クワガタを確実に捕る方法【昆虫採集】
ひさしぶりの投稿だYO☆
実はこの3週間で北海道各地を回り、今後はもっともっと野性的な活動ができるようにサバイバルフィールドの下見や情報収集などをしていました
当然に人の住まないような場所なので、携帯の電波なんてない山奥だったりします
目に見えない不思議な力が働いているような場所も…
【アイヌ神話にある渓谷】【人を寄せ付けない広大な湿原】【見放された原始の森】【廃墟温泉】【実際に人柱が確認されているトンネル】【ダム湖に沈んだ渇水時のみに現れる秘湯】【ヒグマだらけの山奥すぎる秘湯】などなど…
うひょーっ!!
ゾクゾクしちゃうでSHOW!?
北海道は日本において最後に残されたサバイバルフィールドです
『下見』とはいえ、これだけの期間と総移動距離2,500㎞という労力を費やしました
まだまだ秘境ってあるもんなんですね!!
ただ、山奥の人跡未踏の地を求めれば求めるほど、北海道の悲しき歴史にブチ当たることがわかりました
明治20年代~の開拓のために炭鉱やトンネルなどで強制労働させられた労働者(タコ)たち
その住居となっていた『タコ部屋』と呼ばれる建物自体が山奥の人跡未踏の地にあったため、北海道にはもう『人跡未踏』はないのかもしれませんねぇ
ちなみに、別日に函館方面に昆虫採集にも出撃しているので、この3週間では3,700㎞になりました…
どうも、廃墟温泉の下見探索に行ってから右肩が重く痛いサバイバル愛好家のワンパクですぅ
憑いているのが【座敷わらし】的な運気アップのもののけだったらいいね☆
サマージャンボ宝くじ1等前後賞よろしくぅ!!
それじゃあ、ひさしぶりにいってみよー☆
クワガタを確実に捕る方法
『前フリの割にクワガタかいっ!』と思う方もいるかもしれませんが、ワンパクにとって昆虫採集はアウトドアの目的でもあり、最高の獲物でもあるんですYO☆
昆虫大好きっ!!
↑なんかこのフレーズ聞いたことあるような…
北海道においての基本的なクワガタを捕る方法はこちらになります↓
この記事の内容と重複しますが、北海道において確実にクワガタを捕り、一番成果を上げることができるのは
街灯回り!
つまり『灯火採集』というやつです
『灯火採集』といっても、プロが使用する投光器などを使った【ライトトラップ】などは要りません
街灯回りで充分に成果を上げることができます
ワンパクはいつもこの方法でプロ以上に成果を上げていますよ
よくプロの皆様方にビックリされます
初心者がこんな【御神木】【樹液酒場】と呼ばれるような木を見つけて採集する方法は難しいかと思いますので、ぜひ街灯回りを試してみてください!確実に捕れます!!
【樹液酒場】の見つけ方はまた別の機会にお伝えしますね~
クワガタ採集時期
種類にもよりますが、灯火採集の場合、この画像にあるものが採集時期の目安となります
そう!コンビニの扇風機!
北海道外はどうなのかは分かりませんが、画像のようにコンビニの玄関先に扇風機が置かれたらそれは北海道の本格的な『昆虫採集開始の合図』です
虫が入ってこないように、扇風機の風で払い落とすために設置されています
どのコンビニチェーンも同じ対応をしていますね
もしくはコレ(バチバチッていうコレの名前をワンパクはまだ知らない)
これにガや羽アリが集まっていたら、このコンビニにもクワガタが集まってくる可能性大ですね
ある意味『灯火採集』です
クワガタ採集好条件
じゃあ、一体どういうときの街灯回りが有効なのかポイントをまとめてみました
①月がない夜(新月、曇など)
②風がない
③気温が高い(小雨や霧でもOK)
ただこれだけです
当たり前のことかもしれませんが、これだけなんです
でも、なかなかこの条件が揃うことはないんですよ~
このなかでも②が一番のポイントで、風が強い日はクワガタは飛んできません
この灯火採集は『どんなクワガタの種類でも有効』とはいきませんが『子供にクワガタ捕りを体験させたい!』『夏休みの自由研究に利用したい!』など『とりあえずなんでもいいからクワガタを捕りたい』方に向いています!
なにが捕れるかわからないのが、灯火採集の魅力でもありますね
街灯の隣にある木には、
体全体が紡錘形(タマゴ型)をしているのは【ノコギリクワガタ】のメス
力がハンパなく、ひっくり返しても足を縮める擬死行動をとらない【ミヤマクワガタ】のメス
街灯選び
そして次に重要なのは『どの街灯にクワガタが集まるか』です
クワガタが集まる街灯には、必ずガや他の昆虫もたくさん集まっています
その街灯の下を根気よく探してみましょう
きっと見つかるはず
ちなみに街灯に羽アリが多く集まっている日は、最高のクワガタ日和です
昼間でもクワガタの集まる街灯を見つけることができます
ここは高速道路のPAですが
街灯の下に【ノコギリクワガタ】【ミヤマクワガタ】の死骸がありました
これはこの街灯の光によって集まったクワガタが、朝になって鳥に食べられたあと
ちなみにキツネはクワガタの頭も食べる代わりにフンをするので、キツネのフンが近くにある街灯にもクワガタが集まっている可能性があります
街灯に集まるその他の昆虫
昆虫採集の対象として人気があるクワガタだけど、昆虫って当然他にまだまだたくさん種類があるんです
街灯に集まる昆虫は、ガや羽アリ、クワガタの他に【ゲンゴロウ】【ガムシ】【ゴモクムシ】【コガネムシ】【カナブン】【ハナムグリ】【カゲロウ】【カミキリムシ】【ゴミムシ】【セミ】などなど
ちなみに画像は【ヘビトンボ】という昆虫ですが、トンボではありません
この幼虫は漢方薬にもなるんですよ~
昆虫の活性がピークとなるこの時期に、灯火採集で色々な昆虫と触れ合ってみてはいかがですかぁ~☆
コンビニ、自販機も回ってみるのも面白いですよー!
さぁ、今年の8月の新月は19日!!その前後が狙い目だよ!!
ミヤマクワガタ【昆虫採集】 - East End Wilder
ビーチコーミング【野外採集】
皆さんは【ビーチコーミング】という言葉をご存じですかぁ?
海岸に揚がった漂着物を収集の対象としたり、鑑賞の対象としたりする行為のことです
【流木】や【シーグラス】【貝殻】を収集する人は多いかもしれませんね
どうも、最近、目と鼻がグズグズするので、花粉症ではないかとビビっているサバイバル愛好家のワンパクですぅ
今回は『ビーチ』というには少し荒々しすぎる海岸でビーチコーミングをやってみましたよ
それにしてもスッキリしない天気です
予報が雨じゃなくても、この地域はいつも濃い霧が掛かるので天気は悪いことが多いです
世界を股にかけるパドラー兼探検家の知り合いが『この海域を渡れなかったせいでカヤック日本一周を逃した』と言っていた原因が、この濃い霧
ちなみに霧のせいで日光に当たることが少ないので、ワンパクは40歳男性だけど無駄に美白です☆
さぁ、これがみなさんの2020年で一番要らなかった情報となれば幸いですぅ
それじゃ、早速いってみよー☆
海岸にはゴミを含めていろんな漂着物があるので、残念な気持ちになりますが、サバイバル環境としてはなんでも揃うので難易度としてはかなり低く目です
まぁ、今日の目的は【ビーチコーミング】ですけどね
うわぁ、高ぇ!
周りは断崖絶壁に囲まれています
なんかないかなぁ…
うおおぉっ!!
はっけ~ん!
早速大物です☆
これはおそらくネズミイルカ科の鯨類の頭骨ですねぇ!
「それはイルカなの?クジラなの?」と言われそうですが、生物学的にはどちらも一緒なんですよ
二つを分ける明確な基準はないのですが、大きさが4㍍を境に『クジラ』となります
もちろんこれに当てはまらないクジラもいますので、あくまで目安です
そして鯨類は【ヒゲクジラ亜目】【ハクジラ亜目】に分けられるのですが、この頭骨はハクジラ亜目のネズミイルカ科のもの
日本沿岸に生息するネズミイルカ科は【ネズミイルカ】【イシイルカ】【スナメリ】の三種
ワンパクがわかるのはここまでくらいですかね
生息域からすると【イシイルカ】のものかなぁと思いますが、ワンパクはクジラについてはあまり詳しくないので『たぶん』です
色々調べたりして知識を深めたいので、これは早速ワンパクコレクションに追加しましょ…
ぐわっ!クサっ!!
クサすぎ!!
まだ新しい死骸なので肉が残ってますねぇ
これ持って帰って玄関に置いたら妻に怒られるだろうなぁ…
アウトドア収集品【野外採集】 - East End Wilder
鹿の頭骨や角と一緒に紛れ込ませればバレないかなぁ…
いや、やめておきましょう
骨を土に埋めて、肉などを分解させたあとに採取する方法もありますが、なんかクサすぎてその気も失せてきました
このニオイ…
なんだかワンパクの寝起きの口のニオイがします…
…
帰って歯を磨きたくなったので帰ることにしましょうか
ブロガーバトン
姉さん事件です…
先日の記事の冒頭で○玉のお話をさせていただきましたが後日、『IDコール…』『言及…』という通知が!!
『やべぇ!!下ネタが通報されちゃった!!ごめんなさぁい!』『女性も見ているんだからやっぱり下ネタはダメだったか!?』
なんて猛省していたのです
きっと運営のMPみたいな人に通報されて、さらに『バトン』てことは、リレー方式で『この人、変態ですっ!!』的にブロガー全員に吊るし上げられちゃうYO!!
Noooooh!!
『玉』じゃなく、『棒』の話にすりゃよかったー!!
あれ?
よく見るとなんだか様子が違います
マツ&マド (id:toypoo_camper) さんだ…
彼女のアウトドアブログは二頭のワンコとの犬連れ旅&キャンプ☆
とにかくとてもオシャレで、しかも作るキャンプ飯はいつもめちゃくちゃ旨そうだし、しかも撮る写真がとてもキレイなので必見です
ボクがお手本としたいと勝手に思っているブロガーさんです
これはボクの作った料理…
もうこれは宇宙空間からやってきた謎の物体【ダークマター】
皿に乗ってるからかろうじて食べ物かも…と思わせる一品です
焼きバナナを作ったときなんか…
もうこれはアルミホイルの上にしたウ○コ
ボクの料理と写真のセンスを比較すらしてはいけないですね
まぁそれはいいとして、ボクとは真逆の存在であるこの素晴らしいブロガーさんからゲスの国からやって来たボクに『バトン』?
んーと…
バトンってなんだ??
【ジェンソン・バトン】なら知ってるよ?
ワンパクのITオンチを舐めないで~!
ワンパクはブログを始めてから1年くらい経つのにはてなブログの機能もよく理解していないチンパンジー頭脳の持ち主ですよぅ?
自己紹介
マツ&マドさんの記事に貼り付けてあるテンプレートをどうやったら自分のデータにできるのか?
…
10日かかりました(笑)
ワンパクもやればできる子『YDK』
一番古い記事
このブログを始めたきっかけとなった会社の同僚(おしゃれキャンパー)との知床でのキャンプ
いまはそれぞれ違う部署となってしまいましたが、とても気持ちのいい連中で、また機会があったら是非一緒に行きたいと思ってます
お気に入りの記事
正直、力の入っていない記事でしたが、すごい反響があったのでビックリしました
自分にとっては当たり前のことも、ほかの人にしてみるとそれが新鮮だったり…
記事についてとても考えさせられた一件でした
ビリっけつのバトン
ワンパクがバトンを受け取ってから10日以上が経ちました
もしかしたら、もうこのバトンムーブメントは収束しているのかも…
このバトンは運動会のリレーでダントツビリのチームが同情の目で見られている『あの状況』かもしれません!
『ワンパクてめぇそんなバトンこっちによこすな!』『外れバトン!』と聞こえてきそうです☆
でも、渡しちゃいます(笑)
もうバトンを受け取ってたり、参加したくない方はスルーでかまいませんので☆
ac104 (id:ac104)さん
ちっこいバイクにのって縦横無尽に広い北海道の地をキャンプしているタフガイ 生活の中でゾロ目が出たらキャンプ出撃という自分ルール(?)がウケます☆いまかなりお仕事で忙しいかと思いますが…
まぎもると (id:magimoruto) さん
『女子キャン』ならぬ『bbaキャン』を確立した(?)ブロガーさんで、ついついポチッとしたくなるランニングバナーは必見です ac104さんの生き別れの姉という謎の関係(笑)
みそお(id:misojicamp)さん
アウトドア情報アプリ『ソトシル』の公式メディアとして参加しているブロガーさん 雑誌の表紙のような素敵な画像が満載 記事もすごく面白いので、ついつい過去の記事まで読破しちゃいます
すとーむ (id:stormfish)さん
生き物と自然が大好きブロガーさん ひとつひとつの記事の情報量が充実していて見応え抜群です ボクも生き物が好きなので、いつもワクワクしながら記事を見ています
ワンパクと同じ道東(北海道東部)の本格的ブッシュクラフターさん いつか一緒にデュオキャンプしてみたい方です 最近はお仕事で忙しいかと思いますが、お手空きのときにでもリレーにご参加ください
ハシモ (id:hashimo123) さん
関西の美味しいお店や料理の紹介もするキャンパーさんのブログ 夜中にこのブログを見るとヤバイです(笑)ホントに胃袋をギュゥ!ってされます☆
ここに名前を挙げさせていただいた皆様にはご迷惑をかけちゃってるかもしれませんが、どうぞお許しくださいm(_ _)m
もしよければ、こちらのテンプレートをご利用くださ~い
十勝石(黒曜石)【鉱物】
みなさんは『石』って好きですか?
いやっ!雑誌の裏にあるような『女にモテモテ!』『宝くじが当たって人生が変わった☆』的な神秘的なパワーのある石を売りつけようとしているわけじゃないですよ(笑)
自分のブログを見たときに【鉱物】の分野がないなぁとふと思って…
どうも、サバイバル愛好家のワンパクですぅ
【鉱物採取】や【化石採取】も好きで、これもワンパクにとっての『狩り』の対象となる『獲物』なんですよ~
でも、今回は獲物としての『石』ではなく『サバイバルやブッシュクラフトをするうえで、ナイフのような刃物が無くてもなんとかなるよ~【石を使って代用しちゃうぜ編】』です!
それじゃ、早速いってみよー☆
黒曜石(十勝石)
北海道において十勝地方が有名な産地であることから【黒曜石(こくようせき):オブシディアン】のことを『十勝石(とかちいし)』と呼ぶことが多く、古代から鏃(やじり)などに利用されてきたガラス質の石です
黒曜石は北海道のほかに長野県、静岡県、島根県、大分県、長崎県など15ヶ所ほどで産出されます
今回は『玲瓏』『花十勝』『紅十勝』『置戸銀』といった照宝石として価値をもつ黒曜石ではなく、河原などに落ちている普通の黒曜石が主役です
そもそも黒曜石は、火成岩の溶岩が急に冷え、結晶化せずに凝固した非結晶のガラス質の鉱物です
硬度
硬度の一般的な指標であるモース硬度は黒曜石が5~5.5(面倒臭いので、ビッカース硬度やヌープ硬度、新モース硬度についてはここでは触れません)
ちなみに『宝石』の定義の三大条件は【美しさ】【硬度(耐久性)】【稀少性】で、そのうち硬度は7以上とされ、7は翡翠や石英(水晶・メノウ・ジャスパー)がそれにあたります
人間の爪は硬度2.5程度
石膏は硬度2
かつては黒板用チョークの原料となっていた【滑石(かっせき)】は硬度の基準となる鉱物で、硬度1
さらにいうと【キン肉マン】の『肉のカーテン』は超人硬度4.5(鉄)
【悪魔将軍】は超人硬度10のダイヤモンド~0まで操れます
…
一体なんの話ですか?
刃物の代用
この石さえあれば魚などの獲物を捌いたり、皮を剥いだり、だいたいのことはなんでも出来ちゃうYO!
しかも研ぐ必要なし!!てか研げない!
切れ味が悪くなったら、縁を叩いて割るとまた鋭い面が出てきます
石器のようにキレイに石の縁をチップ(欠け)させる必要はありません
画像のド真ん中にあるのが十勝石です
目が馴れないうちは見つけるのが難しく感じますが、経験値を積むとどんどん目が肥えてきますよ
これを叩きつけて割るだけ!
鋭く剥げ落ちて割れます
もうこれさえあれば、なんだってできますね☆
最近ワンパクは、刃物も携帯しない制限(てことは何も装備なし)を設けたサバイバルの方が楽しくなってきました
でも、手斧のスキル向上も目指したいので出掛けるときはいつもどうしようか葛藤しています
ちなみに太い木を切り倒すような場合は、黒曜石ではなく、こんな石を使って斧を作ると力がよく伝わる非常に良いものが出来ます
もちろん切り倒す場合は必要最小限とし、フクロウなどの鳥類や小型の哺乳類が巣として利用していない立ち枯れの木に限りますよ~
ナイフも何もないサバイバル環境下において、黒曜石をはじめとする『石』はあなたの相棒となってくれる存在になること間違いなしだと思いまーす☆
ナチュラルシェルター 森林編【野営】
みなさぁ~ん!
男はみんな太ももの内側にひっつく季節になりましたね☆
【雪見だいふく】くらい伸びますよね?
男にとってポジショニングは非常に重要です
オーソドックスな【ライトポケット】【レフトポケット】はもちろん、【ゴルゴタ】【昇り龍】などのポジショニングも習得は必須です
ちなみに誰にもバレないように手を使わずポジションを変えるため、色々な技を競い合う世界選手権というものもあるそうで…
どうも、【ライトポケット】サバイバル愛好家のワンパクですぅ
今回は○玉もひっつく雨の中でのシェルター作りです
それじゃあ、早速いってみよー☆
How do you like wildness?
最近の記事ではタープシェルターをご紹介してきましたが、やはりワンパクは【ナチュラルシェルター】が好きです
タープテント(ステルス張り)【野営】 - East End Wilder
タープシェルター 草地編【野営】 - East End Wilder
この日は豪雨
もちろん乾いた薪などはありませんし、道具は
これのみ!
実はワンパクは妻と些細なことからケンカして家出してきたんだYO☆
『今日は帰らん!』と言って家を出たのですが、普通こんなとき女性は『女のところに行ったのかな』『どこに泊まるのか』とか考えるのかなと思いますが、ワンパクの妻は『あいつ絶対山に行ったな』と思ったそうです
ご名答☆
クールダウンして物事を考えるには自然の中が一番です
原生林にやってきたYO!!
道具はバッグに入れたままになっていたこのノコギリと手斧のみ
まぁ、これだけあれば充分です
いままでワンパクは、ジャングルマチェーテなどの山ナタ1本のみでサバイバル環境下での生活を楽しんでいましたが、最近は自分の中で、ある一定程度『ナタ使い』として成熟した感があったので、最近は手斧のスキル向上に勤しんでいます
それにしても、まったく手付かずの自然って本当に気持ちがいいです
半径20㎞圏内はおそらく人間は誰一人もいません
雨がこれだけ降っているにも関わらず、テンションは上がりっぱなし
ナチュラルシェルター設営
おっ☆
いいのがあるじゃん!
この倒木を利用してナチュラルシェルターを作ることにしましょう
ちなみにブッシュクラフト関連の雑誌やYouTubeで紹介されているような『キレイなシェルター』は必要ないんですよ~
むしろ『こういうふうにしなきゃならない』なんて考えは足を引っ張るだけですね
『即応力』だけがその場を生き抜ける力となります
自分がシェルターを設営する目的が必ずあるはず
『設営自体が目的』というのであれば別ですが、ワンパクの目的は『狩り』(広義の意味での)なのでシェルター設営はそのための手段でしかありません
シェルター設営に時間はかけていられません
また獲物を追う必要があるので同じ場所には滞在しません
『流れながらそこに在る』というのがワンパク流
シェルターは体温確保の目的がなされればどんなものでもオッケーなんです!
余計な枝を落としていきます
ずいぶんスッキリしましたね
2本ほど残っていますが、柱のように倒木の荷重がかかっているので、これを落とすとバランスが崩れる可能性があるので残しました
落とした枝などを使って、シェルターの骨組みを作ります
もちろんパラコードなどはありませんので、ツルなどを使って固定しましょう
ほら、ツルやツタならたくさんありますんで…
木にたくさん巻き付いてますね
さぁ、この骨組みに何か被せていきますよぉ
フキ?
シダ?
うんっ!シダがいいですね☆
一枚一枚骨組みに立て掛けていきます
内部はこんな感じ
引きで見るとこんな感じ
自然に馴染んでますねぇ☆
これがいいんです!タープなどを使うと、どうしても人工的な感じがしてしまうのでワンパクは極力タープなどを使いません
あまりにも雨が酷いので、いったん休憩です
火を熾せる状況にないので、雨にあたりすぎると体温の低下を招くため注意します
食糧調達【野食】
あ~ぁ、妻とのケンカなんてすっかり忘れていました
雨が少し上がったので、行動再開です
このキャップももうボロボロだなぁ
さすがに買い換えなきゃなぁ…
さて、それはさておき火を熾すことは到底無理なので、生食出来る食材を調達しに行きましょう☆
気温は6月下旬であるにも関わらず11℃(例年並)
この寒さを凌ぐためには体力が必要です
栄養補給が不可欠
ありました!
【ヤマブドウ】!!
ヤマブドウの実は秋になりますが、初夏にはツルと葉も食べることが出来、特にツルは生食オッケーで、実よりもブドウの味が強いんです
若葉とツルをいただきました☆
エキノコックス症の危険が伴う北海道で、唯一、安心して生食できる食材ではないでしょうか
沢に降りて【モクズガニ】を採りましたが…
んーっ!
火は熾せないし…
でも腹減って仕方ないんです…
食べちゃお☆
危険ですので、絶対マネしないでください
【マタタビ】ですね
雨粒のせいでピントが合っていませんが、マタタビの実は小さすぎて食べることが出来なさそうです
まったく腹は満たされていませんが、もうすぐ日が落ちるのでシェルターに帰ります
森の夜
霧が立ち込め、すっかり日が落ちてしまいました
視界が利かなくなると、他の感覚がより研ぎ澄まされ、色々な動物の息づく音が間近に聞こえてきます
よく『恐くないの?』と聞かれますが、メッチャ怖いですよ!?
葉擦れの音
風の音
遠くから聞こえてくるなにかの鳴き声
すべてを皮膚で感じるような感覚といえばいいのでしょうか
特に今回のように火を熾せない状況というのは恐怖しかありません
獣に『エサ』や『敵』と判断され、戦闘態勢になってからでは獣に対して火があってもなんの抑止力にもならないんですが、そうでなければ平時は火を熾し、獣の警戒心を高めることでシェルターに近づかなくすることはある程度できます
それができない現状は、本能的に恐怖を覚え…
ぐーっ
zzz
…
おはようございます☆
いやぁ、よく寝ました
体中マダニだらけ
まぁ、原生林でのサバイバル環境では当然のリスクです
でもワンパクって、小学生のときに一度だけ噛まれたことがあるだけなんです
これだけ野遊びしてるのに噛まれないってなぜでしょう?
ワンパクの体臭が相当キツいんスかねぇ?
ナチュラルシェルター 冬の森前編【野営】 - East End Wilder
ナチュラルシェルター 冬の森中編【野営】 - East End Wilder
ナチュラルシェルター 冬の森後編【野営】 - East End Wilder
さて、妻とのケンカの原因がなんだったか忘れたので帰るとしますか☆
クマザサ【野草】
いつの頃からか、ボクが山菜採りの仲間からこう呼ばれたことから始まりました…
『山の神』
まるで箱根駅伝5区の走者みたいじゃないかYO!
最近では山菜採りの初心者や自然探索が好きな人が、ボクを案内人として誘ってくるようになり、その『山の神』という名がどんどん定着しました
あのね、もっとスゴイ奴なんてきっといくらでもいるし、『山の神』ってもうそれ人間じゃないし、ボクはただの事務職です
それなのに『こんなクレイジーな奴がいるよ』などの噂から医者、会社の上級管理職などなどボクとは不釣り合いの方達と一緒に森に同行することも増えてきた
誰だそんな噂流してる奴はっ!!
しかも山菜の案内だけでなく、釣り、昆虫採集、遺跡、鉱物などなど、依頼は雑食甚だしく多岐にわたっています
ボクはネイチャーガイドではないんですよー
どうも、情報流出が甚だしいサバイバル愛好家の『山の神』ワンパクですぅ
いつまで経っても頭の良い人とエライ人は苦手です
それじゃあ、早速いってみよー☆
隈笹と熊笹
『クマザサ茶』という言葉を聞いたことがありますか?
これは『隈笹』を煎じて飲むお茶のことで、この植物自体は一般的には食用にされません
葉の縁が隈取りをしたように白い部分があるのでこの名が付いています
一方、『熊笹』は正式名称を【チシマザサ(千島笹)】といいます
よく熊がいる場所に生えている(そんな事実はない)ことから、この別名が付いたらしいです
よくおでんや煮物に入っている『ネマガリタケ(根曲がり筍)』という小さなタケノコはこのチシマザサなんです
つまりアレは細いタケノコじゃなく、太い笹!
クマザサを食べてみた
【クマザサ】イネ科
成長し冬になると葉の縁が枯れて白色になります
葉には抗菌、防腐、解毒などの作用があり、だんごやちまき、寿司などを包むのに用いられてきました
お茶には、縁が白くなる前の若い葉を利用します
葉を乾燥させて熱湯を注ぐだけ
お茶にすると口臭、高血圧の予防に効果があるそうです
ちなみにワンパクの口臭は消えませんでした…(どんだけ臭ぇのよ!)
しかし前述したように、葉の利用はあってもチシマザサと違い、クマザサは一般的には食用とされていません
なぜでしょう?
調べてはみたんですが、クマザサのタケノコ(?)を食べることができるのか情報がありません
誰も試してないの??
てことで、これは…
ワンパクが食べてみるしかないっしょ!!
『山の神』はチャレンジ精神旺盛です
み~つけた☆
あったYO!!クマザサのタケノコが!
ちっちぇ~
お茶にするくらいだし、毒はないっしょ!
ペキペキ折って採っCHAO☆
初実食なので【野食】ではなく、家に持ち帰り調理します
皮を剥くと…それなりにタケノコっぽい!
先端はかなり硬いので、皮を剥く際に一緒に捨ててしまいます
とりあえずアクを抜くために下茹でしてみます
情報もなく正解かどうかなんて分からないですが、こういうのはなんか楽しいです
ガスコンロが汚いですが、気にしないでください
あえて生活感を出すための演出です(笑)
親近感♪親近感♪
この時点で試食するべきなんでしょうが、楽しみは後にとっておきましょう
味がマズければ、記事的にはオイシイので…(『山の神』は激マズであることを期待しています)
さて、天ぷらにしてみました
一緒に採った【タラの芽】【コゴミ】【ハンゴンソウ】も揚げちゃいました
ワクワク…
DIG IN☆
うんめぇ~~~!!
まじか!?
これはアリですよ!
アクによるエグ味もないですし、香りも良いですね
やっぱ野草の可能性は無限大ですね☆
トーチカ【廃墟探訪】
いつものように海岸線を【ビーチコーミング】
漂流物には色々あって、漁網、浮き、流木、貝殻、海外のゴミ、海獣の死骸なんかも流れ着きます
加工用にクジラのヒゲ欲しいんだよな~
な~んかワクワクするもの落ちてないかなぁ…
これ以上、我が家の玄関に蓄積しているアウトドア戦利品(コレクション)を増やしちゃうとまた妻に怒られるかなぁ…
あー!
見つけちゃいました☆
こんなところにステキな遊び場!
どうも、サバイバル愛好家のワンパクですぅ
早速ビーチコーミングやめて楽しそうな方に行っちゃうよー!
それじゃあ、早速いってみよー☆
アウトドア収集品【野外採集】 - East End Wilder
トーチカ
みなさんは【トーチカ】(ロシア語)をご存知でしょうか?
トーチカとは兵士が立てこもり、中から機関銃や小口径の砲を発射して、敵の上陸を阻止する目的で設置されたコンクリートなどで出来た建築物です
太平洋戦争中に、連合国側の上陸を防ぐために設置されたものがワンパクの住む地域の沿岸にいまも点在しています
太平洋戦争中に連合国側の主戦力が『海』から『空』へ移行したため、実際には防衛力として機能しなかったであろう産物であるため(ワンパクが知らないだけかもしれませんが)、なんだか物悲しさが漂う遺構です
戦争中に建設されたものなので、『ちょっと怖い』『オバケが…』という人もいるかもしれませんね
でも、アウトドア的に考えると最高のシェルターだと思いませんか?
…
賛同なしってことでオッケーです☆
トーチカ内部
まず周りから見CHAO☆
分厚いコンクリートでできていますね
海側に向かって射撃部が開いています
反対側は長年の潮風でコンクリートが劣化していますが、完全に塞がれています
ちょっと中を覗いちゃうYO!
もしオバケがいたら笑ってごまかせばなんとかなるっしょ!
むしろ誰かが住んでたら、その方が怖いわ!
入り口狭っ!
おじゃましまーすっ☆
ワンパクここに推参!!
wao!
コンクリートが劣化して溶けています
こういう鍾乳石的なものを見るとエロスを感じるのはワンパクだけでしょうか?
おーっ!
中は意外に明るいです
コンクリートの隙間から日差しが入るためですね
室内の高さは2㍍ほどで、コンクリートの厚さがあるせいで構造物の大きさに比べて狭~い
6畳くらいかなぁ
ヒンヤリしてますが風がこないので野営にはピッタリです☆
もう一つのトーチカにも入ってみますか
オラ、わくわくすっぞー!!
こっちは少し小さいサイズです
こちらも海に向かって射撃部が開いています
反対側には小さい謎の穴
ちょいとじゃまするぜぇ☆
意外にも入り口からダンジョンのように入り組んだ造りになってました
おーっ!
当時の木製のベッドなどがあって少し生活感がありますね
四畳半くらいかな
天井には採光か排煙目的で造られたであろう穴があります
スポットライト的に照らされた地面にはこの穴から落ちてきた残骸などが落ちています
あ~、ここで野営したい!!
そもそも野営か?
ここで焚き火したら怒られるんだろうなぁ…
だいたいこういうところは、自治体の教育委員会とかが管理している場合が多いですもんねぇ
『もしもしワンパクですけど、トーチカで野営してもいいですか☆』って許可依頼の電話したら一蹴されるだろうなぁ(笑)
仕方ない!
ハマボウフウでも採って帰るかぁ☆
コゴミ(クサソテツ)【野食】
頭の良い人は決まってこう言います
『ジャンケンは頭脳の勝負だよ』
ボクはいまだにその言葉の意味がわかりません
えっ?『運』なんじゃないの?
勝率は3割なんじゃないの?
どうも!いままでの人生でジャンケン勝率が9:1で負け越しているワンパクですぅ
『ジャンケンは頭脳の勝負だよ』ってことは…
あれ?
悪口を言われてるのかしら…
ワンパクにはジャンケンをするにあたって色々なスタイルがあります
テンポと戦闘力を兼ね備えた『カンフー』スタイル
宇宙と一つになり【理】を相手に知らしめる『無我』スタイル
戦闘力ゼロの善人を装い相手の良心につけこむ『老人』スタイルなどなど
しかしどれも効果はイマイチ
ていうか効果がない
しかし運気を変えようと、今日も必死にスタイルを変え『散歩のあとにイヌの体を拭く当番ジャンケン』という妻との壮絶な闘いに身を投じています
ちなみに『チョキ』を
で出す人は、ジャンケンが強い!
それじゃあ、早速いってみよー☆
クサソテツ
【クサソテツ】(通称:コゴミ)
人気の山菜だけど生えている数も多く、広く分布するので他の山菜に比べて競合することがない山菜です
見てのとおりシダ植物なので、他のシダと見分けがつかないという方もいるかと思います
特徴としては、茎の断面が三日月型をしています
手でペキッ☆と折って採取することができますよ
アクが少なく調理も簡単で、下処理は少しだけ湯がくだけ
湯がくと色が鮮やかになりますね
あとは天ぷら、煮物、パスタなどなんでもオッケーです
アクが強いシダ植物にあって、コゴミ(屈み)はアクが弱いので『その場で採取したものをその場で食べる』という【野食】としては唯一適した食材だと思います
よく聞くシダ植物山菜を比較してみると、
コゴミ(弱):茹でるだけでアクが抜ける
ワラビ(強):重曹や灰汁を使って一晩アクを抜く
ゼンマイ(強烈):茹でてから天日に数日間干して揉み込み、完全に乾いたら水で戻しアクを抜く
やはり、ゼンマイは【野食】には不向きですねぇ
ヤマドリゼンマイ
【ヤマドリゼンマイ】は東北地方では食べる風習があったそうですが、最近はその風習がなくなってきているそうです
【ゼンマイ】よりも茶色い綿毛に包まれていますよ
ゼンマイは野焼きをした後などに出てくることが多いですが、このヤマドリゼンマイは湿った場所を好むため、湿地や沢などの近くに生えていることが多いです
下処理としては、普通のゼンマイと同じようにまずこの綿毛を取ります
この綿毛は水に濡らしながら処理すると取りやすいですよ
ちなみにこの綿毛は火口に使えそうですが、少し粘り気があるため意外にも使えません
あとは茹でてアクを抜いて、天日で干して揉み込んでまた干すを数日間繰り返し、完全に乾いたら水で戻してアクを抜くという大変面倒な行程なので、食べる風習が失われるのも少しわかります
そして手間がかかるわりに、そんなに美味しくはない(ワンパクの好みの問題ですが)んです
昔は冬に食べ物がないために、保存食として干したゼンマイなどの山菜を利用していたのでしょう
現代の日本は冬でも一年中美味しいものに溢れています
でも少しだけ、山菜や野草など【野食】を通して食べ物のありがたみを感じてみるのはいかがでしょうか?