上
木が密集して生えている場所なら、木に登り、それぞれの木の枝を編み込み、寝床を作ることもできます
とても快適に過ごせるのですが、一つ注意点として、あまり高い位置に寝床を設置しないことです
ワンパクは一度すごい落ち方をして、山の中で一人さびしく死にかけたことがありますので、充分注意してください(笑)
遺構
前人未踏の場所だと思っていても、先人達は意外なほどまでに山奥に入ってきてその痕跡を残しています
この画像は戦前の橋梁跡です
この橋梁の下などは雨風をしのぐこともでき、
こういった大規模な人工物の周りには、それに伴うさらなる人工物があり、自然が人工物を呑み込んでいく過程で、サバイバルには程良い環境が残っている場合が多いので、シェルター設営には向いている場所といえますね
ここでは魚がよく釣れそうなポイントになっていますよ
ただ、遺構には過酷な労働の末に建設したものも多く、当時の人間の強い思怨が残っているためなのか、ワンパクの経験上、不思議な体験をすることが多いので、幽霊・オバケが気にならない人向けの場所です
安心・安全を心がけ、シェルター設営をしましょうね☆
火熾しの基本【焚き火の型】
焚き火
どうも!!
最近太ったせいか、すぐ鼻が『ブヒッ☆』となっちゃうワンパクです!
いきなりですが、焚き火っていいですよねぇ~
『焚き火といえることまではしたことないけど、バーベキューの後に残った炭を眺めているだけでも癒やされる』という人もいるのでは?
火を見ると、人間は心が落ち着くように本能的に備わっているのかもしれませんね
火が弾ける音、煙の匂い、顔を覆う熱と優しい光
その中で、薪を火にくべながらゆっくりと流れる時間を楽しむ…
ん~、たまらん!
今回は火熾しの基本【焚き火の型】について考察していきます
火熾しの基本【火口~薪編】 - East End Wilder
火熾しの基本【発火方法】 - East End Wilder
薪の組み方
最初に伝えておきたいのですが、火が熾ればなんだっていいということ
型の名前を覚えたりする必要もありませんし、こうでなきゃダメってこともありませんよ
『覚えるより慣れろ』が基本だと思います
自然にあるものをいかに有効に使えるか応用力が試されるサバイバルやブッシュクラフトにとって『これでなきゃダメ』という固定概念は無用の長物です
自分のアウトドアスタイルに合った焚き火の型を見つけてみましょう!
一応こんなのもあるぞって感じで見てくださいな☆
ちなみに、とても雑に薪を組んでいますが、それはワンパクの性格が出てしまっているからで~す
【差し掛け型(リーントゥー型)】
太い丸太にただ薪を立て掛けただけの基本スタイル
【ティピー型】
炎が大きくなるので、薪が湿っている場合や複数人で火に当たりたい場合に適しています
【トラッパーファイヤー型】
火力の強弱がつけやすいので、調理向き
『V』字の先端に火を集めると、強力な火力が得られるし、末端に火を集めると先端部には熱は集まらずに保温状態にできる
【井の字型】
上から下に火が移っていくので、長時間燃える
シェルターに床暖房機能をつけるときなどに適しています
上部にいくほど細い薪を組んでいくのがポイント
【バックログファイヤー型】
ポットクレーンなどを使って火力調節が可能なので調理向き
【ロングファイヤー型】
場所を選ばない王道の型
太い丸太の下に2本枕木を入れるのがポイント
バックログファイヤー型、トラッパーファイヤー型もこの型の派生形です
火床
焚き火をする際に、延焼しないよう焚き火の周りを石で囲ったり、丸太で囲ったりする必要があります
地面に穴を掘ることも効果的です
また、火床は地面を掘った方が足元が格段に暖かくなるのでオススメですよ☆
【クロスディッチ型】
十字に穴を掘り、その上にティピー型に組んだ薪を置いたりします
十字の穴は空気の通り道となります
【スターファイヤー型】
すり鉢状に穴を掘り、薪を放射状に組んだスターファイヤー型
この他にも鍵型に穴を掘る【キーホールファイヤー型】、2つの縦穴を横穴で繋げる【ダコタファイヤーホール型】などもありますが正直めんどうなので作りませんでした(笑)
ポットフック
普段はこんな面倒なことはしないんですが、ナイフの練習がてら作ってみますか!!
バトニングで十字に切り込みを入れる
このうち、三つの三角を削るようにしていくと…
ナイフのホーニング(研ぎ)さえしっかりしていれば誰でも数分で作れますよ
ワンパク的焚き火型
すり鉢状に穴を掘り、石を敷き詰めて熱効率を格段に上げます
その上から適当に薪を入れて、『Y』字の枝を利用してポットフックも作る
ワンパクはポットフックにクッカーなどは吊り下げず(持ち歩かないので)ウサギや鳥やカエルの足を紐などで結び、ぶら下げて焼くために使います
また、この型はヘビやネズミの肉を炭に直置きして焼くこともできますので重宝します
これがワンパクの定番の焚き火型です
五分もあれば作れるので、その分釣りをしたり野草を採ったり食材採取などに時間を充てることができます
簡単なわりに夜も足元まで暖かく快適に過ごせますよ
今回の焚き火の火床を掘るために使用したダイビングナイフ【仁作 山刀S】
一見、日本で禁止されている【ダガー】に見えますが、違いますよ~
刃を正面から見ると、地面を掘りやすいように湾曲していますね
軍用の折りたたみシャベルよりも軽く、根なども切りながら掘り進められるので、最近は常に携行しています
思ったよりも切れ味が鋭いので注意が必要です
罠猟をする方にもオススメです☆
湿原においての野営
今回は湿原地帯においての野営となりました
この小川は増水する心配がない川なので、今回はこの小川の横に焚き火を設けます
ここはしっかりとした倒木もあり、寝床などにも活用できるためこの場所にしました
どうです?
湿原の中からの景色もなかなか良い感じでしょ?
退廃的に感じますね
実際は背丈が2メートル以上もある草が生い茂り、見通しはかなり悪いです
しかし、その草をドーム型に編んでシェルターを作ることもできます
湿原には可食できる野草は少ないのですが、川魚はもちろん、カニやエビなどの甲殻類、ヘビなどの爬虫類や【ヤチネズミ】を捕獲できますので食料にはあまり困りませんが、貝類に手を出すのはあまりオススメしません
貝類は知識が深まってからトライするようにしましょう
野食の基本は、『知らないものは食べない』ことです
北海道でも特に道東は、どんな小川にも魚影が濃く、ヤマメ・イワナ・アメマス・オショロコマが誰でも簡単に釣ることができます
豊かな自然のおかげでアウトドアを楽しむことができているということを常に忘れないようにしています
あれ?
今回は下ネタがなかった…
火熾しの基本【発火方法】
発火方法
以前に『火口(ほぐち)』について記事をアップしましたが、今回は基本中の基本である『発火方法』についてで~す☆
火熾しの基本【火口~薪編】 - East End Wilder
火熾しの基本【焚き火の型】 - East End Wilder
アウトドアに重要なアクセントを加えてくれる焚き火
その焚き火をするには、まず初めに火熾しをしなくてはなりませんね
「ライターとかマッチがあるから別にいいよ」「それよりメタルマッチの使い方を教えて」と言われるかもしれません
たしかにライターもメタルマッチも立派な発火方法ですが、せっかくの非日常を味わうアウトドアだからこそ普段することのない発火法にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
燃焼メカニズム
『熱』と『火』の関係性など、意外に『燃焼』についてご存じない方も多いかと思います
簡単に言うと、発火現象は、可燃物そのものが燃えているわけではなく、可燃物から発生する可燃ガスが燃えています
例えば、ロウソクですが、本体から少し上に離れたところで火が揺らめいていますよね?
ロウソク本体から直接火が出ているわけではありません
これは、ロウソクが『熱』によって『可燃ガス』を発生させ、『酸素』と急激に結びつき光や熱を伴いながら酸化しているためです
化学的にこれを『燃焼』といって、その現象もしくはその一部が『火』です
なので、『熱』『可燃ガス』『酸素』の3者が揃わないと燃焼しません(代謝エネルギーなどを除く)
ちなみに、よく防火・防炎のグッズや商品がありますが、これは火が発生した場合にこの3者のどれか一つを欠如させるように作られている商品です
防炎・防火グッズは【燃えない】のではなく、【燃え広がらない】と理解する必要があります
10年ぶりの同窓会というキッカケが【熱】、あなたが【可燃物】、よこしまな考えが【可燃ガス】、高校時代の元彼女が【酸素】
3者が結びつき、高揚感と背徳感【光と火】を発生させ、セッ〇ス【燃焼】という現象を生みます
しかし、そもそもよこしまな考えがなければセッ〇スには至らないわけで…
えーと、全然意味がわからなくなりました…
話を戻します
発火法には色々な方法がありますが、アウトドアでの一般的な発火法は『摩擦法』『打撃法』でしょうか
摩擦法
男ならインドアでもアウトドアでもこすってナンボ!!得意な方も多いはず
黒くなるまでこすっCHAO☆
あ、下ネタじゃないッスよ
…いや、下ネタっすね(笑)
いや、でもまじで黒くなるまでこすらないと火は熾きませんから!
『摩擦』による『熱』を利用して火を熾す方法をいくつか紹介します
往復摩擦
火溝式、ノコギリ式、糸ノコ式などがあります
前後もしくは上下のストロークで摩擦熱を発生させる方法
回転摩擦
回転摩擦はストロークが長く、摩擦の効率も良い方法です
キリモミ式、ヒモギリ式、弓ギリ式、マイギリ式などがあります
画像はキリモミ式
両手で木を挟みこみ回転させ、台木との摩擦により熱を発生させる方法
いや~、一人だと撮影するために片手が塞がるからなかなか伝わらないですねぇ!
なんかいい方法ないかなぁ?
打撃法
火打ち石などが代表的ですが、中世のフリントロック式銃や、厳密にはライターもこれにあたります
その他の発火法
光学的方法
凸レンズ・凹レンズを使い、光を集めて火を熾す方法です
虫メガネで集光して発火することは一般的に知られていますが、落ちている瓶や缶の底、ペットボトルや水を入れたビニール袋などでも集光可能です
ただ最近のペットボトルは集光しないように作られているものが多いので、あまり期待できません
電気的方法
落ちている電池をタバコの箱に付いている銀紙などで漏電させる方法などがあります
人里から近い【藪山(やぶやま)】のような場所や都市部の河川敷などでは比較的手に入りやすいアイテムです
圧縮法
ディーゼルエンジンの発火装置の原理ですが、アウトドアで使用する場合はほとんどありません
化学的方法
化学反応を使った発火方法で、マッチはこの分類にあたります
ワンパク的発火方法
火熾しをするために道具を持ち歩くことすらめんどうなワンパクは、その場にあるもので火溝式火熾しをすることが多いです
よく『弓ギリ式の火熾しで十数秒で火が熾せる』とか自慢している人がいますが、じゃあその装置を造るのに何分かかってんの?造るのもめんどくさくね?って感じです
ハッキリ言って、火を熾す時間を競っている程度の人よりも、火を熾す時間を楽しむことができる人の方が火熾しマスターだとワンパクは思いますよ
なるべく長い乾いた木と、手になじむ太さの木を一本ずつ用意します
木の上に股がって固定するため、長い方が都合が良いです
長い木は、画像のように平らに削っておきましょう
乾いた木がない場合は、画像のように少しフェザーを作っておくと便利です
手に持つ木はこすり合わせる部分を少し細くしておきます
あとは前後に擦るだけ
すぐ煙が出てきますが、まだまだ!!
本番はこれからです!
パワーで押し切ります
火種部分に火口を置くとすぐに火が移り、さらにフェザー部分にも火が移りますので、そのまま焚き火にぶち込みましょう☆
その場に応じて効率の良い発火法を選択できるようになるには、熟練が必要です
どのような発火法でも上手にできるように、ワンパクも日々精進しています