フキノトウ 後編【山菜の採り方】
ぬおおおオオオオ!!
仕事なんてしていられるかぁぁぁ!!
遊べぇ!!遊べぇ!!
どうも、年度末で仕事が忙しいのに、遊ぶことを止めないので、疲れ切ってぶっ壊れてるワンパクですぅ
前編では、寄り道をしすぎたワンパクが、森を抜けて高層湿原を見下ろす丘に出てきました
フキノトウ 前編【山菜の採り方】 - East End Wilder
もうすでに陽も傾いちゃってる時間ですが、寄り道や脱線せずにちゃんとフキノトウ採取という目的を果たせるのか?
フキノトウ~後編~
それじゃあ、早速いってみよー☆
春釣り
早速、釣りをしようと思います
春を感じますね
土を掘って…ミミズを捕って…
竿に仕掛けを付けて…エサ付けて…
川に入れて…
さぁ、延べ竿を置いて周辺を探索しましょうか☆
あ、
すぐにアタリが来ちゃいました
ちっちぇ~【アメマス】(笑)
15センチくらいですかねぇ
リリースします
また竿を仕掛けて…
あ、
またアタリ
ちっちぇ~☆けど、入れ食いだなぁ~
リリース!
余談ですが、降海型を【アメマス】、陸封型が【エゾイワナ】とされますが、実際、アメマスとイワナは違うとワンパクは思います
体つきも違いますし…
地元の人も、イワナもアメマスも川にいるというのが常識となっていて、海で釣れるアメマスのことを【海アメ】と呼んで区別しています
ちなみにワンパクはルアーやフライのビルダーでもありますが、基本的に釣りは延べ竿でのエサ釣りしかしません
おっ?!
今度はまずまずのサイズのアメマスが釣れました
30センチくらいでしょうか?
これは家に持ち帰って食べましょう
アタマを叩いてシメます
強力なデコピンでもオッケー!
さぁ、そろそろフキノトウ採って帰りますかぁ☆
woooh!!
土が湿っていて、とてもみずみずしいフキノトウです
今日は【野食】ではなく、自宅で調理しようと思います
帰りは少し寄り道…
犬の散歩
散歩ってか放牧ですね
休みの日はこうやって、知り合いの牧場で無限ドッグランをしています
元々野犬なので、広がる景色に興奮しています
また野生に帰っていきそうな勢いですねぇ
フキノトウ味噌
さぁ、ビールを飲みながら調理していきますよぉ~(もう酔ってる)
まず、フキノトウをよく洗いま~す
豆で有名な北海道本別町産の味噌を使用
留真温泉~糠平温泉郷~幌加温泉 - East End Wilder
初めて食べるけど、美味しいらしいYO!
味噌4、みりん2、砂糖1くらいの大体の割合で味噌ダレを作ります
フキノトウは包丁を入れた瞬間から茶色くなるので、下ごしらえは先にしておきます
フライパンに油を多めに入れて火にかけておきます
ほら、切ってからすぐにこんなに茶色い!
味噌ダレに対してだいぶ多めにフキノトウを刻みます
そしてすぐブチ込めっ!!
油が回ってしんなりしたら、
味噌ダレ投入!
完成!!
焼いたアメマスにかけます
えっ!?
何コレ?(笑)
すげぇ見た目(笑)
もうすでにだいぶ酔ってるぜぇ☆
フキノトウのペペロンチーノも作りました
フキノトウの天ぷらは揚げすぎてコゲちゃったYO!!
DIG IN☆
フキノトウ 前編【山菜の採り方】
『山菜は興味あるけど、毒草が怖い』となかなか手を出せていない方も多いのではないでしょうか?
どうも、『オレのブログってキャンプブログではないんじゃないか?』といまさらながら思うサバイバル愛好家のワンパクですぅ
ま、ワンパクという野生児がファミキャンデビューを目指すブログってことで勘弁してください☆
今回は『意外な山菜が毒を持っているよ~』『そこらへんで採取できる山菜なのに大袈裟にアウトドアして採取しちゃうよ~』の回です
それじゃあ、早速いってみよー☆
フキノトウ(アイヌ語:マカヨ)
1年で最初に顔を出す山菜のひとつ【フキノトウ】
キク科雌雄異株の多年草
フキノトウは春を告げる山菜として親しまれていますが、実はフキノトウ(フキ)には毒があるって皆さん知ってました?
山菜を採る人でもあまり知られていないんですが、【野食家】の間では結構有名なんです
ちなみにフキノトウとフキは同じ植物です
フキの茎は地上には伸びずに、地中で地下茎となって横に長く這って伸びます
葉が地表に出ないうちに花茎が伸び出した花芽部分を『蕗の薹(フキノトウ)』と呼びます
花茎とは別に、根茎から地表に葉を出したものを『フキ』と呼んでいますね
地下茎が地表に剥き出しになると光合成して緑色に変色するので、ワサビと間違われて誤食されることがありますが、地下茎は有毒なんです
誰だぁぁぁっ!!
写真下手すぎるだろって言ったやつはぁ!!
おまえかぁぁっ!!
正解ですぅ…
ま、写真は伝わればオッケーオッケー☆
ワサビっぽい部分にはペタシテニン(別名フキノトキシン)などのピロリジジンアルカロイドの一種がたっぷ~り含まれています
肝機能にダメージを与えるタイプの毒ですね
植物が、進化の過程で動物に食べられないように防衛手段として獲得した毒素なので大目に見てあげましょうね
フキやフキノトウにも多少なり含まれていますが、水溶性がある毒なので、アク抜きをしてたくさん食べ過ぎなければ大丈夫です
マネしないでほしいのですが、画像からもわかるとおり、ワサビっぽい部分…ワンパクが直接囓ってサトウキビ的にチュパチュパしちゃってます(笑)
てか喰っちゃってるYO!!
フキノトウのアクと香りの強いやつって感じで、わざわざ食べる必要がない味ですね
採取方法
こんな感じの開ききっていないものが良いとされていますが、花茎が伸びたものも食用にするくらいなので、どんな状態のものでもオッケーです
ワンパク的にはとくに味わいに違いはないと思います
手でも採取は可能ですが、ダイビングナイフなどを使うとキレイに採ることができますよ
水々しくて緑の鮮やかなものを採取しましょう
採取する場所ですが、フキ同様に沢のような水分が豊かな場所の方がフキノトウも美味しいと思います
こんな小川なんかはとても良いですねぇ
フキノトウは市街地などでも採取することができますが、せっかくだから美味しいものを探しに行ってみました
ちょっと寄り道
少し寄り道しながらフキノトウを採りに行きましょう
どうでもいい理由を付けてすぐ森に入りたがる悪いクセは昔から変わりません
しかも、見てのとおり雪解けの水が溢れて歩ける場所なんてないようなところに来ましたよ
しかもここは汽水域なので、フキが自生するような場所でもありません(笑)
装備は釣り竿など最低限(?)のものだけ
釣り竿…
この時点でもうすでにフキノトウはどうでもよくなっちゃってるYO☆
水に浸かりながら道なき道を進んで行きます
湿地帯に出て来ました
しかしまだここでフキノトウは採取しません
だってもうサバイバルが終わっちゃうじゃんか
これから!!これから!!
森をいくつか越えましょう!!
おっ!!
山ウドの群生痕跡を発見!!
折れて倒れている木みたいなのが、昨年のものです
今年もここに生える証拠なので、時期になったら採りに来ますかね
針葉樹林帯に入りました
生まれたての針葉樹
地面を鮮やかに彩ります
倒木ゾーンをジャングルマチェーテで枝払いしながら進み、
苔の生える湿った混成林に突入します
こういったすごく小さな沢に沿っていくとヒグマに遭いやすいので、ズレて移動しましょう
そういえば、昨日この森でヒグマの目撃情報があったばかりです
森の中はかなり起伏もありましが、やっと森を抜けました
笹の広がる丘の上に出たようですね
眼下には小さいながらも高層湿原が広がっています
よし!
ここでフキノトウを採ろう!!(忘れてた…)
つづく
砂湯【野湯】
パンツの消耗が激しい…
人の何倍もご飯を食べ、人の何倍もオナラが出るせいか、必ずパンツのお尻の穴のところに丸い穴が空いてしまいます
どうも、パンツを撃ち抜くオナラの持ち主ワンパクですぅ
今回は屈斜路湖シリーズ第二弾!!
それじゃあ、早速いってみよー☆
砂湯
ここは屈斜路湖観光の中心部で、お土産屋さんやキャンプ場なんかもあります
【阿寒湖・摩周湖・屈斜路湖】のセットで訪れたことがある方も多いのではないでしょうか?
クッシーは、屈斜路湖で1973年から目撃証言のある未確認生物(UMA)で、有名なイギリスのネス湖に生息する【ネッシー】に倣って名付けられました
目撃証言以外にも、湖面の波紋などが幾つかの写真にも納められていますが、正体は不明
地元の中学生の遠足において、40人が一斉に目撃したことで全国的にその存在が有名になりました
ネッシーは地元では観光資源の一つともなっていて、80年代はかなりこの辺りも盛り上がっていたようですよ~
ここの野湯の最大の特徴は、なんといっても自分で湯舟を掘ることです
この湖岸の砂を手で少し掘っただけで、湯が湧いてきて深く掘り進めると温度も高くなってきます
いわば、この湖自体がデカイ湯舟!!
道東は夏でも気温が上がらないので、海水浴場がほとんどなく、かわりに夏場はこの砂湯が海水浴場のようになり、水着を着た子供たちや観光客、キャンプや釣りをする人達でとても賑わいます
足湯もありますが、この時期に素足を晒すような強者は少ないようですね
オオハクチョウにエサをあげる観光客もいますが、人に馴れすぎていて、近づくとエサを必要以上に要求されますよ
ただ、『あぁ~、白鳥捕まえて食べてぇなぁ』『美味そうだなぁ』と思っているとワンパクの近くから白鳥が逃げていくので、野生の勘っていうのはやはりスゴイなぁと思います
白鳥の足跡だらけのこの湖畔の砂浜を掘り、いま観光客たちの目の前でワンパクのわがままボディを晒して入浴シーンを公開するようなことはさすがに出来ないのでここを後にします
少し周辺を散策してみましょうか
川湯温泉郷
砂湯を少し北上すると温泉街があります
ここは【横綱・大鵬】が幼少期を過ごした場所としても有名な川湯温泉
泉質は硫黄泉、酸性明礬泉などで、眼や傷にしみるほか、釘を溶かすなど、貴金属が腐食するため、腕時計をつけないなどの注意が必要
強酸性泉で循環機器に不適なため、全ての施設が源泉掛け流しです
泉質が強すぎるため、肌が弱い方は入浴は避けたほうがいいと思います
赤ちゃんの入浴は絶対にやめましょうね
硫黄山
裸の山と呼ばれ、登山はもちろん禁止
だって、見るからに危なそうな山でしょ?
山肌からはゴォゴォと音を立てながら噴煙が立ち上り、周囲には独特の硫黄の匂いが立ち込めています
レストハウスのある駐車場から山裾の砂礫を少し進むと、噴気孔のすぐ近くまで行くことができます
黄色の硫黄の結晶がいくつも見られ、勢いよく噴気があがります
かつて硫黄の採掘で栄えたこの山が、この地に鉄道を敷設させ、川湯温泉の発展を支えてきたという歴史があります
硫黄山の麓には空気中の硫黄成分の影響なのか、樹木がまともに成長していないのがわかりますね
【霧の摩周湖】【マリモの阿寒湖】に比べて【クッシーの屈斜路湖】は少し知名度において劣るかもしれませんが、湖畔は温泉の宝庫なので砂湯野営場や和琴半島キャンプ場でキャンプをしながら野湯めぐりをしてはいかがですかぁ?
流氷チェアリング
耳掃除が好きな人って意外に多いと思います
そしてデカイやつが獲れたときのあの高揚感…
あ゛ぁぁーっ!!たまらんっ!!
誰しもが自慢の一品を掘り出したことがあるのでは?
あれって人間本来に持つ狩猟本能だと思うんですよね~
どうも、耳かきではなく紙軸綿棒派のワンパクですぅ
まだ治っていない口内炎をかばいながら、日々生活をしているワンパクに、妻は香辛料たっぷりの激辛カレーや鷹の爪たっぷりのキムチ鍋、レモン汁たっぷりの塩味ガッチリ豚肉ソテーをおみまいしてくる
…
オレなんかした?
悲しい気持ちになったので、家を飛び出しました
いまオレは流氷を見たい…
一緒に流れていきたい…
それじゃぁ、早速いってみよー☆
流氷とは
令和2年3月6日に稚内市とともに根室市は流氷初日を迎えました
と言っても【流氷初日】とは『視界外の海域から漂流してきた流氷が視界内の海域で初めて観測された日』なので、接岸した日ではありませんよ
とぉ~~~くに見える程度です
水平線にうっすら白いのが見えますか?
それが流氷です
根室市は例年よりも24日遅い流氷初日となり、史上4番目の遅さとのこと
そもそも『流氷』って何?
よく聞く『氷山』や『北極圏の氷』も広義の『流氷』です
その中でも日本人にとって一番馴染みのある『流氷』は、オホーツク海の流氷で、アムール川の河口でできた氷が南下しながら成長してきたものになります
北海道に流れ着いた流氷は、いわばロシア生まれの日本育ち
しかし、どうやら『流氷』と『海氷』との違いは厳密には区別されていないようです
【海氷】とは海に浮かぶ氷の総称で、【流氷】とはその海氷のなかでも定着せずに漂流している氷を指すそうです
一般的に海氷とは、この画像のような海水が結氷して出来た氷を指すことが多いんです
そうこれらが海が結氷してできた【海氷】
ここは12月には結氷していました
今回の流氷と同じ場所から撮影したものです
で、これが【流氷】
いや、全然わかんねぇって!!
流氷チェアリング
極寒マイナス22℃でチェアリング - East End Wilder
まずはじめに言っておきたいことは、流氷に乗ったりすることは絶対にマネしないでください(説得力ねぇー)
毎年、流氷観光をしてはしゃぎすぎて海に落ちる人や沖に流される人が後を絶えません
ワンパクはこの海域の潮の流れを知り尽くしているので多少の無茶はできますし、なによりワンパクはいま流氷と一緒に流されていきたい気分なんです…
カレーが辛すぎるよぉ…
口が痛いよぉ…
なんかしたかなぁ…
流氷初日から数日後には春の嵐で、気温が高くなり雨が降る予報なので、流氷は全て溶けて終わりを告げるでしょう
今年は流氷が来るのを諦めていて、「来たとしても遠くに見えるだけかなぁ」と思っていましたが、遠くにある流氷本体よりも先に漂着している先発隊がありました!!
崖の上から撮影したものですが、白い筋を引きながら流れて着いていることがわかります
間違いなく流氷です!!
さっそく崖を降りてさっさと流氷に乗っちまうぜ☆
行き先はユジノサハリンスクで!!
流氷コーヒー
まずはコーヒーを飲むために流氷を解かしましょう
なんか鍋が汚ねぇなぁ
脂浮いちゃってるけどなにこれ?
焚き火臭いし…
ん?これってもしかして…
ナチュラルシェルター 後編【野営】 - East End Wilder
かまくらのときは違うクッカー使ってたなぁ…
そういえば、このクッカーはあのときから洗ってないから…
1ヶ月前のエゾシカスープの脂だ(笑)
ま、大丈夫っしょ!!
さぁ、ここで【ククサ】の登場です
コーヒーを飲むためのカップすら持っておらず、買うことすらも忘れていたワンパクですが、ちゃんと買いました
標津線厚床支線【廃線探訪】 - East End Wilder
本物のククサは、白樺のコブから作ったもので数万円もする非常に高価なものです
白樺のコブ自体も稀少性が高く、非常に高値で取引されています
これは2,000円くらいのなんかの木でできたやつだけど、今度、白樺でのククサ作りに挑戦してみようと思います
ミルでコーヒー豆を挽いていきましょう
なんか紙のやつグチャグチャだわ
てか、どれくらいの豆の量を挽けばいいかわかんなかったから、どっさり入れちゃいましょう!
流氷コーヒー完成!!
かんぱぁ~い!
エゾシカの出汁が効いてるぜ☆
ウソです(笑)
コーヒーは淹れる水が悪くても飲むことができるので、軍隊の【レーション(戦闘糧食)】に採用、配給されていたほど
コーヒーにまだ慣れていないワンパクがコーヒーの苦味の中からエゾシカの出汁を見つけ出すことはかなり難しいです
それにしてもこの景色を独り占めできるなんて、とても贅沢です
ギュゥゥゥ…
ドゴン!!
おっ!
潮の流れが変わりましたね
接岸部分に亀裂が入りました
本当に流されてしまうので長居はできません
亀裂に海水が染み出し、乗っていた流氷が岸から離れていきます
さて、いつもの儀式をしましょう
氷を切り出しました
決して氷の質としては良いものではありませんが、気分的なものです
潮の香りがするワンパクの大好物【アイラモルト】でハイボールを作ろうかな?
流氷が接岸したときのワンパクの密かな楽しみなんです
バイバイ!
また来年乗せてくれよー!
雪洞キャンプ(ビバーク)【野営】
口の中に4つの口内炎ができてしまい、何を食べても苦行でしかない毎日を過ごしているワンパクですぅ
さて、道東を中心に一晩で数十㎝の積雪を記録した先日の暴風雪!!
場所によっては一晩で数メートルの高さまで吹きだまりができているらしいっス
楽しみにしていたオシャレキャンパーとの週末の予定が、そのせいで中止となってしまった!
さぁ、そのときワンパクは一体なにを決断するのか?
それじゃぁ、早速いってみよー☆
雪洞キャンプ
その大雪を逆手に取り、ワンパク一人でも【雪洞キャンプ】をしようと考えついた
地震や津波だけでなく、今回の暴風雪のような自然災害を被災したときの訓練も兼ねて、久しぶりにやってみようじゃないか☆
【雪洞キャンプ】とは雪山などで緊急避難的野営を行う【ビバーク】と同意
その手法は、かまくら式、横穴式、縦穴式などフィールドに合わせて色々なスタイルがありますが、数メートル以上の積雪がある場所で【スノーソウ】(雪を切るためのノコギリ)などを使って下に穴を掘り進めて居住空間を造りあげるムロ式(勝手に命名)が一番楽しい
しかし、この日の予報はプラス6℃
暖かすぎるYO…
そんな暖かい日に積雪の多い山に入るのは雪崩に巻き込まれる危険性が高すぎる
ん~、でも雪洞キャンプはしたいYO…
そうだ!
庭で雪洞キャンプ(かまくらキャンプ)をしCHAO☆
かまくら設営
直径約3メートルのかまくらを作りましたよぉ~
幸い、庭にもかなりの雪が吹き溜まっていたので半地下のかまくらをすぐ作ることができました
入り口はワンパクというデブが通れるギリギリの大きさで、ほふく前進で入ります
ヘルニア持ちにはキツいぜ☆
かまくら内部は全て手掘りなので、指の跡がついていますね
その方が早いですし、かまくらを崩してしまう危険性も低いです
ボロボロだぁ
ワンパクのグリップ付き手袋はパラコードでの懸垂降下など、ハードに使いすぎるせいか、すぐにダメになります
かまくら内部に防水性の高いシートを敷くことで、雪の床に体温を奪われるのを軽減します
あと、スノーシェルターの床は極力平らにすることをオススメします
実はこれが結構大事なポイントなんです
かまくらやスノーシェルターの内部は室温が上がり、内部の雪の表面が溶けてまろやかになるので、傾斜があると滑って居場所が落ち着きません
複数人で数日間のビバークをする場合は、就寝時に傾斜の下に向かって寝袋も流れていき、オッサン数人が重なり合うくらい顔が近いという非常事態になります
ただでさえ緊急事態でビバークしているのですから、さらにこんなストレスがかかることにより些細なことでケンカなどが起きることもあるので注意しましょう
ケンカは思わぬ悪い方向へパーティーを導くので、リーダーは細心の注意が必要です
昔、ビバーク訓練に参加したときは、ワンパクのイビキがうるさすぎるとのクレームからケンカになりました(笑)
はぁ~、一息入れますか
やっとコーヒーが普通に飲めるようになってきました
こんな携帯用焚き火台があればシェルター生活が優雅になります
早速、1歳の娘にも冬野営訓練です
といっても、かまくらで遊んでもらうだけですが
どんな状況でもサバイブできるようこれから仕込まなきゃ
ちなみに娘の後ろに妻が写りこんでいますが、かまくらの入り口の小ささがわかるかと思います
入り口は小さくても、内部は身長176㎝のワンパクが横になって寝ても充分な広さ
天井も立ち膝しても充分余裕がある高さになってます
スペースは充分に広くとる方が精神的にも負担が少ないです
さぁて、日が落ち夜になりましたよぉ~
一人かまくら生活が始まりました
隣に住むワンパクの両親が、ちょくちょく様子を見に来ます
息子は一体なにをしているのか不思議でしょうがないらしい(笑)
父『はぁ?ここで寝んのか?バカだべや!』
母『なぁ~にやってんだぁ?風邪ひくっぺよ(茨城弁)』
母にいたっては、ワンパクが妻とケンカして家を追い出されたとさえ思っているようだ
面白いので、しばらくはそういうことにしておく
外気温は高くプラス5℃
夜のシェルターでやることもないので、さっさと寝ることにします
実際のビバークも体力の温存のため、寝ていることが多いです
おやすみなさい…
ぐぅぅ…
ん?
(なにか違和感があって少し起きる)
ぐぅぅ…
(眠いのでまた寝た)
んん?
あれ?気のせいか…
(眠いけどなんか気になる…)
(ルーメナーを点灯)
いや!狭くね!?
これ、明らかに天井低いよね!?
ぐぅぅ…
(寝ちゃった)
(ミシミシ…)
(ギュゥゥゥ…)
ボッスン!!!
な、なになに!?
点灯っ!
気温が高いせいで天井が落ちました…
世界の東の果てで起きた夜中三時の出来事
3.11
雪洞キャンプは訓練というより体験で終わってしまいましたが、行動に移してみることがやはり重要だと感じました
先日、防災に関する講演で講演者が『防災に関する備えは、自分がいない場合を想定した備えをしなくてはならない』ということを言っていました
眼からウロコでした
確かにワンパクがいれば、サバイバルの経験や知識を活かし、我が家の安全は担保できます
しかしボクが居なかったらどうでしょう?
ボクが建物の下敷きになっていたら…
ボクが津波に流されていたら…
ボクがすでに息絶えていたら…
どうやって家族を守れる?
準備していた道具の使い方さえ分からないのではないだろうか?
ブログにワンパクの経験と知識を残しておく理由がここにありました
カップ麺【裏技】
休日にソファでゴロゴロしていたら『あなたのジンギスカンくさいおでこの脂がソファに付くから早くシャワー浴びてきて!!』と妻に思いっ切り怒られました
どうも!生き物が大好きなサバイバル愛好家のワンパクですぅ
結構知ってる人も多いかもしれませんが、今回はカップ麺に関わるちょっとしたウラ技を紹介しようと思います
それじゃぁ、早速いってみよー☆
直火調理
数十分かけてカップ麺を水で戻す方法が防災テクニックとしてよく紹介されています
しかし、どこでも焚き火を熾せるアウトドアマンなら、お湯を沸かす鍋なんかなくてもいつもどおりのカップ麺が食べれるんです
火熾しの基本【焚き火の型】 - East End Wilder
火熾しの基本【火口~薪編】 - East End Wilder
火熾しの基本【発火方法】 - East End Wilder
『竹を使って鍋にして湯沸かし』『木をくり抜いた器に焼けた石を入れて煮沸する』など鍋がなくてもお湯を沸かす色々な方法は確かにあるんですよねぇ
しかし今回紹介するのは、もっとシンプルなもの
水で満たした紙コップを火にかけても燃えないという原理を利用したものです
どんなに熱しても100℃を超えない水が入っている限り、紙の発火温度である450℃に届かないから燃えないんです
つまり、水を入れたカップ麺を焚き火にDive in fire!!
紙製カップでも表面にフィルムが貼ってあるものはその部分だけ溶けちゃうけどね
ま、影響はないっス
ワンパクは鍋だけでなく箸も忘れたので、その辺の枝で食べました
最近はカップ麺の容器が紙製となってきているので、多くのカップ麺で実行できます(発泡スチロール製は溶けてしまう)
水と接していないカップの縁や蓋が燃えてしまわないように熾火でやるのが鉄則になります
もちろん、これは焚き火をガスコンロに替えた応用型もできますので、一度試してみてはいかがですかぁ~☆
池の湯【野湯】
暖冬とはいえ、寒い季節がまだまだ続いていますねぇ
そんななかやっぱり行きたくなるのは温泉ではないでしょうか?
どうも、ブログランキングのバナーがなんだかうまく貼れないワンパクですぅ☆
アウトドア派のみなさんにとって温泉は、キャンプに欠かせない存在の一つですよね~
今回、ワンパクがご紹介するのは、少しだけ野趣溢れる『野天風呂』を略して【野湯】としてカテゴライズ
【秘湯】のようなアクセスの悪さや秘境感はなく、観光客やキャンパーも簡単に訪れることができ、なおかつ充分に野趣溢れるロケーションを堪能できる温泉としました
立派な温泉施設もいいけど、たまにはいつもより少しだけ自然に近い温泉を楽しんでみてはいかがでしょう?
さぁ、今回は1月に訪問した屈斜路湖畔シリーズ第一弾!
それじゃ、早速いってみよー☆
池の湯
屈斜路(くっしゃろ)湖畔にあり、湖と繋がる池のようにある大きな露天風呂が【池の湯】
屈斜路湖畔沿いの道道52号線を弟子屈市街地方面から川湯温泉方面に向かう道すがら、左手方向に打ち棄てられたいい感じの古いバスが目に入ってきます
これが目印で、ここから砂利道に入り進んでいきます
砂利道は、休業中の旅館や温泉施設であったろう廃屋が建ち並ぶなかを通り、さらに進んだ先の行き止まりに池の湯がありますよ
湯船は、湖岸より湧き出す温泉を囲ったとてもシンプルで開放的な造りで、湯船の脇には男女別の簡素だけどわりとキレイな脱衣所が建っていますね
湯温はぬるめなので、厳冬期はけっこう寒いかも
ワンパクはあっついお風呂が好きなので、このくらいの湯温ならお風呂というより、温水プールみたいでつい泳いだりして遊んでしまいます
結構広いしね!
『ワンパク潜水艦の潜望鏡が短い!!』
『寒さが原因でしょうか?』
『いえ、元々です☆』的な遊びはマストでやります
地元の方による清掃が定期的に行われているらしいのですが、時間帯や場所によっては藻が少々浮いていることもあり、滑りやすいので注意が必要
夕暮れ時には、対岸の山々に沈む夕日があたりを黄金色に染めるのを見ることができます
当然、周辺は野営禁止です
混浴で、24時間入浴でき、無料です
ちなみに残念ながら水着の着用可となっています
ちぇっ!
ん~、でもぶっちゃけあんまり、体がキレイになった感はないです(笑)
お風呂っていうかその名の通り、『池』ですね
温かい池…
…うん
池…
でも目の前に広がる景色は最高です!
あっ!そうそう!
近年、ここでヒグマが目撃されているので注意してくださいね!
まぁ、おじさんが一人、湖畔の温泉で潜水艦ごっこをして遊んでいる状況よりは危なくないですねぇ