昆虫採集始め
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知床 ウトロ
妻がヒグマを見たいとのことだったので、斜里町ウトロ側の知床に行ってきました
ワンパクの住む街は、6月下旬にして日中の最高気温が13℃しかありません
これでも平年並み
この地域での昆虫採集はまだまだ本格的には出来ないのですが、ノサップマルハナバチやアイヌキンオサムシ、ジョウカイボンなどは出てきてますね
知床はワンパクの住む地域よりも暖かいので、ヒグマ観察のついでにこの地域で見られないような昆虫を採集できることを期待しながら車に乗り込みます
岩尾別
ここではかなりの高確率でヒグマが見れることから、カメラマンが路肩に車を停めてシャッターチャンスを狙っていますが、危険なので、絶対にマナーを守って下さい
この道の行き止まりにホテル地の涯があります
二年ほど前に訪れたときには、休館していましたが、営業を再開したのでしょうか
土曜日ということもあり、たくさんの車が駐まっています
このホテルの裏には羅臼岳の登山口があります
結局ヒグマには逢えませんでしたが、綺麗な景色がワンパクを出迎えてくれたので、満足です
スジクワガタ
ウッヒョ~!!
やっぱりいました!
スジクワガタのメスです
スジクワガタは一番早く姿を現すクワガタです
とても小さいクワガタですが、オオクワガタやアカアシクワガタと同じドルクス属のクワガタですよ
道央圏(石狩地方・後志地方・空知地方)であればG.Wにも採集できますが、道東ではだいたい一ヶ月ほど遅れて発生しますね
スジクワガタが樹液を吸うために最初に木を囓り傷を付け、そこから出た樹液を6月に発生するミヤマクワガタのオスが舐めに来て、本格的に夏が始まる頃には、その傷からの樹液が発酵して色々なクワガタや昆虫を集めることになります
このクワガタは珍しく飛ぶことができないクワガタです(飛ぶことが確認されていない)
また、他のクワガタと違い、走光性(光に集まる習性)がなく、昼間にも活発に行動しますので、採集方法も違ってきます
気性がとても荒く、飼育やブリードには少しコツが要ります
採集方法・飼育方法はまた別の機会に…
早速プリンカップにイ~ン!
プリンカップはクワガタの幼虫飼育用に大量にストックしていますが、採集用として携帯するにも便利なので、車には常備しています
シデムシですねぇ
動物の死骸などを食べ分解するスカベンジャー
彼等がいないと森が成り立ちません
ハイイロヒョウタンゾウムシもみっけ♪
「ハイイロ」言うけど、緑色っすね!
ゾウムシは養老孟司(ようろうたけし)氏が造詣が深く有名ですよね
ちなみに、かの有名な手塚治虫はオサムシが好きすぎて、ペンネームが「治虫」
他にも、最近では昆虫好き芸能人で、哀川翔や香川照之がいますね
虫好きと一晩中、虫談議で飲み明かしたいなぁと思うのはワンパクだけでしょうか?
知床自然センター
雨が降り始めたので、昆虫採集は中止して知床自然センターに行ってみましたが、知らないうちにリニューアルしていましたよ!
テナントにノースフェイスが入っていました
ラインナップはウェア関係が多めでしたね
たしかに、ここで自然観察アクティビティ等に参加したら、そのままグッズやウェアを買ってしまいそうになる気がするぅ
館内にあるカフェで、「食べたい!」と妻におねだりしましたが、「さっきカルビ丼とザンギ弁当食べたでしょ!デブるよ!」と一蹴されました
しかし腹が減って仕方ないワンパクは、ウトロ市街地でチャンスを窺います
急いでウトロに向かうぜっ!!
ヒャッホゥ~!!
くまのや
道の駅『ウトロシリエトク』
この道の駅の向かえにある『くまのや』
ここの【エゾシカのたたき】が絶品で、ワンパクのお気に入りのお店・・・・って、
やってねぇ!!
なんで!?
営業時間変更!?
マジかよ!!
ダメだぁ…
もうワンパクのパワーゲージは残りわずか
ファミコンソフト【キャプテン翼】の『ガッツが足りない!』状態
ここで、妻からベホマ級のお言葉
「美幌まで行って田村行く?」
「えっ?たっ…『田村』とは、あの焼肉田村のことっスか?いいんスか?」
「うん」
やったぁ!!!
ベホマズぅン!!!!
やったぁ!!
今日は犬の散歩も子供の世話もおいらに任せて!!
天に続く道
ウトロから斜里に向かう国道334号線の途中に峰浜という集落から左折し、案内看板に従って丘を上がっていくと、【天に続く道】という名所があります
まさに天に昇っていくように道がまっすぐ延びています
少し寄り道してみましたが、正直、いまのワンパクにはどうでもいいです
早くベホマズンしないと本当に昇天してしまいそうです
一路、美幌へ!!
ベホマズン田村
来ました!!
焼肉田村!!
「本日は予約で満席です」の張り紙を無視して入店し、店員にいつ席が空くのか詰め寄ります!
「い、いま空きます…」
いやったぁ~☆!!
ベホマズン☆!!!
ワンパクは腹が減ると非常に好戦的になります
絶対にマネしないでほしいのですが、山に籠もっているときに、魚が美味しく焼けたタイミングでヒグマが現れたことがあり、そのときワンパクは非常に腹が減っていたため好戦的で、山ナタ1本でヒグマに立ち向かい追い払ったことがあります
そのときは負ける気なんてしないどころか、そのヒグマを狩って喰ってやろうと本気でした
結果的に、ヒグマが戦闘を回避してくれたおかげでワンパクは生きています
絶対にマネはしないように!